昭和最後の大横綱「千代の富士」
北海道松前郡福島町出身。本名は秋元 貢(あきもと みつぐ)。血液型はA型。
軽量の上、肩の脱臼など度重なる故障に苦しんだが、徐々に頭角を現し、1981年初場所で初優勝し大関に昇進。
同年2回目の優勝と同時に第58代横綱となる。
1988年九州場所では戦後最高の53連勝を記録。
1989年同年秋場所通算968勝の最多記録を達成し、国民栄誉賞を受賞。
1991年夏場所の初日、若手・貴花田に破れ、同場所3日目に体力の限界を理由に引退。
脅威の身体能力と筋肉
「千代の富士」の筋肉
正面からの筋肉が目立つ千代の富士だが、背後の筋肉も凄かった。
背中、お尻、太腿、ふくらはぎ。いずれの筋肉も発達しており、腕力に頼らない取り組みが可能だった。
人気・実力共に最高の横綱
異名の「ウルフ」については、ちゃんこ番として魚を捌いているところを見た九重が「狼みたいだな」と言ったことから付けられた。当初は狼と呼ばれていたものがいつしか変化した。
細身で筋肉質な体型と精悍な顔立ち、そして豪快でスピーディな取り口などの特徴から「ウルフ」の異名がピッタリで広く認知されることとなった。
ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場する超人「ウルフマン」は千代の富士がモデルである。
【キン肉マン】ウルフマンが体力の限界で引退!噛ませ犬と呼ばれた彼の戦績を振り返る - Middle Edge(ミドルエッジ)
史上最も美しい土俵入り
千代の富士の横綱土俵入り - YouTube
千代の富士の名勝負を動画で確認
北の湖vs千代の富士 (昭和56年一月場所・優勝決定戦) - YouTube
昭和60年夏場所初日 千代の富士 対 小錦 - YouTube
小錦は現役時代を振り返り「とにかく千代の富士は強かった」とコメントしている。
通算成績は千代の富士の22勝6敗。
体重71kg