忘れられない伝説のキャラクター「アダモちゃん」
アダモちゃんことアダモステ
お笑い芸人の島崎俊郎がフジテレビの『オレたちひょうきん族』の中で扮したキャラクター。初登場は1985年2月2日。ひょうきん族の終了後もバラエティ番組でたまに島崎が扮している。
島崎俊郎(しまざき としろう)
1955年3月18日、京都府生まれ。クレイジーキャッツの付き人を務めた後、79年コントトリオ「ヒップアップ」結成。80年「笑ってる場合ですよ」の「お笑い君こそスターだ」で勝ち抜き人気上昇。「オレたちひょうきん族」「天才たけしの元気がでるテレビ」で活躍。現在はテレビリポーターのほか、舞台や映画でも活躍中。また、自らのバンド「新橋烏森口バンド」を結成し、アコースティックな構成で作詞作曲活動も行っている。芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」のメンバーでもある。
「アダモステ」名前の由来と意味
アダモステの原型はタケちゃんマンのコーナーで島崎が演じた、タヒチアンショー・ビンボーダンス(リンボーダンスのパロディ)で原住民に扮した日本人のマネー島崎。その演技中、島崎はアドリブで「ア~ダ~モ~ス~テ~!!……ペイ!!」と叫んだ。
日本語で「あんたなんか知らないよ。ふん!」という意味らしく、そのフレーズがそのまま「アダモステ」というキャラクター名になってしまった。
なお、「ペイ!!」は、島崎の父親の口癖とのこと。
その後、アダモステは「アダモちゃん」と呼ばれるようになり、「タケちゃんマン」の1シーンで、毎週ストーリーラインとはあまり関係のない役割で様々な職業などに扮して出演し(博打の予想屋に扮して登場、仕事を終えて家の中に入ろうとすると追い出されてしまうなど)、人気キャラクターとなる。
他の出演者から「アダモちゃ~ん!」と呼びかけられると、アダモちゃんは「ハ~イ!!!」と大きな声で返事をした。
動画で振り返る「ひょうきん族」時代のアダモちゃん
アダモチャン - YouTube
via www.youtube.com
ひょうきん族以降も愛され続けるアダモちゃん
島崎俊郎本人はアダモちゃんは、あくまで『ひょうきん族』ありき、番組が終われば同時にアダモちゃんも終わるのが筋だと考えていた。
だが、その後も引き合いがあり、『ひょうきん族』二代目プロデューサー三宅恵介に相談したところ、「気にするな、どんどんやってよ」と言われて、アダモちゃんを演じ続けることにしたと語っている。
だが、その後も引き合いがあり、『ひょうきん族』二代目プロデューサー三宅恵介に相談したところ、「気にするな、どんどんやってよ」と言われて、アダモちゃんを演じ続けることにしたと語っている。
アダモちゃん - YouTube
via www.youtube.com
アダモちゃんA - YouTube
via www.youtube.com
2009年には「アダモちゃんのテーマ」とDVDを発売
島崎俊郎扮するアダモちゃんが25周年を迎えた2009年にアダモちゃんファミリーの曲としてリリースした「アダモちゃんのテーマ」。
この曲で年末の歌番組『NHK紅白歌合戦』出場を狙っていると公言。
キャラの設定で上半身裸であるが、「その格好で大丈夫か?」という報道陣からの質問に対し「この格好で出ますよ。紅白が許してくれるならば」と宣言していた。
残念ながら、紅白出場は叶わなかった…。
この曲で年末の歌番組『NHK紅白歌合戦』出場を狙っていると公言。
キャラの設定で上半身裸であるが、「その格好で大丈夫か?」という報道陣からの質問に対し「この格好で出ますよ。紅白が許してくれるならば」と宣言していた。
残念ながら、紅白出場は叶わなかった…。
アダモちゃんのテーマ レコーディング - YouTube
via www.youtube.com
豪華絢爛アダモちゃんのテーマ - YouTube
via www.youtube.com
DVD「私はアダモちゃんを見た!!」
このDVDには1万台もの監視カメラが捉えた秘蔵映像が収録されている。例えばコンビニで強盗と鉢合わせしたり、スーパーで万引き主婦を捕まえたり、家族が撮影したホームビデオに写りこんでいたり。最初は単に“アダモちゃんで何か作ろう”という企画だった。そこに“お笑い界の奇才”マッコイ斎藤監督が「謎の生態を監視カメラで追おう」と提案し、内容が決定した。
AKBとも絡むアダモちゃん
アダモステにAKB48峯岸みなみ『わかりずらっ!』 - YouTube
via www.youtube.com