ハ~イ!ペイ!!アダモちゃんこと『アダモステ』島崎俊郎の伝説のキャラクター、
2016年5月26日 更新

ハ~イ!ペイ!!アダモちゃんこと『アダモステ』島崎俊郎の伝説のキャラクター、

ひょうきん族から生まれた島崎俊郎が演じるアダモちゃん。その名前の由来や意味、数々の伝説などを懐かしの動画と一緒に紹介する。

53,487 view

忘れられない伝説のキャラクター「アダモちゃん」

アダモちゃんことアダモステ

アダモちゃんことアダモステ

お笑い芸人の島崎俊郎がフジテレビの『オレたちひょうきん族』の中で扮したキャラクター。初登場は1985年2月2日。ひょうきん族の終了後もバラエティ番組でたまに島崎が扮している。
島崎俊郎(しまざき としろう)

島崎俊郎(しまざき としろう)

1955年3月18日、京都府生まれ。クレイジーキャッツの付き人を務めた後、79年コントトリオ「ヒップアップ」結成。80年「笑ってる場合ですよ」の「お笑い君こそスターだ」で勝ち抜き人気上昇。「オレたちひょうきん族」「天才たけしの元気がでるテレビ」で活躍。現在はテレビリポーターのほか、舞台や映画でも活躍中。また、自らのバンド「新橋烏森口バンド」を結成し、アコースティックな構成で作詞作曲活動も行っている。芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」のメンバーでもある。

「アダモステ」名前の由来と意味

アダモステの原型はタケちゃんマンのコーナーで島崎が演じた、タヒチアンショー・ビンボーダンス(リンボーダンスのパロディ)で原住民に扮した日本人のマネー島崎。その演技中、島崎はアドリブで「ア~ダ~モ~ス~テ~!!……ペイ!!」と叫んだ。

日本語で「あんたなんか知らないよ。ふん!」という意味らしく、そのフレーズがそのまま「アダモステ」というキャラクター名になってしまった。
なお、「ペイ!!」は、島崎の父親の口癖とのこと。

その後、アダモステは「アダモちゃん」と呼ばれるようになり、「タケちゃんマン」の1シーンで、毎週ストーリーラインとはあまり関係のない役割で様々な職業などに扮して出演し(博打の予想屋に扮して登場、仕事を終えて家の中に入ろうとすると追い出されてしまうなど)、人気キャラクターとなる。
他の出演者から「アダモちゃ~ん!」と呼びかけられると、アダモちゃんは「ハ~イ!!!」と大きな声で返事をした。

動画で振り返る「ひょうきん族」時代のアダモちゃん

アダモチャン - YouTube

ひょうきん族時代はこんなに細かったアダモちゃん

ひょうきん族時代はこんなに細かったアダモちゃん

ひょうきん族以降も愛され続けるアダモちゃん

島崎俊郎本人はアダモちゃんは、あくまで『ひょうきん族』ありき、番組が終われば同時にアダモちゃんも終わるのが筋だと考えていた。
だが、その後も引き合いがあり、『ひょうきん族』二代目プロデューサー三宅恵介に相談したところ、「気にするな、どんどんやってよ」と言われて、アダモちゃんを演じ続けることにしたと語っている。

アダモちゃん - YouTube

アダモちゃんA - YouTube

2009年には「アダモちゃんのテーマ」とDVDを発売

島崎俊郎扮するアダモちゃんが25周年を迎えた2009年にアダモちゃんファミリーの曲としてリリースした「アダモちゃんのテーマ」。
この曲で年末の歌番組『NHK紅白歌合戦』出場を狙っていると公言。
キャラの設定で上半身裸であるが、「その格好で大丈夫か?」という報道陣からの質問に対し「この格好で出ますよ。紅白が許してくれるならば」と宣言していた。
残念ながら、紅白出場は叶わなかった…。

アダモちゃんのテーマ レコーディング - YouTube

豪華絢爛アダモちゃんのテーマ - YouTube

DVD「私はアダモちゃんを見た!!」

DVD「私はアダモちゃんを見た!!」

このDVDには1万台もの監視カメラが捉えた秘蔵映像が収録されている。例えばコンビニで強盗と鉢合わせしたり、スーパーで万引き主婦を捕まえたり、家族が撮影したホームビデオに写りこんでいたり。最初は単に“アダモちゃんで何か作ろう”という企画だった。そこに“お笑い界の奇才”マッコイ斎藤監督が「謎の生態を監視カメラで追おう」と提案し、内容が決定した。

AKBとも絡むアダモちゃん

アダモステにAKB48峯岸みなみ『わかりずらっ!』 - YouTube

アダモちゃんをやる島崎遥香

アダモちゃんをやる島崎遥香

塩対応で有名な島崎遥香に秋本康が「島崎に何かギャグを」と、同じ名字の島崎(アダモちゃん)に「ぱ・る・る・・・ペイ!」とやってごらんと言われてやることになった。
30 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • (^^♪ 2020/3/13 18:59

    社会の授業やテストで
    ”アルキメデス”を「アルキメンデス」だの”アダムスミス”を「アダモステ」と誤って
    先生から注意、そして爆笑された思い出あると思います

    すべてのコメントを見る (1)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【1954年生まれ】2024年で70歳だった・・・若くして亡くなった著名人を偲ぶ

【1954年生まれ】2024年で70歳だった・・・若くして亡くなった著名人を偲ぶ

2024年は、1954年生まれの人がちょうど70歳を迎える年です。1954年生まれの著名人の中には、お茶の間では誰もが知るおなじみの顔ながら、40代から60代で惜しまれつつ亡くなった人が多く見られます。今回は、20年以上前に亡くなった俳優から、最近亡くなった政治家まで、若くして亡くなった著名人6名を偲びます。
izaiza347 | 860 view
【ひょうきん族】意外と名曲ぞろい!? 懐かしい『オレたちひょうきん族』の主題歌・挿入歌

【ひょうきん族】意外と名曲ぞろい!? 懐かしい『オレたちひょうきん族』の主題歌・挿入歌

1980年代、土曜日の夜を盛り上げた人気お笑い番組といえば『オレたちひょうきん族』。今では考えられないほどの豪華な顔ぶれで、TBS系列の某番組と競い、高視聴率を誇りました。芸人と同じく豪華だったのが、主題歌・挿入歌を制作したミュージシャンたち。今回は、そんな彼らの楽曲をご紹介します。
izaiza347 | 4,205 view
ほぼ同じ時代に巻き起った「漫才ブーム」と「お笑い第二世代」とは

ほぼ同じ時代に巻き起った「漫才ブーム」と「お笑い第二世代」とは

1970年代終わりから始まった「お笑い」のブーム。新進の漫才師が漫才ブームを起こし、漫才師も含めたお笑いタレントたちがバラエティ番組を改新していったお笑い第二世代を調べてみました。
ひょうきん族世代感涙!片岡鶴太郎(67)が往年のモノマネ「マッチで~す」の最新バージョンを披露!!

ひょうきん族世代感涙!片岡鶴太郎(67)が往年のモノマネ「マッチで~す」の最新バージョンを披露!!

お笑いタレントで、画家などとしても活躍する片岡鶴太郎(67)がこのたび、自身のインスタグラムにて往年の持ちネタ「マッチで~す」の最新バージョンを披露し、ファンを中心に大きな話題となっています。
隣人速報 | 1,687 view
「お帰りなさい。小野田さん!」明石家さんまにつっこまれていたMr.オクレとは。

「お帰りなさい。小野田さん!」明石家さんまにつっこまれていたMr.オクレとは。

無気力、無表情でネガティブキャラですが、なぜか笑いの取れる唯一無二の芸人。オレたちひょうきん族では、「何人トリオ」の一員で注目をあびました。

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト