「BE∀T BOYS」って何者?
あれれ?見たことある人たちですね(笑)
そうです、“アルフィー”のファンの方ならご存知だと思いますが、THE ALFEEの別ユニットが“BE∀T BOYS”(ビートボーイズ)です。
そうです、“アルフィー”のファンの方ならご存知だと思いますが、THE ALFEEの別ユニットが“BE∀T BOYS”(ビートボーイズ)です。
覆面バンド「BEAT BOYS(ビートボーイズ)」誕生!
1981年、ディスコ調に乗せてビートルズの曲のサビ部分をメドレーで繋ぐ「ショッキング・ビートルズ〜スターズ・オン45」(Stars on 45)など、著名アーティストのメドレー物の世界的流行を受け、『吉田拓郎のオールナイトニッポン』の番組企画で、拓郎のメドレー曲をアルフィーが制作。
これが思わぬ反響を呼び、アルフィーの名を伏せ、覆面バンド・ビートボーイズ(BEAT BOYS、1988年以降はBE∀T BOYS)名で「スターズ☆オン23 吉田拓郎(後に『ショック!! TAKURO 23』と改名。CDはこの名前で発売された。現在は廃盤)」としてレコード発売。
Stars On 45 - Stars On 45 (The Original Version) - YouTube
via www.youtube.com
覆面バンド・BEAT BOYS(ビートボーイズ)による「スターズ☆オン23 吉田拓郎」(後に「ショック!! TAKURO23」と改名)
吉田拓郎のナンバー23曲のそれぞれ一部分をつなぎあわせて歌ったものだが、アルフィーの坂崎は吉田拓郎の大ファンであり、かなり気合の入った曲が完成した。
実際に演奏しているのはアルフィーで、冒頭とラストの「スターズ・オン23のテーマ」はアルフィー3人で歌っているが、そのほかの吉田拓郎メドレーの部分は坂崎幸之助が吉田拓郎のモノマネをしながら歌っている。
この時アルフィーの名を伏せたのは、当時まだアルフィーの知名度が低く、このようなパロディー曲で有名になってしまったら今後の音楽活動に影響が出てしまうのを避けたいという理由だった。(アルフィーが「メリーアン」でブレイクするのは、この2年後、1983年である。)
実際に演奏しているのはアルフィーで、冒頭とラストの「スターズ・オン23のテーマ」はアルフィー3人で歌っているが、そのほかの吉田拓郎メドレーの部分は坂崎幸之助が吉田拓郎のモノマネをしながら歌っている。
この時アルフィーの名を伏せたのは、当時まだアルフィーの知名度が低く、このようなパロディー曲で有名になってしまったら今後の音楽活動に影響が出てしまうのを避けたいという理由だった。(アルフィーが「メリーアン」でブレイクするのは、この2年後、1983年である。)
ショック!!TAKURO23 - YouTube
BEAT BOYSによる吉田拓郎のものまねメドレー♪
「スターズ☆オン23 吉田拓郎」(後に「ショック!! TAKURO23」と改名)
「スターズ☆オン23 吉田拓郎」(後に「ショック!! TAKURO23」と改名)
via www.youtube.com
ビートボーイズとは、ビートルズとビーチボーイズから由来する。
歌っているのは誰か? とクイズを出したが、殆どの葉書がアルフィーとの答えだった。この正解発表時に正体を伏せたまま(坂崎がじょんのれん、高見沢がポール・マッカーサー、桜井が祥寺張扇(じょうじ・はりせん)と名乗った)『吉田拓郎のオールナイトニッポン』に覆面を被り乱入した。
レコジャケの裏面には、下記のようにメンバープロフィールが記載されていた(笑)
じょんのれん<ギター、ヴォーカル>
年令:不詳 趣味:茶道 好きな色:赤 白
好きなアーチスト:吉田 拓郎.ジエームズ・ブラウン
ポール・マッカサー<ギター、ヴォーカル>
年令:1960年6月18日 趣味:花道
好きなアーチスト:吉田 拓郎.ジミー・ペイジ.ジェフ・ベック
祥寺張扇<ベース、ヴォーカル>
年令:不詳 趣味:日舞 好きな花:パンジー
好きなアーチスト:吉田 拓郎.オーティス・レディング.セロニアス・モンク
じょんのれん<ギター、ヴォーカル>
年令:不詳 趣味:茶道 好きな色:赤 白
好きなアーチスト:吉田 拓郎.ジエームズ・ブラウン
ポール・マッカサー<ギター、ヴォーカル>
年令:1960年6月18日 趣味:花道
好きなアーチスト:吉田 拓郎.ジミー・ペイジ.ジェフ・ベック
祥寺張扇<ベース、ヴォーカル>
年令:不詳 趣味:日舞 好きな花:パンジー
好きなアーチスト:吉田 拓郎.オーティス・レディング.セロニアス・モンク
レコードは一部で話題となり、本人たちの意に反してアルフィー本体の過去最高レコード売り上げ枚数を超えて売れた。
しかし、この後彼らは7年ほど姿を消してしまう。
ダンスグループ「BE∀T BOYS(ビートボーイズ)」として活動開始!
その後BE∀T BOYSは、1988年に趣向を変えダンスグループとして活動を開始した。この際も、アルフィーとは全く違うとして本名を用いず、サクライ(桜井賢)をリーダーとし、アルバム、シングルをそれぞれリリースし、アルフィーのコンサート活動を縮小してこちらのコンサートツアーや野外ライブ「GO! GO! NAGOYA-DAGANE!」(チケットは宝地図)も行われた。
1stアルバム「BEAT BOYS TOJO!!」(1988年10月21日発売)
1. HARD FUNKY NIGHT
2. DIAMOND DANDY
3. BAD MORNING
4. HEARTBREAK LONELY RAIN
5. YELLOW SUNSHINE
6. SHADE OF LADY
2. DIAMOND DANDY
3. BAD MORNING
4. HEARTBREAK LONELY RAIN
5. YELLOW SUNSHINE
6. SHADE OF LADY
via img.chu.jp
2ndアルバム「GO!GO! BE∀T BOYS!!」(1989年7月5日発売)
1. GREAT VACATION~GO!GO!BEAT BOYS!!
2. Let’s! Break Dance!!
3. Happy泥棒-Who’s That Girl?-
4. 渚の350ml・涙
5. 誰よりもLady Jane
6. 霧に消えたロゼレア
7. 迷宮のモンテカルロ
8. やさしい黄昏
9. 夏のTAWAGOTO
10. l’hiverの追憶
2. Let’s! Break Dance!!
3. Happy泥棒-Who’s That Girl?-
4. 渚の350ml・涙
5. 誰よりもLady Jane
6. 霧に消えたロゼレア
7. 迷宮のモンテカルロ
8. やさしい黄昏
9. 夏のTAWAGOTO
10. l’hiverの追憶
via img.chu.jp
CDシングルのリリースとしては、突発的に行われていたが、THE ALFEEの東芝EMI(現・EMIミュージック)移籍以降は発売されていない。
1988年以降のBE∀T BOYSの特徴として、作詞に松井五郎や麻生圭子、アレンジャー等に 武部聡志など外部の人材を登用する事により、サウンド面でもアルフィーと差別化を図っている点が挙げられる。
「GO!GO! BE∀T BOYS!!」に収録された「Let's! Break Dance!!」では小室哲哉がアレンジを担当。
当時、BE∀T BOYS(ALFEE)とTM NETWORKが共演したラジオ番組(「日立FAN!FUN!TODAY」)で高見沢が「小室君から戻ってきたら違う曲になっていた」と発言。これに対し小室が「でき上がった曲を聞いたら違う曲になっていました」と冗談半分に発言していた。
「BE∀T BOYS」と「アルフィー」はココが違う!
アルフィーに敵愾心を持っている設定をしており、楽器を持っての演奏はしなかった。現に『夜のヒットスタジオDELUXE』に出演した時は「僕たちはアルフィーは嫌いだ」と挑発的で他人行儀な台詞を吐き捨て正体を隠した。
60~70年代の洋楽のヒット曲の数々を本物そっくりにカバーし、曲のおいしい部分だけを繋ぎ合わせてディスコ・ビートに乗せてメドレーで聴かせる、というコロンブスのタマゴ的アイデアが世界中でバカウケ。ビートルズ・ナンバーを大々的にフィーチャーし、うるさ型のビートルズ・マニアをも唸らせた1981年リリースの第一弾シングル「Stars On 45」(邦題「ショッキング・ビートルズ45」)は全米No.1を獲得する特大ヒットとなり、その後も数々の続編が作られて大いに洋楽ファンを楽しませてくれました。