空前のガンプラブーム到来
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要因としては、テレビ再放送によるファン層の拡大、1980年10月に劇場版の製作が発表され、その公開が3月に迫っていたこと、モデラーがミリタリーモデル(実在の兵器のモデル)の発想で改造を施した作例が、模型雑誌『ホビージャパン』別冊の『How to build Gundam』に発表されたことなどから、小中学生を中心にブームが起こった。
これに300円という低価格帯と、如何に綺麗に塗装・仕上げられるかという競争心、「アニメは幼児のもの」というイメージの払拭も重なった。
1981年に創刊された講談社の『コミックボンボン』はガンプラを前面に押し出した誌面構成を行い、ガンプラとは無関係な小学館の『てれびくん』も、一時期ガンプラ特集を掲載していた時期があった。
市場の需要に対して供給が間に合わず、中小の小売店でガンプラの慢性的な品切れ状態が続いた。そんな中にあった1982年1月24日には、千葉県のダイエー新松戸店でガンプラを購入しようと開店と同時にエスカレーターに殺到した小中学生250人による将棋倒し事故が発生する。
十数名が負傷しその内4名が重傷を負った大事件として、翌日の新聞の社会面に大きく取り上げられることになる。また、ガンプラの人気を表すと共に、ガンダムを知らない人々にもその名を知らしめるきっかけとなった。
この事件に対し、「品薄感により購買意欲をあおる」ことの是非を問う論調が新聞各紙で見られた。確かに、ブーム以前はなかなか手に入らない生産数にして子供たちの購買欲を大きくすることも、戦略的に考えられていたという。
だが、実際には需要は既に工場が受発注できる遥か限界を超えていた。工場は人員も金型も24時間フル稼働の状態で、事故が起こる前月の12月には月産400万個を製造していたが、それでも需要には全く追い付かない状況だった。
ただ、金型については増産を行わず一つの金型で生産が行われていたことも事実であった。当時の金型は基本的には木型から作り、最後は職人による微調整・仕上げを行っており、厳密には同じ金型を作る事は出来なかった。この違いを嫌って金型の増設を行わなかったとされる。
他にも、金型の増設は縁起が悪い、などという話もあるとされる。結果として一つしかない旧キット1/144ガンダムの金型は、当初想定されていた約14倍、約700万個以上のプラモデルを製造したという。
一方で品薄による他の商品とガンプラの抱き合わせ販売、ガンプラを購入できた子供からの「ガンプラ狩り」、出荷前の工場に直接出向いて直談判、更には工場に忍び込む者まで現れたという。
ブームによる模型人口の増加も加わって、1981年のプラスチック模型全体の売り上げが前年比1.5倍の約550億円(小売価格)に膨らんだ。ただ、「アニメ主体なので、一旦人気がなくなると急に衰える」との見立てから、1982年1月の所謂「お年玉効果」後も売れ続けるとの見方は少数だとされた。
だが、それ以降もガンプラは新製品が発売され続け、登場した兵器のほぼ全てを商品化した後はアッグシリーズのような本編未登場モビルスーツのキット化を経て、「モビルスーツバリエーション (MSV)」へと繋がっていく。これらの一部は、後に製作された『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』に追登場した他、ガンダム以外のサンライズ作品(『戦闘メカ ザブングル』、『聖戦士ダンバイン』、『銀河漂流バイファム』、『重戦機エルガイム』)等のメカや兵器もキット化された。
ガンプラの品薄状態に便乗して、名前やパッケージを似せた商品(「ザ★アニメージ」、「モビルフォース ガンガル」等)やガンプラに対抗したシリーズ(「アニメスケールシリーズ」、「伝説巨神イデオンシリーズ」、「魔境伝説アクロバンチシリーズ」、「超時空要塞マクロスシリーズ」等)も出回った。