デヴィッド・ボウイ、ジャパン、デュランデュラン…と、80年代はロックもビジュアル化、“ニューウェーブ”旋風が吹き荒れます。
2015年9月16日 更新

デヴィッド・ボウイ、ジャパン、デュランデュラン…と、80年代はロックもビジュアル化、“ニューウェーブ”旋風が吹き荒れます。

70年代後半のパンク・ムーブメント以降、英国から沸き起こった新しい音楽の波。それが、まさに“ニュー・ウェイヴ”。ニュー・ウェイヴは音のスタイルとして見れば、テクノからスカ、ネオ・サイケ、ネオ・アコ、インダストリアル/ノイズ、ファンカラティーナなど多様ですが、ディスコテイックな曲調と独特なファッションが共通項といえるでしょう。

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デヴィッド・ボウイ

わたしがデヴィッド・ボウイを知ったのは、『レッツ・ダンス』(原題:Let's Dance)からです。このアルバムは、1983年4月14日にEMIよりリリースされたボウイ14枚目のアルバム。マドンナの大ヒットアルバム『ライクアバージン』のプロデュースで知られるナイル・ロジャースをプロデューサーに迎え、収録されている曲はいずれも洗練されていて、とてもダンサブルです。まずは、タイトルソングLet's Danceをご視聴ください。

レッツ・ダンス(1983)

David Bowie - Let's Dance (Official Video) - YouTube

社会的なメッセージも窺えるビデオクリップですが、当時36歳、37歳のボウイが大人の魅力を醸しだしています。いくつになってもカッコイイ~!!元祖ニューウェーブと言ってよいのではないでしょうか?
デヴィッド・ボウイ(David Bowie, 本名 David Robert Hayward-Jones, 1947年1月8日 - )は、イギリスのマルチ・ミュージシャンであり、俳優としても長いキャリアを持つ。2000年、雑誌『NME』がミュージシャンを対象に行ったアンケートでは、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に選ばれた。
イギリスでは、最も影響力のあるミュージシャンとして常に注目され続けるデヴィッド・ボウイ様、音楽においてもファッションにおいても独特の世界観で常に時代をリードして来ましたね。この中世的なコスチュームが似合うのはあなただけです。
Velvet Goldmine/『Rise & Fal...

Velvet Goldmine/『Rise & Fall Of Ziggy Stardust & Spiders From Mars』(1990)

まるで、フェニックスのよう、ご自身で公言された「バイセクシャル」を、まるで具現化したようなお姿!神々しすぎます。

ジギー・スターダスト(1972)

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1972年6月6日に、RCAレコードよりリリースされました。70年代のエポックメイキングともなったボウイの代表作。タイトルの名“ジギー”はイギー・ポップから、“スターダスト”は、テキサスのミュージシャン、レジェンダリー・スターダスト・カウボーイが由来ということ。異星からやってきた架空のスーパースター「ジギー」の成功からその没落までを描いたコンセプトアルバム。

ロキシーミュージック

1971年にデビューしたロキシーミュージック。80年代に入り、第1期に比べポップ色が強くなり、ニューウェーブの旗手としての一躍も担いました。ブライアン・フェリーのファッションにもご注目。第2期ロキシー・ミュージックの復活第3段アルバム『Avalon』から、シングルカットされた「More Than This」をご紹介します。

More Than This(1982)

Roxy Music - More Than This - YouTube

ブライアン・フェリーのささやくような甘い声が、いつまでも耳について、一度聞いたら忘れられなくなる一曲です。この曲が収録されているアルバム『Avalon』の退廃的なところが、いつ聴いてもたまりません。
ロキシー・ミュージック (Roxy Music)は1971年にデビューしたイギリスのロック・グループ。ブライアン・フェリーの個性的なヴォーカルを軸に、多彩な音楽をミックスしたユニークなサウンドを展開した。 バンド名の「ロキシー」は、1950年代のイギリスで事業展開していた映画館チェーン「ロキシー」に因む[1]。

Street Life (1973)

ロキシーミュージック(第6期)

ロキシーミュージック(第6期)

前から、ブライアン・フェリー(vocal/keyboard)、アンディ・マッケイ(sax/oboe)、フィル・マンザネラ(guitar)、エディ・ジョブソン( synthesizer/keyboard/violin)、ポール・トンプソン(drums)
このファッション、懐かしい。シャツの襟の出し方が、オシャレ!これぞ、ロキシーファッション!!

ロキシー・ファッションについて

1972年の夏にフジテレビの若者向け番組『リブ・ヤング!』においてロンドンで注目されているファッションが取り上げられ、「ロキシー・ファッション 出演者募集」という企画があった。ジョニー大倉がこの企画に応募し、同年10月8日にキャロルが出演した。当時のブライアン・フェリーの衣裳や髪型は、1950年代のロックンロール・ファッションをリメイクしたデザイン、という印象を与えるものであった[1]。

ニューウェーブルック

ニューウェーブトリオ
デヴィッド・シルヴィアン、坂本龍一、ジョン・テイラー
※3人の髪型にご注目
 デヴィッド・シルヴィアン(ジャパン)

デヴィッド・シルヴィアン(ジャパン)

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