デヴィッド・ボウイ、ジャパン、デュランデュラン…と、80年代はロックもビジュアル化、“ニューウェーブ”旋風が吹き荒れます。
2015年9月16日 更新

デヴィッド・ボウイ、ジャパン、デュランデュラン…と、80年代はロックもビジュアル化、“ニューウェーブ”旋風が吹き荒れます。

70年代後半のパンク・ムーブメント以降、英国から沸き起こった新しい音楽の波。それが、まさに“ニュー・ウェイヴ”。ニュー・ウェイヴは音のスタイルとして見れば、テクノからスカ、ネオ・サイケ、ネオ・アコ、インダストリアル/ノイズ、ファンカラティーナなど多様ですが、ディスコテイックな曲調と独特なファッションが共通項といえるでしょう。

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当時、シンセサイザーを駆使した音楽としては既にドイツのタンジェリン・ドリームやクラフトワーク、イギリスのEL&P、日本の冨田勲などが有名であった。そんな中で現れたYMOの音楽は、日本において当時の若い世代を中心に熱狂的に受け入れられた。そのため、YMO結成、そしてクラフトワークの「人間解体」発売、また同じくシンセサイザーを多用したディーヴォの「頽廃的美学論」の発売がなされた1978年を「テクノ元年」と呼ぶ者も存在する[要出典]。

デュラン・デュラン

1978年結成のイギリスのロックバンド。ルックスよし、ライブパフォーマンスよし、サウンドよしと3拍子そろったバンドは、そうはいません。デュラン・デュランは、80年代のファッションそのもの。MTVブームの火付け役として、プロモーションビデオを効果的に使ったことでも有名。そして、テイラーという名前のメンバーがとても多いんです。1980年代には、アルバムを発表するたびにヒットしました。特に、3枚目のアルバム『Seven and the Ragged Tiger』では、全英・全米共に第1位。そのアルバムから、「The Reflex」をご紹介致しましょう。とにかく、リーダーのニックが、ジョンが、サイモンが、他のメンバーも格好いいんです。まずは、ご視聴ください。

The Reflex(1983)

Duran Duran - The Reflex - YouTube

ライブパフォーマンスとCGを合成した、斬新な演出が話題に!ビデオクリップの中で、観客に水が飛ぶシーンは、どのように撮影したのか、未だにナゾです。
デュラン・デュラン(Duran Duran)は、イギリスのロックバンド。1978年、イングランド中部・バーミンガムにて結成された。1980年代前半のニューロマンティック(New Romantic)といわれるムーブメントやMTVブームの火付け役。バンド名はジェーン・フォンダが主演したSF映画『バーバレラ』(1968年)で登場する悪役「デュラン・デュラン (Durand-Durand) 博士」より。
デュラン・デュラン

デュラン・デュラン

左側から、ロジャー・テイラー(drums)、ニック・ローズ(keyboard バンドリーダー)、サイモン・ル・ボン(vocal)、アンディ・テイラー(guitar)、ジョン・テイラー(bass)
それではもう1曲、1985年にシングルカットされ、全英2位・全米1位を記録したヒット曲から、映画『007 美しき獲物たち』主題歌「A View To A Kill」をお楽しみください。

A View To A Kill(1985)

Duran Duran A View To a Kill Extended Video - YouTube

『007 美しき獲物たち』(原題:A View to a Kill)は、1985年公開のスパイアクション映画。イアン・フレミングの短編『バラと拳銃』(From a View to a Kill)が原作。007シリーズ第14作目に当たり、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品です。ビデオクリップは、映画のシーンを使い、メンバーもスパイとして活躍するビデオクリップとなっています。

ヒューマン・リーグ

わたしが、ディスコで夜を明かしていたとき、「Don't You Want Me(愛の残り火)」が、連日のように流れていましたよ。サビになると、フロアーで踊りながら、♪Don't You Want Me Baby♪って、みんなで叫んでました。日本でも、流行に敏感な人たちが、彼らのファッションを取り入れていましたね。では、全英、全米共に第1位を記録した、1981年の大ヒットシングル「Don't You Want Me」をご視聴ください。

愛の残り火~Don't You Want Me(1981)

The Human League - Don't You Want Me - YouTube

男女の恋愛のもつれを描いたドラマ仕立てのプロモーションビデオです。メイクが80年代っぽい!
ヒューマンリーグ

ヒューマンリーグ

前から、ジョアンヌ・キャトラル、スーザン・アン・サリー、フィリップ・オーキー
ヒューマン・リーグ(The Human League)はイギリスのバンド。1980年代に隆盛したエレクトリック・ポップ、テクノポップを代表するグループ。1977年にフィル・オーキーを中心に結成。ニュー・ウェイヴのブームの中、シンセサイザーとシーケンサーによるテクノポップのユニットとして活動する。幾度かのバンド名の変遷を経てヒューマン・リーグの名で1979年にデビュー。翌年にグループが分裂し、一方はヘヴン17を結成した。

「愛の残り火(Don't You Want Me)」が、1981年に全英チャート1位(Music Week)、翌年に全米チャート1位(Billboard Hot 100)を記録した。続いてリリースされた「Mirror Man」「(Keep Feeling) Fascination」は、共に全英チャート2位(Music Week)を記録している。ミュージックビデオによるプロモーション戦略により、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの先駆け的存在となる。1986年にはジャム&ルイスをプロデューサーに迎えた「ヒューマン」が再び全米チャート1位(ビルボード Hot100)を記録した。1995年にリリースされた「Tell Me When」は、全英チャート6位(Music Week)のヒットを記録している。

ABC

ABCは、マーティ・フライが中心となった4人編成の男性グループ。ディスコでは、連日のように彼らの曲が流れていました。特に、大ヒットした「The Look Of Love」は、わたしの大好きな1曲です。ヴォーカルのマーティ・フライの声に熱狂した女性も多かったのでは、ないでしょうか?では、お聴きください。タイトルは、「The Look Of Love」

The Look Of Love~ルック・オブ・ラブ(1982)

ABC The Look of Love - YouTube

コメディアンの格好をしたメンバーが、動物園でいろんな事件を巻き起こす、というストーリーのプロモーションビデオ。メンバーの演技が、コミカルでとってもcute!!マーティン・フライの軽快な歌声。自然と体が動き出すような楽しい1曲です。
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