アメリカでは、70年代半ばから80年代前半にかけて、しっとりと聞かせる大人のロックが静かなブームに…
2015年9月15日 更新

アメリカでは、70年代半ばから80年代前半にかけて、しっとりと聞かせる大人のロックが静かなブームに…

AORは、Adult-oriented Rockの省略形で、日本でも、70年代半ばから80年代前半にかけて、よく用いられる音楽用語でした。その代表的なバンドに ボズ・スキャッグスやTOTOといったスタジオミュージシャンが連ねており、曲のアレンジや演奏のうまさはぴか一です。

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TOTO(トト)は、アメリカのロックバンドである。

1977年にロサンゼルスでスタジオミュージシャンをしていたデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロ を中心に結成された。2008年3月のボズ・スキャッグスとの来日公演を最後に活動を無期限に休止すると宣言し、公式ウェブサイトで7月23日に正式に解散が発表された。その後ALSを患ったマイク・ポーカロの救済目的で、2010年7月にヨーロッパ各地で期間限定としてツアーが行われた。以降2011年9月には日本でもツアーが行われ、2015年にはオリジナルアルバムが発売されるなど、事実上恒久的な活動を再開している。
TOTOは、実力派ミュージシャン。バラードから、アップテンポな曲まで、本当にオールマイティなバンドです。

TOTO IV(邦題:TOTO IV〜聖なる剣〜)(1982)

TOTO IV ~聖なる剣(せいなるつるぎ、原題: TOTO IV)は、1982年に発表されたTOTOのアルバムである。全米4位を記録した大ヒット・アルバム。グラミー賞で、レコード・オブ・ザ・イヤーやアルバム・オブ・ザ・イヤーといった主要部門も含む6部門を受賞。

        - 中 略 -

シングルでも「アフリカ」が全米1位、「ロザーナ」が全米2位、「ホールド・ユー・バック」が全米10位という大ヒットを記録した
TOTO IV(邦題:TOTO IV〜聖なる剣〜)

TOTO IV(邦題:TOTO IV〜聖なる剣〜)

メインのメンバーを紹介致します
ボビー・キンボール - ボーカル
スティーヴ・ルカサー - ギター、ボーカル
デヴィッド・ハンゲイト - ベースギター、ギター
デヴィッド・ペイチ - キーボード、ボーカル
スティーヴ・ポーカロ - キーボード、ボーカル
ジェフ・ポーカロ - ドラム、パーカッション
ピアノソロから始まるメロウな1曲。スローバラードの曲として上げるなら、この曲をおいて他にありません。アルバム『TOTO IV ~聖なる剣』から、「I Won't Hold You Back」です。

I Won't Hold You Back(1983)

TOTO - I WON'T HOLD YOU BACK NOW - YouTube

ピアノソロの後、スティーヴ・ルカサーが静かに歌いだし、コーラスが効果的に入ることで、この詞の持つ、悲しい気持ちをうまく表現しています。珠玉の作品。
AORの代表的なバンドとしてもう一つご紹介しましょう。ピーター・セテラ率いるシカゴです。まずは名曲中の名曲、「HARD TO SAY I'M SORRY」。

HARD TO SAY I'M SORRY- 素直になれなくて(1982)

Chicago - Hard To Say I'm Sorry (stereo sound) - YouTube

シカゴ「HARD TO SAY I'M SORRY」のステレオ映像です。ピーター・セテラの伸びのある高音が、いつ聴いても素晴らしい。そして、途中のギターソロ、最後にフェードアウトしていくところが見事です。

この曲が使われたCM

シカゴ

シカゴ(Chicago)は、アメリカのロックバンド。ロックにブラスを取り入れた形式のバンドとして先駆的な存在であり、同じ ジェイムズ・ウィリアム・ガルシオがプロデュースしたバンド、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズやバッキンガムズ(英語版)などと共に“ブラス・ロック”と呼ばれた。
シカゴで結成されたが、プロ・デビュー後の活動拠点はロサンゼルスである。
わたしが最初にシカゴの曲を聞いたのが、この曲でした。その後も、シカゴのラブ・バラードが大好きで、恋愛で思い悩む時には、よく聴いていました。

メンバー変遷

シカゴ メインメンバー変遷(1969~2014)

シカゴ メインメンバー変遷(1969~2014)

1969年結成当初のメンバーは、ロバート・ラム(Vo,Key)、テリー・キャス(Vo,G)、ジェイムズ・パンコウ(Tb)、ウォルター・パラゼイダー(Woodwinds)、リー・ロックネイン(Tp)、ダニー・セラフィン(Drums)、ピーター・セテラ(Vo,Bass)の7人編成。現在は、ロバート・ラムとジェームズ・パンコウ、リー・ロックネイン、ウォルター・パラゼイダー以外は、脱退及び解雇となっています。

Hard Habit to Break - 忘れ得ぬ君へ(1984)

70年代から80年代前半に大活躍したシカゴ。大ヒットした、1970年発表の「25 or 6 to 4- 長い夜」や1972年発表の「サタデイ・イン・ザ・パーク」は、ロック色が強かったのですが、80年代からは、この曲のようなラブバラードでのヒットが多くなったようです。それでは、同じくラブバラードで、1984年発表の「Hard Habit to Break- 忘れ得ぬ君へ」です。

Chicago – Hard Habit To Break (Video, TOTP) - YouTube

女性ばかりが出てくるビデオクリップが興味深いのと、ビル・チャンプリンとピーター・セテラのハーモニーがとても心地よいです。
80年代、AORの代表的なバンドとして大好きなのが、スティーリー・ダン。この曲は、そのメンバーのひとりドナルド・フェイゲンのアルバム『The Nightfly』からのシングルです。曲は、「I.G.Y.(What a Beautiful World)」。
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