1991年 DREAMS COME TRUE「未来予想図」
「未来予想図」シリーズの第1弾にあたる楽曲です。
歌詞の内容からすると、学生時代にお付き合いをしている男女が描かれています。
この曲の歌詞の中で出てくる「サイン」がシリーズの中でも一つのキーになってきます。
アンサーソング → 1989年 DREAMS COME TRUE「未来予想図Ⅱ」
未来予想図シリーズの第2弾であるこの曲なんですが、リリースされたのは「未来予想図」の前でした。何故このような時系列になっているかというと、「未来予想図」と「未来予想図Ⅱ」はボーカルの吉田美和さんが高校生の頃に既に作っていた曲であり、DREAMS COME TRUEとして世に出るにあたり、アルバム全体の内容を考慮して、「未来予想図Ⅱ」が先に世に出たことになります。その為、順序が逆ではありますが、「未来予想図」のアンサーソングは「未来予想図Ⅱ」で間違いありません。
この曲では、「未来予想図」の男女が卒業してからもお付き合いを続けており、「ア・イ・シ・テ・ル」のサインが昔とは変わってはいるものの、あの時描いた未来予想図の思いは叶えられていることが表現されていますね。
そして、この「未来予想図Ⅱ」にもアンサーソングがあります。
さっそく見てみたいと思います!
2.うれしはずかし朝帰り
3.BIG MOUTHの逆襲
4.MEDICINE
5.LAT.43°N〜forty-three degrees north latitude〜
6.自分勝手な夜
7.星空が映る海
8.サンタと天使が笑う夜
9.LOVE GOES ON…
10.未来予想図II
アンサーソング → 2007年 DREAMS COME TRUE「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜」
この曲では「未来予想図」と「未来予想図Ⅱ」で描かれている男女が、今でも一緒にいて、描いていた未来予想図に辿り着く過程にいることがうかがえます。ここでも「サイン」がキーとなっており、未来予想図シリーズ全体を通じてこの「サイン」が幸せの象徴の様に思えました。
DREAMS COME TRUEの曲は多幸感に溢れるものが多いですが、この3部作に関しては特別な様に思えます。
流石はDREAMS COME TRUE。圧巻のラブソングです。
1991年 J-WALK「何も言えなくて…夏」
この曲は前年の1990年12月16日にリリースされたアルバム『DOWN TOWN STORIES』に収録されていた「何も言えなくて」のサマーバージョンとして歌詞を変更し、曲にアレンジを加え出来上がった曲です。
ミリオンセラーに近い売上だったこの曲ですが、発売当初はそこまで売れませんでした。しかし、徐々に売上を伸ばし、約一年後にヒットとなりました。
夏に男女が別れる状況が描かれており、お互いが嫌いになったわけではないのに別れることになっている、大人の恋愛なんだということがわかります。
とても切ない曲ではありますが、良い恋愛をしたんだなぁと察することの出来る名曲です。
では、この曲に対するアンサーソングはどの様な内容になっているのでしょうか?
アンサーソング → 2008年 J-WALK「もう一度・・・」
「何も言えなくて…夏」から約17年を経てリリースされたこの曲には、あの時別れた男女が再び出会うシーンから描かれています。そして、もう一度あなたとやり直したいという切なる思いが伝わってくる歌詞になっています。
永い時間を経て再び出会ったのは運命なのかもしれません。が、一度駄目になってしまった関係は、時間が経ってももう修復が出来ないのかもしれません。そこは判りませんが、もしかしたら付き合っていた時に、どれだけ良い関係を築けていたのか、また別れ方や今現在の状況にもよるのかもしれませんね。
出会った2人がもう一度恋に落ちるのかどうかは、聴き手が判断することになりますが、切なくも淡い思いが残っているのがとても共感出来る作品でした。
「何も言えなくて…夏」が大好きな私にとっては、とても意味のあるアンサーソングでした。
1991年 大事MANブラザーズバンド「それが大事」
"それが~ 一番大事~ ♪"
記憶に残るサビですよねぇ(^^)/
この曲大好きです!大事MANブラザーズバンドといえばこの曲ですよね!
もともとこの曲はテレビ朝日系列で放送されていた『スポーツフロンティア』のエンディングテーマに起用されていました。しかし、その時はあまりヒットしませんでした。
その後、フジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のテーマソングに起用され、徐々に売上を伸ばし、最終的にはミリオンセラーを達成しています。
きっと誰もが一度は耳にしたことがあるこの曲にアンサーソングがあったのをご存じでしたか?
さっそくそのアンサーソングをご紹介したいと思います。
アンサーソング → 2016年 立川俊之「神様は手を抜かない」
曲調も変わっていますが、やはり歌詞の内容が大幅に変更されている点が最も注目すべきところです。
「それが大事」では"負けないこと 逃げ出さないこと"と歌っていますが、この曲では負けてもいいし逃げてもいいと歌われています。
立川俊之さんご自身が年齢を重ね、考え方が変わってきてることや、今の時代背景がうかがえる内容になっています。
確かに、私も若い頃と今では価値観がだいぶ変わってきています。
歳を重ねることで、過去の自分に対して新たな答えを表現するというのは、これぞまさにアンサーソングだなと思いました。
「それが大事」と「神様は手を抜かない」は歌詞の内容は違えど、どちらも頷けるところがあり、是非両曲聴き比べてみて頂きたいと思います。
2.彼は友達("What a fabulous" VERSION)
3.Goodbye, Darlin'
4.愛しのハピィデイズ
5.この恋はハードボイルド
6.薬指の決心
7.あなたにサラダ
8.未来予想図
9.忘れないで
10.4月の雨
11.Eyes to me(VERSION #2)
12.銀河への船