「ノストラダムスの大予言」で有名な作家・五島勉さん死去。
70年代にオカルトブームを巻き起こした「ノストラダムスの大予言」の著者・五島勉さんが、6月16日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなっていたことが明らかとなりました。90歳でした。
第一報はこちらです!
「ノストラダムスの大予言」の著者・五島勉氏が90歳で死去していた #ノストラダムス #五島勉 #スクープ速報 #週刊文春 #文春オンラインhttps://t.co/mM0PZvcHKY
— 文春オンライン (@bunshun_online) July 21, 2020
五島さんは1929年、北海道生まれ。東北大学を卒業後、50年代後半より「女性自身」などの雑誌でライターを務め、1973年に祥伝社から発表した「ノストラダムスの大予言」が大ヒットを記録しました。「1999年に人類が滅亡する」というセンセーショナルな内容は、オイルショックなどで混乱していた当時の日本社会を直撃し、UFO、心霊といったオカルトが流行するきっかけとなりました。その後もオカルトに関する著作を多数発表し、晩年もオカルトライター・飛鳥昭雄との共著などを発表していました。なお、既に告別式は近親者で済ませているとのことです。
ノストラダムスの大予言だけじゃない!五島勉が世に送り出したオカルト本!!
「五島勉=ノストラダムス」と言っても過言ではないほどにノストラダムスのイメージが浸透している五島さんですが、ノストラダムス以外のオカルトネタでも多数の著作を残しています。ここでは、その中でも70年代に発表したものを一部振り返ってみましょう。
「ノストラダムスの大予言 迫りくる1999年7の月,人類滅亡の日」(1973年)
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「宇宙人謎の遺産 彼らこそ地球文明の影の支配者だ」(1975年)
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「カバラの呪い」(1976年)
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「ツングース恐怖の黙示 遥か原爆以前に,突如,起きた核爆発の謎」(1977年)
「超兵器戦争」(1978年)
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いかがでしたでしょうか?ノストラダムス関連だけでなく、宇宙人と古代文明、古代核戦争などの「超古代文明」系の著作や、「カバラの呪い」をはじめとしたオカルトを題材とした小説などを発表していたことがわかります。また、「聖徳太子」「イソップ」「ヒトラー」などを予言者という視点から題材とした著作もあり、ノストラダムス以外にも予言者は存在したことを世間に啓蒙していました。
1999年が無事に過ぎてから21年が経過した現在。ノストラダムスの予言を真実として扱う人は以前と比べて減少したのは間違いないかと思いますが、それでもオカルトブームの火付け役としての五島さんの功績は色褪せることはありません。これからも伝説のオカルトライターとして語り継がれていくことでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
1999年が無事に過ぎてから21年が経過した現在。ノストラダムスの予言を真実として扱う人は以前と比べて減少したのは間違いないかと思いますが、それでもオカルトブームの火付け役としての五島さんの功績は色褪せることはありません。これからも伝説のオカルトライターとして語り継がれていくことでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
2020/7/24 11:11
ノストラダムスの大予言て日本で言う万葉集みたいな物、日本人でも訳するのに苦労する(一般論ね)。
ソレを日常会話程度のレベルで訳したのがノストラダムスの大予言。
突っ込んで話すとオウム真理教の根幹に関わる、さり気なく恐ろしい本。