フロントマンであるピーター・ウルフはこのライブ・アルバム「狼から一撃」が発売される2年ほど前に結婚しています。
via blogs.c.yimg.jp
お相手は、映画「俺たちに明日はない」などで知られる大女優のフェイ・ダナウェイです。
フェイ・ダナウェイがステージのピーター・ウルフに一目惚れし、猛烈にアタックしたと言われています。
真意のほどは分かりませんが、ライブでのピーター・ウルフはそれほど魅力的だったということでしょう。
しかし、幸せは長くは続かず、1979年には離婚してしまいます。
傷心のピーター・ウルフが「戻ってきてくれ」と、その心情を歌にした曲が「カム・バック」(アルバム“ラヴ・スティンクス”収録)で1980年のヒット曲となりました。
フェイ・ダナウェイがステージのピーター・ウルフに一目惚れし、猛烈にアタックしたと言われています。
真意のほどは分かりませんが、ライブでのピーター・ウルフはそれほど魅力的だったということでしょう。
しかし、幸せは長くは続かず、1979年には離婚してしまいます。
傷心のピーター・ウルフが「戻ってきてくれ」と、その心情を歌にした曲が「カム・バック」(アルバム“ラヴ・スティンクス”収録)で1980年のヒット曲となりました。
J Geils Band - Come Back
via www.youtube.com
哀愁を帯びた歌いっぷりが、すばらしいですね。
アルバムの方も良い出来です。
アルバムの方も良い出来です。
via fanart.tv
EMI移籍後 それまでの黒人音楽を自分達の音楽へ昇華させて来た姿勢からよりRock寄りによりソリッドにそのサウンドをシフトさせて来た彼らの'80年発表・通算11作目と成るアルバム。
アルバム全体にスピード感が溢れておりシングルカットされた #2”Come Back”のPVで見られた
Peter Wolfがマイクスタンドで棒高跳びの様にJumpする様が目に浮かぶ様だ!
アレンジも良く練られていて、セスのチープなキーボードの音色も相まってキャリアから来る贅肉を削ぎ落としたタイトで躍動感に溢れるノリが全編を支配している。
世界的な大ブレーク
音楽性が徐々に変わってきたJガイルズ・バンドですが、ここにきて更にコマーシャルなアルバムを発表します。それが1981年発売のアルバム「フリーズ・フレイム」です。
このアルバムからのシングル「堕ちた天使」は6週間に渡って全米1位を記録する大ヒットとなり、Jガイルズ・バンドは世界的なスターの仲間入りとなるわけですが、あまりにもポップになった音楽性に失望するファンも出てきました。
このアルバムからのシングル「堕ちた天使」は6週間に渡って全米1位を記録する大ヒットとなり、Jガイルズ・バンドは世界的なスターの仲間入りとなるわけですが、あまりにもポップになった音楽性に失望するファンも出てきました。
キーボードのセス・ジャストマンのプロデュースにより、J.Geils Band のポップな魅力が大爆発したアルバムです。印象的なカメラのシャッター音の後、セスのオルガンがポップなイントロを奏でるタイトル曲の他、とにかくセスの活躍が目立ちます。同じようにオルガンのイントロが印象的な堕ちた天使 (Centerfold) はあまりにも有名な曲 (セスの曲) で、J.Geils Band と言えばこの曲を思い浮かべてしまうほどのポップな名曲です。ストリングスが使われた Do You Remember When の寂し気なヴォーカルも心に残ります。しかしこの後にヴォーカルのピーター・ウルフが脱退。ピーター抜きで『You Gettin' Even While I'm Gettin' Odd』(再発熱望!!) が発表されますが、その後に解散してしまいますので、実質的なラスト・アルバムと言えるでしょう。熱いヴォーカルと演奏に涼し気なオルガンが絡む夏に最高の一枚です。
そして、この後1983年にはボーカルのピーター・ウルフが脱退、バンドは1985年に活動を停止し事実上の解散となります。
B級バンドのカッコよさをたっぷりと振りまいていたJガイルズ・バンド。音楽業界のスターダム・システムのなかでそれを継続させることは難しかったのでしょう。
とても残念でなりません。
B級バンドのカッコよさをたっぷりと振りまいていたJガイルズ・バンド。音楽業界のスターダム・システムのなかでそれを継続させることは難しかったのでしょう。
とても残念でなりません。