懐かしい特撮・アニメ・漫画・テレビ番組の傑作エピソードvol.1(面白い放送事故・想定外の衝撃的な展開・トンデモない漫画)
2017年2月2日 更新

懐かしい特撮・アニメ・漫画・テレビ番組の傑作エピソードvol.1(面白い放送事故・想定外の衝撃的な展開・トンデモない漫画)

懐かしい昭和の特撮やアニメの衝撃的な傑作エピソードやトンデモない作品やテレビ番組、つい笑ってしまう面白い放送事故を振り返ってみましょう。いずれの作品も色々な意味で衝撃的かつトンデモない面白いネタが勢ぞろいです。

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『シルバー仮面』の第一話は画面が終始暗すぎる異常な展開。チグリス星人の着ぐるみが想像以上に燃えすぎてスーツアクターが大火傷した。

『シルバー仮面』

『シルバー仮面』

『シルバー仮面』(シルバーかめん)は、1971年(昭和46年)11月28日から1972年(昭和47年)5月21日まで、宣弘社と日本現代企画の製作により、TBS系で毎週日曜19:00 - 19:30 (JST) のタケダアワーにて全26話が放送された特撮テレビ番組の題名、およびその劇中に登場する変身ヒーローの名称である。

第11話より『シルバー仮面ジャイアント』に改題された。
異例ずくめの第1話(第1話の画面の暗さ)

第1話は異例の短期間での制作が余儀なくされた。そうした中、劇中クライマックスのチグリス星人の炎上シーンが先行撮影されたが、着込んだ着ぐるみに火薬を仕込んで撮影した際に火が内部へ燃え移り、着ぐるみの半分以上が燃えて溶けてしまった。

この結果、チグリス星人の着ぐるみは使い物にならなくなってしまい、焼け残りが死骸の描写に使われたものの、その後のチグリス星人の描写は顔のアップだけで処理し、春日兄妹がスペクトルグラスでチグリス星人の正体を見破るシーンも暗いものとなってしまった。

第1話の画面の暗さは、これをごまかすために仕方なく採られた処置だった。
第1話の試写会では、冒頭の暗さなどに関係者の多くが懸念を抱いたという。

一方で、監督の実相寺や春日光三役の篠田三郎は試写会では好評であったと証言している。

また、この第1話は、タイトルが出るまで実に6分強ものプロローグが入るという異例の構成になっている。

事情を知らないプロデューサー・宣伝陣の中には、いつまで経ってもオープニングテーマが流れないので「放送事故ではないのか?」と局に問い合わせをしようとした者さえいたという。

また、その後も予告編のテロップミスなどが生じてしまっている。

しかし、実相寺監督は異例づくめの第1話の映像に対して強い拘りを持ち、本放送時にTBSの調整室に出向き、放映画像の輝度を明るく調整しないよう指示していた。

一方、『シルバー仮面フォトニクル』(ビクターエンタテインメント)のDVDに収録された小林哲也(日本現代企画社長)のインタビューによると、あまりにも暗すぎた映像となったため、実相寺本人が輝度を明るくするよう調整指示して放映した、という逆の証言もある。
シルバー仮面の第一話は画面が終始暗すぎて、何がなんだか...

シルバー仮面の第一話は画面が終始暗すぎて、何がなんだか良くわからない状況が続いた。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より

タイトルが出るまで実に6分強ものプロローグは特に画面が暗い。放送事故だと思った視聴者は大勢いたでしょう。1971年ごろのブラウン管の小さなテレビなら尚更でしょう。

テレビが壊れたんじゃないかと思った人もいるでしょう。
特に最初の数分は真っ暗で、視聴者はびっくり。この画像は...

特に最初の数分は真っ暗で、視聴者はびっくり。この画像は番組開始1分ごろのもの。真っ暗。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より

真っ暗すぎる・・・。
真っ暗だが赤いライトで警察の車なことは分かる・・・。シ...

真っ暗だが赤いライトで警察の車なことは分かる・・・。シルバー仮面の真っ暗すぎる驚くべき衝撃の第一話。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より

車のライトのように光っているものしか良く見えない状況です。
画面が暗い中、シルバー仮面に初変身・・・怪物?かなりホ...

画面が暗い中、シルバー仮面に初変身・・・怪物?かなりホラーなグロテスクな印象を持ってしまう。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より

真っ暗なシーンが続く中、最初の変身シーンにびっくりさせられた。ホラー番組としか思えない印象を持たれてしまう。宇宙人みたい。子供は泣いてしまう。
シルバー仮面に変身するシーンは明るい・・・非常にグロテ...

シルバー仮面に変身するシーンは明るい・・・非常にグロテスクだが。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より

レントゲン写真のような人骨が徐々に肉付けされシルバー仮面に変身していく演出・・・怖い。
シルバー仮面に変身しても、まだ画面が暗い・・・。

シルバー仮面に変身しても、まだ画面が暗い・・・。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より
シルバー仮面が敵と戦っているのだが画面が暗すぎる・・・。

シルバー仮面が敵と戦っているのだが画面が暗すぎる・・・。

『シルバー仮面』第1話「ふるさとは地球」より

シルバー仮面ジャイアント変身シーン

『シルバー仮面』第11話「ジャンボ星人対ジャイアント仮面」より

高いストーリー性を持ち込んだ本作のドラマ作りは視聴率的な苦戦を呼んだ(ターゲット層である児童層からの支持を受けにくいものとなってしまった)ため、第11話から大胆な軌道修正が行われた。

シルバー仮面は、等身大ヒーローから巨大ヒーローのジャイアントへ路線変更した。

春日 ひとみ「シルバー仮面が大きくなっているわ!」

第11話で光子ロケットの試験飛行が行われたが、サザン星人に破壊される。この時、エンジンから漏れた光子エネルギーを浴びたことによって、シルバー仮面はシルバー仮面ジャイアントとなった。
チグリス星人が全身火だるまになって、のた打ち回りながら...

チグリス星人が全身火だるまになって、のた打ち回りながら死んでいくシーンは子供向きとは思えない壮絶さ。スーツアクターの戸知章二は背中に大火傷を負った。

「着込んだ着ぐるみに火薬を仕込んで撮影した際に火が内部へ燃え移り、着ぐるみの半分以上が燃えて溶けてしまった。」・・・という撮影時の事故になっているシーンのため、想定以上の壮絶な燃える演出になっているのでしょう。
監督の実相寺昭雄によると、火がついた際に撮影スタッフは異常だと気づかず、熱さでのた打ち回るチグリス星人を迫真の演技だと思っていたという。

殺陣師の高倉英二によれば、スーツアクターの戸知章二は背中に大火傷を負ったものの、本人の要望により着ぐるみ着脱用のベビーパウダーを患部に振ったのみで撮影に復帰したという。

『シルバー仮面』第9話 いきなり葬列で始まり、参加者が皆殺しにされる、子供向け番組とは思えない陰欝な始まり方。墓地での戦いは伝説。

いきなり葬列から始まり参加者が春日兄弟(ドミノ星人が化...

いきなり葬列から始まり参加者が春日兄弟(ドミノ星人が化けている)に皆殺しにされる・・・ショッキングな展開。

『シルバー仮面』第9話「見知らぬ町に追われて」

春日兄妹が墓地でライフルを乱射して葬列の参加者を皆殺し・・・というあまりにもショッキングな始まり方。

ドミノ星人は「春日兄弟に化けて、葬列の参加者を機関銃で皆殺しにする」。その後も、春日兄弟に化けたまま犯罪を繰り返す。

春日兄弟の社会的信用を奪うことがドミノ星人の狙いだ。ドミノ星人の悪辣な陰謀により無実でありながら、警察に終われる身となった春日兄弟。
第9話「見知らぬ町に追われて」の回は予告編からショッキングな映像を中心に構成し、結果的に全26話の中で最低の視聴率3.8%を記録している。
シルバー仮面がお墓に立っている「板塔婆(いたとうば、い...

シルバー仮面がお墓に立っている「板塔婆(いたとうば、いたとば)、卒塔婆(そとうば、そとば)」を武器にして戦う・・・これはマズイ・・・罰当たりすぎる。

『シルバー仮面』第9話「見知らぬ町に追われて」

伝説の戦闘シーンは、「シルバー仮面が卒塔婆を使って宇宙人をブッ叩く」という、 罰当たりすぎる・・・なんともシュールなものであった。

やってもうた・・・感がいっぱいの第9話は、3.8%という記録的に低い視聴率を残した。

お色気珍ニュースが面白すぎて女子アナが笑ってしまう放送事故

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