前田日明は
ジャイアント馬場に「全日本プロレスに来ないか」と誘われたが、
全日本が雇うのは前田と高田延彦の2人だけということだったので
他のレスラーの事も考え断ったという
新日本プロレスへ復帰
UWF 新日本プロレスに登場 挨拶場面.flv - YouTube
業務提携という形で
新日本プロレスに復帰
前田はこういった
「1年半UWFとしてやってきたことが何であるか確かめに来ました」
イリミネーションマッチ 新日本 vs UWF 入場シーン - YouTube
新日本プロレス勢とUWF勢力の闘争が繰り広げられた
世代闘争勃発 - YouTube
前田は決して己を曲げることはなかった
これは新日本プロレスサイドからみれば
生意気であり不快だったかもしれない
彼らにとってカリスマは猪木以外ないのだ
新日本勢との戦いで徹底的に自分たちのスタイルを貫き通した
新日本のマッチメーカーはUWF勢に新日本のスタイルに沿った試合をするように申し入れたが聞き入れなかった
そのため新日本は
当時不敗伝説を誇っていたアンドレ・ザ・ジャイアントに前田潰しを依頼した
「アンドレと戦え」
といわれたのは試合の2日前だった
そして試合前、
高橋レフェリーがやって来て小声で囁いた
「気を付けろよ
アンドレが今日、お前を潰すっていってるぞ
レフェリーもやつのマネージャーがやるそうだ
だからオレは今日、お前の試合に立ち会えないんだ
悪いけど、そういう事になったから」
前田は半信半疑だった
アンドレに恨みを買うような覚えはなかった
前田はタックル
アンドレは上から体重を浴びせそのまま押し潰そうとした
尻餅をついた前田に
アンドレはそのまま上から乗しかかってチョーク(首を圧迫する、締める)
前田はエスケープ
そして思った
「やる気だ」
前田日明 vs アンドレ ザ ジャイアント② - YouTube
不用意に飛び込まず
距離をとり
グランドでは
アンドレの関節が「ベキベキ」と鳴るまで極め
スタンドでは
アンドレの脚にガンガンとローキックを叩き込んだ