前田日明 アキラ現れるところ乱あり
2016年11月25日 更新

前田日明 アキラ現れるところ乱あり

前田日明をみていると その強さだけではなく なにか訴えかけてくるもの、メッセージ性を感じてしまう 前田日明には スタイルがあり 意志があり そして恐らく今も夢があり それを追い続けていることだろう

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UWFが旗揚げするまでには紆余曲折があった
まずアントニオ猪木社長の会社(新日本プロレス)の資金の流用があり
それに対して所属プロレスラーたちが会社に抗議、
改革を迫った
これを受け猪木は社長を辞任
新団体「UWF」を立ち上げようとした
しかし
「猪木が辞めたらうちは放送しない」
というテレビ局サイドの意向があり
猪木は新日本プロレスの社長に返り咲き
猪木を信じてUWFに参戦したレスラーたちは梯子を外された形となっていた
UWF旗揚げ戦

UWF旗揚げ戦

UWF旗揚げ戦で
前田日明は外国人選手を8分で一蹴した

しかし客は前田を

「裏切り者!」

と呼び

「猪木」「藤波」「長州」コールを浴びせた

前田は叫んだ

「今までの俺とは違うんだ!」

新格闘技伝説~これはU W Fのバイブルだ - YouTube

○OFFICIAL RULE/UWFのルールをはじめて映像化!! ○POWER&TECHNIC/キックの破壊力を計測!サブミッション、スープレックスの技術を解説!! ○BEST BOUTS/UWF戦士が選んだ名勝負ベスト10!!
その後
UWFの選手たちの汗と情熱がファンの心をわしづかみにし
UWF信者が急増
UWFブームが起こった
順調だった!

順調だった!

しかし結果的に
UWFはわずか1年7か月で崩壊してしまう
その理由は大きく3つ

1.社長である浦田昇が逮捕されたこと(これにより契約寸前まで話が進んでいたTV放送計画が白紙)
2.未来を託したスポンサーが豊田商事であったこと(事件後、融資がなくなるだけなくテレビ東京での放送も中止)
3.佐山と前田の確執

1と2は
資金繰りの悪化
3は
試合数を減らして真剣勝負にこだわる佐山聡と
試合数を維持しようとする前田日明の対立を意味している
佐山と前田

佐山と前田

そして前田は佐山聡に仕掛けた

スーパータイガー(佐山サトル) vs 前田日明不穏試合の直前映像 - YouTube

[プロレス][貴重映像] 前田日明 vs スーパー・タイガー.avi - YouTube

今となっては伝説の映像です
喧嘩マッチ

喧嘩マッチ

前田日明は佐山聡に
一方的に喧嘩マッチを仕掛けた
ラフな張り手、膝蹴り、
グラウンド状態の佐山にローキック
尋常ならざる精神状態で尋常じゃないファイトを仕掛けた
 (1540535)

攻防の中で佐山は前田の蹴りが自分の金的に当たったとアピールし
レフェリーは試合を止め
18分57秒、スーパー・タイガーの反則(金的蹴り)勝ちとなった
 (1540536)

前田の蹴りは実際には佐山の下腹部には当たっておらず
佐山が喧嘩を回避するため一方的に試合を終わらせたものと見られている
UWFの不協和音が表に噴出した瞬間だった
(この後佐山聡はUWFへの参戦をキャンセルした)
さようならUWF ありがとうUWF

さようならUWF ありがとうUWF

この佐山聡の退団がトドメとなって
UWFは崩壊した
「全日本プロレスに来ないか」

「全日本プロレスに来ないか」

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