はじめに
中型免許の登場
憧れたけど乗れなかった!
ホンダドリームCB750FOUR
クランクケースやオイルパンは当初完全量産化を考えておらず、専用の設備もなかったことから砂型鋳造を行っていたが、発売後に受注が殺到し日産25台の生産計画が100台以上に膨れ上がりバックオーダーを抱えるまでになったため約7,400台ほど製造した1969年9月から設備を更新して完全量産のダイキャスト金型による生産へ切り換えられた。
前輪ブレーキには量産車としては世界初となる油圧式シングルディスクブレーキを搭載した。
毎年のようにマイナーチェンジを繰り返しながらK0~K8まで生産され、のちをCB750FOURⅡに譲るまで人気を集めました。(海外のみの発売種あり)
市販車で時速200kmを超えると言われた初めての2輪車じゃないでしょうか?
カワサキSS500&750 マッハⅢ・Ⅳ
SS750
空冷ピストンバルブ並列3気筒
内径x行程 / 圧縮比 71mm x 63mm / 7.0:1
最高出力 74 hp / 6,800
最大トルク 7.9 kg-m / 6,500 rpm
乾燥重量 192kg
SS500
KAE 型(空冷2ストロークピストンバルブ並列3気筒)
内径x行程 / 圧縮比 60mm x 58.8mm / 6.8:1
最高出力 60hp / 7,500rpm
最大トルク 5.85kg-m / 7,000rpm
乾燥重量 174kg
1969年に発売された 2ストローク空冷 3気筒500cc のマッハIII (H1) はその強烈な加速性から欧米で好評を博したが、やや遅れてホンダCB750が発売されると、性能的には大差なく、価格はおよそ1.5倍であるにもかかわらず次第に人気を奪われるようになった。
これ以前の時点ですでにカワサキは 750 cc 4ストローク4気筒車の開発に着手していたが、このホンダCB750の出現により、全ての面でCBを上回る車種 、Z1に変更することとしたため、市販できるのは1972年以降となることが明らかとなった。
このため、その間の対抗馬として少なくとも加速性と最高速度でCBを圧倒できる(すなわち世界最速)ものとして、H1エンジンのボアストロークを拡大して750ccとしたのがマッハIV (H2)である。
スズキGT750
GT750
最高出力 67ps(49.0 kw)/6500rpm
最大トルク 7.7kg・m(75.5N・m)/5500rpm
車体重量(乾燥重量) 214kg
当時、小型モデルが多かったスズキが作った初の大型モデル。200kg超の大柄の車格を持つこととなり、水冷エンジンを搭載していたため北米では「ウォーターバッファロー」(水牛)のニックネームで呼ばれた。ライバルとなる車種はホンダCB750FOUR、カワサキ750SSマッハであった。その後のオイルショックやアメリカの環境対応化などの影響からモデルチェンジされず4ストロークモデルのGS750へとバトンタッチされていった。製造中止は1977年頃である。根強いファンがおり、日本国内・日本国外各所にオーナーズクラブが存在する。
カワサキZ1&Z2
カワサキ900スーパー4
空冷4ストロークDOHC8バルブ直列4気筒
内径x行程 / 圧縮比 66mm x 66mm / 8.5:1
最高出力 82ps/8500rpm
最大トルク 7.5kg-m/7,000rpm
カワサキ・750RS
空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒
内径x行程 / 圧縮比 64mm x 58mm / 9.0:1
最高出力 69ps/9,000rpm
最大トルク 5.9kg-m/8,500rpm
最高出力67ps/8,000rpm
最大トルク6.1kg-m/7,000rpm
公称最高速度200km/h
0→400m/12.4秒