銀河に響くゴングの鐘!12惑星闘士の熱い戦いが始まる。異種格闘技バトルゲーム『ファイティングマスターズ』でスペースバトルの開幕だ!!
2016年6月13日 更新

銀河に響くゴングの鐘!12惑星闘士の熱い戦いが始まる。異種格闘技バトルゲーム『ファイティングマスターズ』でスペースバトルの開幕だ!!

"対戦型格闘ゲーム"というジャンルが熱を帯び始めた頃、突如として現れたメガドライブ専用格闘アクションゲーム「ファイティングマスターズ」は、今思うとブームの先駆けに影響を与えた作品だったのでは?と思わせる要素もチラホラ垣間見えるゲームでした。

5,206 view

1991年12月06日「トレコ」からリリースされた

1991年に登場した「ストリートファイターⅡ」のヒット...

1991年に登場した「ストリートファイターⅡ」のヒットにより、メジャーとなった"対戦型格闘ゲーム"というジャンル。同年に「サミー」の子会社「トレコ」から発売された『ファイティングマスターズ』は、メガドライブにとって貴重なタイトルであったのは間違いなく、対戦型格闘ゲームを遊びたいユーザーのハートをキャッチしたソフトだったと認識されている1本。当時、友達との対戦プレイがとても熱かったのを思い出します。

ストーリー

遠い未来、銀河は12の人種の異なった惑星系のもとで統治されていた。その銀河の均衡と平和は、格闘技を極めた12人の闘士によって保たれていた。しかし、かつてこの銀河の裏の世界で、恐怖の帝王として君臨していた魔人があった。その魔人の名は・・・『ヴァルガス』・・・。
全銀河の覇権を得んとする『ヴァルガス』は、その巨大な力をもって12惑星系への攻撃を開始した。銀河を支配する障害となるのは、12惑星闘士である。魔人は、自らこの闘士たちに挑み、わずかの間に11人の闘士を倒し、支配力拡大のため、彼らを洗脳した。打倒『ヴァルガス』!人々は、一縷の望みを最後の闘士にたくした。魔人に戦いを挑む最後の闘士。だが、そこには、かつての朋友を部下に引き連れ、自らの勝利を確信した魔人の姿があった。いま、まさに銀河の命運を賭けたスペースバトルが始まろうとしている。

STAGE1「ラリー」VS「エレファ」

12人の惑星闘士からプレイアブルキャラクターを選択

12人の惑星闘士からプレイアブルキャラクターを選択

ゲーム開始時に選択できるキャラクターは12人。個性豊かなキャラが魅力的で、見た目のインパクトと強さのギャップが激しいのが特徴です。そこがゲームの"楽しさ"に直結しています。

プレイアブルキャラクターを選択したら、残りの「11惑星闘士」からランダムに対戦相手(COM)が決まります。(※1P側「プレイヤー」2P側「COM」)

バトルの舞台となる「惑星」に転送されるところから闘いの幕が開きます。ファイト!!

闘いは"ガチバトル"「防御」なし「打撃」と「組技」だけ!

闘いの基本「打撃」①

闘いの基本「打撃」①

闘いの基本として、相手のHPを0(ゼロ)にすれば勝利となります。しかし「打撃」でダメージを与えることを前提としていないゲームゆえに、相手に「組技」を決める手段として「打撃」が存在しています(※お互いがジャンプしている場合のみ、ジャンプ中の「打撃」はダメージあり。)
闘いの基本「打撃」②

闘いの基本「打撃」②

「打撃」を当てると、相手は"一定時間"硬直化します。その隙に近づいてガッチリ相手を掴みます。
闘いの基本「組技」

闘いの基本「組技」

ガッチリ相手を掴んだら「組技」を叩き込むチャンス!キャラクターによって様々な「組技」が用意されているのでプレイが盛り上がります。

青いパンツがトレードマークの「ラリー」は「プロレス技」に似た攻撃を得意とするキャラクター。相手を持ち上げたまま、空中にジャンプ!そのまま地面に叩きつける!!

"フィニッシュ"はド派手なエフェクトで決まり!

同時に鳴り響く"ゴング"の鐘音

同時に鳴り響く"ゴング"の鐘音

とどめの攻撃が決まった瞬間、画面が光に包まれます。フィニッシュの演出が最高に"スカッ"とします。
STAGE2.VS「フレイマー」

STAGE2.VS「フレイマー」

炎の鬣(たてがみ)が燃える"12人の惑星闘士"の1人「フレイマー」は「マーシャルアーツ」や「シュートボクシング」のような素早い立ち回りで襲ってきます。
まさに人馬一体の「フレイマー」

まさに人馬一体の「フレイマー」

馬力がものをいう豪快な「組技」が炸裂する。
バリエーション豊富な「打撃」が魅力のキャラクター

バリエーション豊富な「打撃」が魅力のキャラクター

足技まで持ち合わせている優等生キャラ「フレイマー」

"ビキニアーマー"スタイルで登場!女闘士「モーリン」

STAGE3.VS「モーリン」

STAGE3.VS「モーリン」

「ラリー」同様の人型闘士「モーリン」はゲームで唯一のヒロイン的な存在、その両手には武器の"トンファー"が牙をむいている。
宙を舞う"トンファー"が美しい

宙を舞う"トンファー"が美しい

全ての攻撃が"トンファー"から始まり終わる「モーリン」の武器エフェクトは"剣(つるぎ)"のように鋭利な残像がプレイヤーを翻弄する。
どのキャラでも「組技」の出し方は同じ

どのキャラでも「組技」の出し方は同じ

「モーリン」の場合

Bボタン:スピンアタック
方向ボタン横+Bボタン:スピンアタック
Cボタン:トンファースルー
方向ボタン横+Cボタン:トンファースルー
53 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

どうかしてるぜ!?ガチンコ"ドラゴン(ビースト)"プロレスゲーム『ビースト・ウォリアーズ』

どうかしてるぜ!?ガチンコ"ドラゴン(ビースト)"プロレスゲーム『ビースト・ウォリアーズ』

メガドライブ専用ソフトとして「日本テレネット」から発売された『ビースト・ウォリアーズ』は、新たに立ち上げた同社の新ブランド「RIOT」の第一回オリジナル作品として登場。その世界設定は練り込まれており、BGMやビーストのデザインなどが一層それを引き立てました。
アクションの枠にとらわれない粋なアクションゲーム『ストライダー飛竜』

アクションの枠にとらわれない粋なアクションゲーム『ストライダー飛竜』

プレイヤーが操作する「飛竜」の"ダイナミックかつアクロバティック"な動きと、場面ごとに変化するステージ構成とBGMが、スタイリッシュさを演出したアーケードゲーム『ストライダー飛竜』。その移植作品がメガドライブで登場し話題を呼んだ! 当時では大容量の「8メガビットロムカセット」を大胆に使用した、セガの心意気もあって、移植完成度は高く好評を得たタイトルとしても有名。そんな、ストライダー飛竜を名場面(シーン)で振り返ります。(※オリジナルのアーケード版「ストライダー飛竜」は、カプコンが開発・発売元)
メガドライブの隠れた名作『ランボーⅢ』を知っているか!?

メガドライブの隠れた名作『ランボーⅢ』を知っているか!?

「シルヴェスター・スタローン」主演の映画「ランボー」から、同シリーズの「ランボー3 怒りのアフガン」をゲームにしたのが、今回紹介する『ランボーⅢ』です。メガドライブのソフトとしては、比較的初期の頃に発売されたタイトルなので、円熟期のメガドライブファンには馴染みが薄いかも?…ファミコン世代の方にも「CM」は覚えてる!なんていう人もいるのでは!?
不思議フロマゲ | 10,166 view
やっぱりメガドラ・・・癖が強いアクションゲーム『DJボーイ』

やっぱりメガドラ・・・癖が強いアクションゲーム『DJボーイ』

2000年代…こんな現代においても、海外から見た日本のイメージは、我々日本人から見ると「ちょっとズレてる」と思う事が沢山あります・・・その逆はどうでしょうか? 1990年代の日本から見たアメリカはこんなイメージかもしれない!?…『DJボーイ』の世界観はまさにソレ!ぶっ飛でるけど面白いゲーム。PS.音ゲーじゃあないよ!
『レンタヒーロー』は、知名度ゼロのヒーローが頑張って町の人のために駆け回り、本物のヒーローへと成長していくアメコミ風アクションRPG

『レンタヒーロー』は、知名度ゼロのヒーローが頑張って町の人のために駆け回り、本物のヒーローへと成長していくアメコミ風アクションRPG

勘違いから始まった主人公のヒーロー人生。レンタルされたアーマーを装着してヒーローとなり、困っている人あれば西へ東へと駆け付ける。そんなヒーローの活躍ぶりをご紹介!
不思議フロマゲ | 12,305 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト