1990年9月29日「セガ」からリリースされた
【タイトル画面】
スピード移植にもかかわらず、その完成度の高さに、セガの本気を感じた"伝説の良移植ゲーム"として、メガドライバーのみならず他ハードのユーザーにも認知される1本となった作品。
【8メガ ストライダー飛竜】
アクションゲームに「8メガビットロムカセット」の大容量を使用するなんてありえない・・・そんな時代背景がありました。(※当時メガドライブの一般的なアクションゲームの容量は「4メガ」、RPGでも「5~6メガ」でした)
【オプション画面】
【コマンド裏技】
ステージ1「カザフ連邦国」
【Казахская. ☆ССР. A.D.2048】
その、最年少A級ストライダーである「飛竜」が単身、ロシア帝都に進入するところからゲームがスタートする。
【サイファ(光の剣)①】
コントロールパッドの「Bボタン」を押すとサイファで攻撃します。飛竜の掛け声「ハアッ」とサイファの効果音「キンッ」さらに連射することで風切り音の「シャッ」が耳に残り、プレイヤー側にも"サイファ感"が伝わってきます。
【サイファ(光の剣)②】
コントロールパッドの「十字キー下方向(※斜め下も可)」+「AorCボタン」でスライディング!+「Bボタン」で、スライディング攻撃。
飛竜のアクロバティックな動きと、サイファを使った多種多様な攻撃方法が、プレイヤーに操作する楽しみを与えてくれます。
【アイテム】
アイテムの中には飛竜のお供とも言うべき「ロボット(※オプションロボット)」があり、ロボットがお供になった時点で、飛竜の「ライフメモリ」の色が変化します。飛竜がダメージを受け、色の変化したライフメモリが無くなると、ロボットも消えてしまいます。
写真のロボットは「円盤型二足歩行ロボット」で、2体まで同時にお供にできます。飛竜のサイファ攻撃に合わせ、ロボットも弾を発射し攻撃します。
【絶景】
「タカ型ロボット(※写真右上)」は一定のアイテムボックスを破壊すると飛び出します。他のロボットと違い飛竜にはついてこず、その場を旋回しながら攻撃を防いでくれます。ライフメモリの色は変わりません。
【個性的な敵キャラクター達】
ゲーム全般を通して、登場する敵キャラクターは魅力的!主人公の飛竜に一歩も引けを取らない、個性派揃いです。
vs【ストロバヤ(サイボーグ)】
戦闘が終了すると、その激しさか?ストロバヤが天井を蹴ったかは分かりませんが?…炎になった天井が崩れ落ちてきます。壮絶な最期を遂げるストロバヤにも注目してしまいます。
vs【ノボ(レーザー砲台)】
vs【ウロボロス(?)①】
【ベストショット】
『ストライダー飛竜』では、ステージボスを倒した後「STAGE CLEAR」のBGMが流れ始める瞬間の飛竜のポーズが、BGMが流れ終わるまで画面に固定表示されます。ついつい自分の中での"ベストショット"を探してしまいます。キャラクターパターンが多く個性的な主人公があってこその演出だと思います。フフフ…見切り成功したり!!(ニヤリッ) そんな感じでワクワクすっぞ。
【エル・ヴィエント】
そんな「エル・ヴィエント」ですが…コチラも、ステージクリア後の【ベストショット】を楽しむことができます。飛竜と同じく、主人公「アネット」のキャラクターパターンの多さがなせる技ですね。
"新しい地球は、余が創り出した生命でみたされるであろう。死ね、古き神の子ども!!"
東ヨーロッパでは、カザス政権の暴走によって政府軍と反乱軍の果てしない戦いが繰り広げられていた。世界中が混沌としているとき、冥王グランド・マスターは東諸国はもとより西側諸国をも手中におさめ、天空に人口の都市"THE THIRD MOON"(第三の月の都)を打ち上げて独裁の限りを尽くしていた。地球は今、謎の冥王グランド・マスターの完全な支配下にあった。
この世の終わりが近づいてきたとき、ひとりの若者がグランド・マスターに立ち向かった。彼の名は"飛竜"。
飛竜の所属するストライダーズは、忍者を前身とした暗躍集団。常人の能力をはるかに上まわる戦闘・謀報のプロフェッショナル集団で、彼はストライダーズの最年少A級ストライダーだった。飛竜の使命は、冥王グランド・マスターの野望を阻止することにある。
冥王グランド・マスターを追い、カザフ連邦国からシベリア雪原、空中戦艦バルログ、アマゾン秘境、そして決戦の場所"THE THIRD MOON"へと飛竜の戦いは続く―。(※MDマニュアル参照)