1997年に、バンドの中心人物であったマーティン・フライがABC名義で復活。現在も、ライヴ活動を積極的に行っており、2016年にはまさかの来日公演も行いました!さらに、1stアルバムの続編となる「The Lexicon of Love II」をリリースするなど、ここにきてニュー・ロマンティックに回帰するかのような活躍を見せてくれています。
ABC - THE LEXICON OF LOVE II (2016)
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HUMAN LEAGUE(ヒューマン・リーグ)
1979年にデビュー、1981年リリースの「Don't You Want Me(愛の残り火)」が全英・全米共に1位に輝き、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンをリードすることになりました。
クラフトワークの影響を受けたシンセ・ポップが特徴で、本人たちはニュー・ロマンティックに分類されるのを嫌がっているようですが、プロモーション・ビデオでのビビッドな化粧姿や、男女混成グループならではの華やかさを見てしまうと、ニュー・ロマンティックの文脈で語られても仕方ないのかな、と思ってしまいますね。
クラフトワークの影響を受けたシンセ・ポップが特徴で、本人たちはニュー・ロマンティックに分類されるのを嫌がっているようですが、プロモーション・ビデオでのビビッドな化粧姿や、男女混成グループならではの華やかさを見てしまうと、ニュー・ロマンティックの文脈で語られても仕方ないのかな、と思ってしまいますね。
The Human League - (Keep Feeling) Fascination
全英2位のヒット!
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The Human League - Night People
2011年リリースのシングル。全英チャートにはランクインしなかったものの、インディー・チャートでは25位にランクイン。サウンドは往年のシンセ・ポップ!さらにPVでは、派手な化粧で女装した男性が、夜のクラブに出かけるシーンがあったり、やはりどことなくニュー・ロマンティックの雰囲気を今もなお感じさせてくれます。
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DURAN DURAN(デュラン・デュラン)
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多くの方にとって、ニュー・ロマンティックと言われて、真っ先に思い浮かぶ代表格といえば、やはりデュラン・デュランではないでしょうか?雑誌のグラビアや、MTVなど、戦略的にニュー・ロマンティックというブームを上手く味方につけた感がありましたね。
ヴィジュアル先行と揶揄されがちではありますが、音楽的にも魅力的で、これまで20曲以上を全米シングル・チャートに送り込んでます。
ヴィジュアル先行と揶揄されがちではありますが、音楽的にも魅力的で、これまで20曲以上を全米シングル・チャートに送り込んでます。
Duran Duran - Planet Earth
1981年リリースのデビュー曲で、全英12位のヒット。歌詞の中に「ニュー・ロマンティック」が登場するなど、デビュー時点から既にニュー・ロマンティックを意識した曲づくりを行っていました。
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Duran Duran - Hungry Like The Wolf
デュラン・デュランの人気を決定づけた1982年リリースのシングルで、全英5位、全米3位のビッグ・ヒットに。高額なコストをかけてスリランカで撮影されたこのPVによって、彼らの魅力を全世界に伝えることに成功しました。
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その後、彼らはニュー・ロマンティックの範疇を飛び越え、シンセ・ポップ主体だったサウンド面も大きく変化し、ゴージャスな音楽性へと変貌を遂げていきます。
当時売れっ子だったナイル・ロジャースをプロデューサーに迎えたり、音楽性の大きく異なる「パワー・ステーション」「アーケイディア」といったサイド・プロジェクトを成功させたり、映画007の主題歌を担当したり・・・
度々メンバー変更を行いながらも、これまで一度も解散することなく、常に第一線で活躍している彼らは、ニュー・ロマンティック勢の中で一番成功したバンドと言えるでしょう。
当時売れっ子だったナイル・ロジャースをプロデューサーに迎えたり、音楽性の大きく異なる「パワー・ステーション」「アーケイディア」といったサイド・プロジェクトを成功させたり、映画007の主題歌を担当したり・・・
度々メンバー変更を行いながらも、これまで一度も解散することなく、常に第一線で活躍している彼らは、ニュー・ロマンティック勢の中で一番成功したバンドと言えるでしょう。
Duran Duran - You Kill Me With Silence [AUDIO]
2015年リリースの13thアルバム『Paper Gods』では、盟友ナイル・ロジャースや、今が旬のマーク・ロンソンなどをプロデューサーに迎え、現役感のあるサウンドを聴かせてくれた彼ら。そんな中、この曲「You Kill Me With Silence」では、イントロの部分で80年代初頭のような雰囲気を感じさせてくれるなど、いまだにニュー・ロマンティックな要素も大事にしているのだな、とちょっと嬉しくなりました。
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SPANDAU BALLET(スパンダー・バレエ)
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デュラン・デュランと並んで成功したニュー・ロマンティックのバンドといえば、スパンダー・バレエでしょう。1980年に、デビュー・シングル「To Cut a Long Story Short」がいきなり全英5位の大ヒットに。それ以降も、「Chant No.1」が同3位、「True」が1位、「Gold」が2位、とヒットを連発。
彼ら最大のヒット曲「True」になると、シンセ・ポップというよりもソウルっぽい楽曲へシフトしていったイメージもあるので、デビュー直後はニュー・ロマンティックのイメージで売り出し、早めにシフト・チェンジして、さらに成功したとも言えますね。
彼ら最大のヒット曲「True」になると、シンセ・ポップというよりもソウルっぽい楽曲へシフトしていったイメージもあるので、デビュー直後はニュー・ロマンティックのイメージで売り出し、早めにシフト・チェンジして、さらに成功したとも言えますね。
Spandau Ballet - To Cut A Long Story Short
1980年のデビュー・シングル。サウンドはもちろんのこと、このPVでは髪型や衣装なども完全にニュー・ロマンティックを意識していると思われます。
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バンドは1990年に解散するも、2009年にまさかの復活を果たします!
Spandau Ballet - Once More Official Video
2009年のアルバム『Once More』は、過去のヒット曲をセミ・アコースティックなアレンジで再レコーディングした11曲に、2曲の新曲を加えた作品。この新曲「Once More」は、往年の美しいメロディー、歌声を堪能できる素晴らしい楽曲ですが、ニュー・ロマンティックらしさには欠けるかもしれません。
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