【70年代歌手】独特の訛りとキャラクターで歌手として活躍した演歌歌手、新沼謙治
2018年9月10日 更新

【70年代歌手】独特の訛りとキャラクターで歌手として活躍した演歌歌手、新沼謙治

数々の歌手を輩出したマンモスオーディション番組「スタ誕」から出てきた男性歌手、新沼謙治。その独特な雰囲気と特徴のある東北訛りでアイドルのような活躍で一躍トップスターとなった新沼謙治の全てを知りたい!

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ヒット曲と名曲

1975年の決戦大会で五木ひろしの「哀恋記」という曲をを歌って合格した新沼謙治がデビューしたのは翌年の1976年2月でした。
おもいで岬

おもいで岬

作詞はスタ誕の審査員も務めていた阿久悠、作曲は川口真、編曲はあかのたちおの3人で歌手、新沼謙治がスタートしました。

おもいで岬

ド演歌という路線でもなく新沼謙治のにや雰囲気や特徴に合わせたような曲です。この曲の後に続く曲もこの路線を大きく変えることなく歌手活動を続けていきます。もちろんアイドルに並ぶような人気があったのですが、デビュー当時のキャッチフレーズは「気持ちよく悲しい男」ということでした。なんとなく納得してしまうのは私だけでしょうか。
嫁に来ないか

嫁に来ないか

1976年6月1日発売
新沼謙治といえば、「嫁に来ないか」と思う人は多いと思います。もちろん新沼謙治の代表曲でもあり最大のヒット曲でもあるので間違いではないですが、この曲はデビュー曲と思っている人も多いと聞きます。

嫁に来ないか

この曲のヒットで同年の「第18回日本レコード大賞」「第7回日本歌謡大賞」の新人賞を受賞し、年末のNHK紅白歌合戦にも初出場をしています。

この当時の歌声はストレートに歌っている感じです。晩年の「嫁に来ないか」は発売当時のストレート感に歌い続けた貫禄を感じることができる歌い方になっています。

嫁に来ないか

新沼謙治がリリースしたシングル曲はデビューした1970年代には14曲、1980年代には17曲、1990年代には12曲、2000年代には9曲、2010年代には10曲と62曲あります。その中でも私が個人的に好きな曲があります。「嫁に来ないか」も素朴な感じでいいのですが、1987年2月21日に発売された「津軽恋女」はメロディーも歌詞も唸ることなく歌い上げるスタイルの新沼謙治に合わせたかのようでとても心地よく聞くことができる逸曲です。
津軽恋女

津軽恋女

1987年2月21日発売

津軽恋女

この曲はまさにデビュー当時のキャッチフレーズ「気持ちよく悲しい男」がピッタリな感じで情緒を感じさせてくれます。

歌番組では女性演歌歌手が歌っています。ほかにも作曲を担当した大倉百人もセルフカバーをしていますね。

津軽恋女:長山洋子

大倉百人「津軽恋女」

こんな人もカバーしていました。外資系のIT企業に就職したいと2018年5月に芸能活動を休止した演歌歌手のジェロがカバーアルバムの中で歌っているようです。
歌詞 「津軽恋女」ジェロ (無料) | オリコンミュージックストア (2046249)

ヒット曲はもちろん名曲がたくさんあり個人的に選んでしまいましたが、しっとりと聞かせてもらある新沼謙治の曲の中でどんな曲が好きですか?
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