ニューミュージック、J-ポップへの影響
吉田拓郎の「結婚しようよ」と、井上陽水の「傘がない」の登場で、日本の音楽界は大きく変わったというのは、よく言われていますが、アーティスト本人による作詞作曲、ダンガリーシャツにジーンズ、ギターとハーモニカというスタイルも、多くの若者たちが真似をするようになります。
字余り、字足らずの歌詞、自分の身の回りの出来事をシンプルでストレートな歌詞にのせて歌ったことで、ニューフォークという新しいジャンルから、ニューミュージック、J-ポップへと進化していきました。
字余り、字足らずの歌詞、自分の身の回りの出来事をシンプルでストレートな歌詞にのせて歌ったことで、ニューフォークという新しいジャンルから、ニューミュージック、J-ポップへと進化していきました。
via www.eday121.com
「結婚しようよ」の歌詞
「結婚しようよ」を聞いたことはあるけれど、全部は知らないという方は、以下のリンクから見ることができます。仲間を呼んで花をもらう、おそろいのシャツを並べて干す、ささやかな日常の幸せが歌われています。
「結婚しようよ」の映画化
2008年、吉田拓郎の大ファンだったという映画監督の佐々部清監督により、映画「結婚しようよ」が公開されました。全編に吉田拓郎の楽曲が流れる、ホームドラマですが、主人公である父親と同年代の世代には、同じ時代を感じることができる作品と言えるでしょう。
via www.kinenote.com
映画「結婚しようよ」のあらすじ
不動産会社に勤める平凡なサラリーマンの香取卓は、専業主婦の妻幸子と2人の娘との4人家族でした。夕食は必ず家族全員で共にするという決まりを守ってきました。卓はかつて、吉田拓郎に憧れ、フォーク歌手になる夢も持っていましたが、今は家族のために人生を捧げていました。
娘たちの成長と共に、卓の大切にしていた夕食の習慣も継続することが難しくなり、怒りと動揺に翻弄されますが、親は娘たちの夢を、娘たちは親の青春時代を知り、和解していきます。
娘たちの成長と共に、卓の大切にしていた夕食の習慣も継続することが難しくなり、怒りと動揺に翻弄されますが、親は娘たちの夢を、娘たちは親の青春時代を知り、和解していきます。
via eiga.com
映画「結婚しようよ」の主な出演者
via eiga.com
これまで家族をテーマにした作品を創り続けてきた佐々部監督の集大成といった感さえある映画である。ストーリー的にはかなり甘い(おそらく本人も承知の意図的なもの)が,監督の家族に対する理想を描いたものだと思えば,これはこれで結構でしょう。吉田拓郎の歌がいっぱい聞けます。