もう一人の腐れ縁の男子高生の学(まなぶ)と共に賑やかな毎日を送っているが、
ある日、比都美の元にラブレターがやってきて……。
杳子ちゃんに「どうやって断ればいい?」と相談するもの、思いがけない答えが返ってきてしまい。
「杳子ちゃんは比都美が男の子とつきあっても平気なのっ!?杳子ちゃんより好きな人ができてもっ……」
このあたりの下りが個人的に好きです。
友情というより同性愛を含む恋のなせるわざの独占欲。
若いなーなんて思ってしまう。(*´ω`*)
ささやかな幸せの日常はいつまでも続くわけではない。
杳子ちゃんの妊娠によって事態はどんどん変わっていきます。
比都美はその変化をしたたかに受け入れ変わっていく日常を受け入れていく。
10代はなにかと変動の大きいお年頃だったなとふと懐かしみ馳せてしまいたくなるそんな作品です。
ファンの感想
⑤今思えばだが、川原由美子の「ばいばいストロベリーデイズ」など、いつまでも幸福な時間にとどまれないことを知った少女たちの〝少女時代への別れ〟の痛切を、少女マンガがひとつのテーマとして描きはじめる、その魁のような重さを、あのときの「生徒諸君!」は担っていたのかもしれない。
— 濱岡 稔@ひまわり探偵局 (@hamatch2) September 12, 2015
もう一度読み返してみるその8
— koba (@kb_s) July 5, 2012
「ばいばいストロベリーデイズ」川原由美子
傑作集3。川原由美子の描くヒロインはホントかわいらしい。あとヒーローがへたれチックなのがどうやら好きみたい(・ω・)
ばいばいストロベリーデイズ #好きなんだけどなかなか同士がいない漫画
— ゆめ (@yumeizana) November 15, 2011
たまに川原由美子の「ばいばいストロベリーディズ」とか読み返したくなる。そして、こみあげるせつなさをもてあます。そんなときは、さべあのまの「地球の午后三時」あたりを読んでバランスを保つ。人間は精神的には二十歳前後でとまってるんだ、ということを、数十年、ひたすら確認し続けてる日々。
— 濱岡 稔@ひまわり探偵局 (@hamatch2) April 27, 2014
感想
(※顔文字…)
とりわけ女の子が切ない痛みを知って成長するのは同じ女性なのだからか、きゅんと胸に迫ります。そして懐かしい。
とくにとりわけ筆者には憧れの同性の方がいましたので、
その方に彼氏ができるとなぜかいらいらいらし、
ジェラシーを感じ切ない思いしてたのはいい思い出。
一体、あれはなんだったのか。(。´・ω・)?
10代の女の子は今思い顧みれば、貴重な日々だったなーと穏やかにくすっと笑えるそんなお話たちが鏤(ちりば)められています。しみじみ。
……年もとるはずですね笑