ザ・キングトーンズのリーダー、内田正人さん死去。
60年代より活躍しているコーラスグループ「ザ・キングトーンズ」のリーダー・内田正人さんが、2月15日に亡くなっていたことが明らかとなりました。82歳でした。
第一報はこちら。
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— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 17, 2019
「グッド・ナイト・ベイビー」などのヒット曲で知られる「ザ・キングトーンズ」のリーダーで、リードテナー担当の内田正人さんが15日に亡くなった。82歳だった。
日本におけるドゥー・ワップのパイオニア「ザ・キングトーンズ」とは?
ザ・キングトーンズとは、1960年から活動を続けている4人組コーラスグループ。内田正人さんが中心となり、50年代後半~60年代前半の洋楽等をドゥー・ワップのスタイルで歌い続けてきました。
「グッド・ナイト・ベイビー」が大ヒット。
彼らのレコードデビューは1968年。シングル「グッド・ナイト・ベイビー」を発表すると瞬く間にヒットとなり、翌1969年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。
The King Tones "Good Night, Baby" live in 1968
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日本に留まらない活躍を見せる!
前述の「グッド・ナイト・ベイビー」以降も、「暗い港のブルース」「星空のアリア」「家へ帰ろう」などヒット曲を立て続けに飛ばし、人気グループとしての地位を確立したザ・キングトーンズですが、1980年にはニューヨーク・ブロードウェイで開催された「ROYAL NEW YORK DOO-WOP SHOW」に日本人として初めて出場するなど、海外でも目覚ましい活動を行っていました。
暗い港のブルース ザ・キング・トーンズ
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21世紀に入ってからも精力的に活動!
21世紀に入ってからも精力的な活動を続けていたザ・キングトーンズ及び内田さんですが、2004年に内田さんが脳梗塞で倒れ、およそ1年間のリハビリを余儀なくされました。しかし、懸命なリハビリの結果。2005年から2007年にかけてフジロックフェスティバルに3年連続で出場。見事に復活を遂げていました。今後の活躍も期待されていただけに、このたびの訃報は残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。