キャスケットはエンジェルハット?秋田出身の花の中3トリオ「桜田淳子」
2016年11月21日 更新

キャスケットはエンジェルハット?秋田出身の花の中3トリオ「桜田淳子」

有名オーディション番組を経て芸能界入りした桜田淳子は番組史上最高得点をたたき出していた!そのビジュアルと歌声を心してみよ!キャスケット

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オーディション番組に出場

70年代、80年代のアイドルを多く輩出していたオーディション番組として有名な「スタ誕」。その第1回決戦大会最優秀賞は花の中3トリオでおなじみの森昌子さん。この森昌子さんの受賞で感化され奮起したのが同い年で女優になることを夢見ていた桜田淳子でした。
番組からデビューが決まった森昌子

番組からデビューが決まった森昌子

地元、秋田でこの瞬間を見ていた桜田淳子の目に入ってきたのが番組内での告知で「秋田地区でオーディションをするので応募した人はどうぞ」という文面で、親や学校に相談することなく躊躇もせずに応募し地方予選大会へ出場しました。
秋田県民会館

秋田県民会館

1972年に「スタ誕」の予選会場となった秋田県民会館は1961年に完成されてから多目的ホールとして使われコンサートや演劇など行われています。
予選大会で桜田が選んだ歌は牧葉ユミの「見知らぬ世界」でした。この歌で挑んだ結果、番組史上最高得点573点で合格という快挙を成し遂げます。

見知らぬ世界 - YouTube

秋田大会で歌った「見知らぬ世界」はこんな歌です。
当時14歳の中学生がこの歌を歌い最高得点で予選を通過するなんてすごい歌唱力だったのですね。
このオーディションの時にかぶっていた白のキャスケットが印象的だったせいか、エンジェルハットと呼ばれるようになり若い女の子に話題となったことも懐かしいですね。
華との邂逅  「ファン感謝DAY」で私が「桜田淳子の勝ちだ」と思ったワケ (1702025)

余談ではありますがこのキャスケットを上手に被る方法ってあまり知られていなかったりしませんか?
上手に被れると小顔効果があるのでぜひ試してみてください!
キャスケットのかぶり方

キャスケットのかぶり方

1.前側のすべりに額を当てるようにして、前からかぶっていきます。
2.額に当てた前側のすべりを軸にするようにして、後部を下げて頭を入れて行きます。
3.クラウンが大きいものも場合は、余った部分を後ろに垂らします。
このキャスケットは桜田淳子のトレードマークともなり歌手デビューするまではもちろん2枚目のシングル「天使の初恋」でも歌う時は被っていました。
「天使の初恋」

「天使の初恋」

桜田淳子が本選で番組時史上最高の25社からプラカードを上げてもらうという快挙を成し遂げ堂々歌手デビューとなったのです。
デビュー曲は「天使も夢みる」という曲で作詞:阿久悠/作曲:中村泰士/編曲:高田弘というヒット間違いなしのメンバーで作成され1973年2月にリリースされました。
「天使も夢みる」

「天使も夢みる」

アイドル・桜田淳子

同時期に同番組から輩出された森昌子、山口百恵と3人で「花の中3トリオ」と呼ばれるようになったのはトップアイドルとして注目されただけではなく歌手としての実力とビジュアルが備わっていたからだと思いますが、当時は3人寄れば「御三家」や「三人娘」といったように何かと括られることが多く単独でも仕事ももちろんある中、歌番組や映画など3人セットで組む仕事も多かったようです。
「新御三家」

「新御三家」

西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎を新御三家と呼んでいたこともあります。「花の中3トリオ」と同時期に活躍していた男性アイドルたちですね。
「花の中3トリオ」

「花の中3トリオ」

向かって左から山口百恵、森昌子、桜田淳子の順
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