『いい日旅立ち』は山口百恵の24枚目のシングル
いい日旅立ち 山口百恵 1978.11
何度聴いても、聴き入ってしまいますね~。若いのに、落ち着いていて素敵な歌声でとても憧れていました。
via www.youtube.com
作詞・作曲の谷村新司と共演も
いい日旅立ち 山口百恵 谷村新司
なんとも贅沢なデュエットですね。
あ~また是非とも歌ってほしい!!
あ~また是非とも歌ってほしい!!
via www.youtube.com
”日本の歌百選”に選ばれる
via www.amazon.co.jp
国鉄のキャンペーンソングだった
1970年9月、大阪万博が終了した後、国鉄は万博のために製造された車両の有効活用を考え「DISCOVER JAPAN(美しい日本と私)」と称した旅行誘致キャンペーンを開始。その第二弾として1978年11月から『いい日旅立ち』キャンペーンを開始しました。
キャンペーン名に英語が使われて、当時は聞きなれず珍しい事でした。
キャンペーン名に英語が使われて、当時は聞きなれず珍しい事でした。
CM 国鉄 DISCOVER JAPAN 2 (1978年)
懐かしい!とても印象に残っているCMです。
鉄道に乗って旅に出たくなりますね~!
鉄道に乗って旅に出たくなりますね~!
via www.youtube.com
『いい日旅立ち』はスポンサー企業から名付けた
山口百恵が「いい日旅立ち」(国鉄のキャンペーンソングともなる)をリリースする際、日本旅行(国鉄の指定券発券システムを使用)と日立製作所(国鉄の車両を製造)がスポンサーになった。タイトルに「いい日旅立ち」「いい日旅立ち」とそれぞれの会社の名前が入っている。
もともとキャンペーン名であった『いい日旅立ち』は、二つの企業名から名づけられ、そのまま曲名にもなったんですね~。企業名をうまく入れていたとは気づきませんでした!
出来た曲を電話でチェック?
via t.pia.jp
作詞作曲を担当した谷村さんは、曲が出来るとすぐに山口百恵に電話をして受話器先でギターを弾いて『いい日旅立ち』を歌い、山口百恵はすぐにとても良い曲だと気に入ったそうです。
日本中を、コンサート・ツアーなどで廻って、全国を知っている谷村さんならではの、スケール感の大きい歌詞、曲になったんですね。
日本中を、コンサート・ツアーなどで廻って、全国を知っている谷村さんならではの、スケール感の大きい歌詞、曲になったんですね。
卒業、旅立ちの時の定番曲について語る
この曲は、タイトルから、結婚式や卒業式等の旅立ちの席で歌われる事も多いのですが、実は、曲を作った谷村さんは、意外なコメントを残されていました。
ホリプロのグループ会社、東京音楽出版で、山口百恵の制作担当ディレクターを務めた、川瀬泰雄さんは、FMラジオ番組で当時を振返っていました。
ホリプロのグループ会社、東京音楽出版で、山口百恵の制作担当ディレクターを務めた、川瀬泰雄さんは、FMラジオ番組で当時を振返っていました。
谷村さんは、「歌詞に、そんな祝いの席で歌ってもらえるような、いい意味は込めていない」と言っているんです。しかし、僕は、谷村さんが作った歌の雰囲気と、山口百恵の歌声が、聴く人の感情を揺さぶって、別れや旅立ちの席で歌うと、ピッタリの雰囲気を作り出しているんだと思います。
谷村さん、とても正直に語られてますね(笑)というか、謙遜されているのか。。。
いい意味は込めずとも、聴き手にいい意味を感じさせることができる谷村さんと山口さん。お二人ともすごい才能です!さらに二人の魅力を引き合わせた川瀬さんもさすがですよね!!
いい意味は込めずとも、聴き手にいい意味を感じさせることができる谷村さんと山口さん。お二人ともすごい才能です!さらに二人の魅力を引き合わせた川瀬さんもさすがですよね!!
列車の車内放送にも使用される
via www.photo-ac.com
作詞・作曲: 谷村新司
編曲: 川口真
週間3位(オリコン)
1979年度年間20位(オリコン)
1位(ザ・ベストテン)
累計売上100万枚