デビュー・シングル 「BAN BAN BAN」、2nd.シングル「スキップ・ビート」「MERRY X'MAS IN SUMMER」(同時リリース)の大ヒットに続き、リリースされたのがこの 『NIPPON NO ROCK BAND』 です。
このアルバムは全曲英語詞ですが、シングルのA面(当時のレコード)は、全て日本語で歌われるというスタイルで発表(尚、B面は洋楽のカヴァー曲)。サザンとは180度手法を変え、全くの硬派な "デタラメ・ロック" を表現したものになりました。
また、LIVEでは洋楽の名曲をカヴァーし、洋楽ファンにも支持されたバンドとなっていました。私も KUWATA BAND のLIVEを観に行きましたが、本当にカッコよかったですね。
一方、サザンのファンからは、桑田のあまりの変化に戸惑い、一部のファンが離れてしまうという事態にもなったといいます。
KUWATA BANDが1年間限定の活動であったために、スタジオ録音でのオリジナルアルバムは本作のみで、事実上のラストアルバムであり、帯には「たいした、もんだい作!!KUWATA BAND 最初で最後の涙のアルバム」と記載されている。
僅か1年の間に全国40前後の都市で50を超える公演をこなしたKUWATA BAND。
かなり多忙だったと予想出来るが、あの1年間は後にも先にも「桑田佳祐らしくない桑田佳祐」を見る事が出来た唯一の時間だった。
かなり多忙だったと予想出来るが、あの1年間は後にも先にも「桑田佳祐らしくない桑田佳祐」を見る事が出来た唯一の時間だった。
(^^♪ 🎸 🥁 🎹 📺 Internet 2021/7/31 17:09
スキップビート”スケベースケベー”と空耳
I.O 2019/11/19 13:34
KUWATA BANDとは、86年から桑田佳祐さんの妻・原坊こと原由子さんが産休期間に入るため、サザンオールスターズとしての活動を休止し、約1年間に渡ってサザンとは別のバンドを結成したのがKUWATA BANDでした。もちろん出すシングルはヒットし、ベストテン・トップテン(この年から歌のトップテンに改名)・夜ヒットにも出演し、KUWATA BAND終了後は桑田さんソロで活動し、88年にサザンとしての活動を再開しました(その後も休止したり再開したりの繰り返し有り)。