エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ (Everytime You Go Away)
ポール・ヤング (1985)
Paul Young - Everytime You Go Away
カバーをやらせたら右に出るものはいないといってもいいくらい、カバーを得意とするポール・ヤング。他にもマーヴィン・ゲイやシャイ・ライツ、ジミー・ラフィン、トム・ウェイツなどの楽曲をカバーしたりもしてますが、最大のヒットとなったのは、ホール&オーツをカバーしたこの曲!全米チャート1位を獲得したわけですが、本家ホール&オーツはシングル・カットすらしていない隠れた名曲を取り上げたそのセンスの良さは、さすがです。
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ダリル・ホール&ジョン・オーツ (1980)
HALL & OATES-Everytime You Go Away (The Essential DARYL HALL & JOHN OATES).
ホール&オーツのオリジナルは1980年リリースのアルバム『Voices』に収録。ダリル・ホール自身もこの曲はお気に入りとのことで、ポール・ヤングがヒットさせて以降、ライヴでもよく演奏してますね~
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愛のハーモニー (That's What Friends Are For)
ディオンヌ&フレンズ (1985)
Dionne Warwick - That's What Friends Are For
オリジナルは1982年、ロッド・スチュワートが映画『ラブ IN ニューヨーク』サントラのために録音したものでしたが、1985年にディオンヌがカバーし、全米チャート4週連続1位の大ヒットに!作者のバート・バカラックとは60年代から組んでヒットを量産したディオンヌだけに、まるで自身のオリジナルであるかのような見事なハマリっぷり。スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイト、という豪華なメンバーとの共演も話題となりましたね~
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ロッド・スチュワート (1982)
Rod Stewart - That's What Friends Are For (Night Shift Soundtrack)
ロッドのヴァージョンはシングルになっていないこともあり、知る人ぞ知る隠れた名曲でした~
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ふたりの世界 (I Think We're Alone Now)
ティファニー (1987)
Tiffany - I Think We're Alone Now
15歳という若さでデビューしたティファニー2枚目のシングルに選ばれたこの曲は、全米1位のヒットを記録!いかにも80年代っぽいサウンドで、彼女のオリジナルかと思いきや、実はオリジナルはティファニーがヒットさせる20年前の1967年のヒット、トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズなのでした!
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トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ (1967)
I Think We`re Alone Now - Tommy James & The Shondells
こちらのオリジナル・ヴァージョンも、全米4位のヒット!ちなみにこのトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ、他にも様々なアーティストにカバーされヒットしている曲がいろいろとあるのですが、思わずカバーしたくなる魅力的なバンドということで、要チャックですね!
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モニー・モニー (Mony Mony)
ビリー・アイドル (1987)
Billy Idol - Mony Mony (Live)
前述のティファニー「ふたりの世界」から全米1位の座を奪ったこのビリー・アイドルの曲もまた、トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズがオリジナルでした!なんと、同じアーティストの異なる曲のカバーが、連続で1位を獲得するという、偶然とは思えないような出来事が起きていたのです。ビリーは1981年にも同曲をカバーしてますが、ヒットした1987年の方はライヴ・ヴァージョンでした!
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トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ (1968)
Mony Mony by Tommy James & The Shondells
こちらのオリジナルも、全米3位、全英1位の大ヒットでした!前述の「ふたりの世界」以外にも、ジョーン・ジェットやプリンスなどにカバーされた「Crimson and Clover」など、キャッチーなオリジナル曲がたくさんあるだけに、もっと再評価されて、知名度が上がっても良いバンドですよね~
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