春になれば
1976年には9枚のシングルを送り出したフォーライフ・レコード。明けて1977年最初のシングルは小坂一也の「春になれば」です。
小坂一也と言えば1955年にデビューして「和製プレスリー」との異名をとった方です。1957年には映画デビューを果たし役者しても活躍されました。
小坂一也と言えば1955年にデビューして「和製プレスリー」との異名をとった方です。1957年には映画デビューを果たし役者しても活躍されました。
この曲も残念ながら音源が無く聞くことが出来ません。
しかしまぁ、なんですよ、小坂一也と言えば「サイクリング サイクリング ヤッホー、ヤッホー♪」の歌詞が印象的な1957年のヒット曲「青春サイクリング」ですね。
しかしまぁ、なんですよ、小坂一也と言えば「サイクリング サイクリング ヤッホー、ヤッホー♪」の歌詞が印象的な1957年のヒット曲「青春サイクリング」ですね。
君が気がかり
次いで、泉谷しげるの最高にカッコいいロックンロールナンバー「電光石火に銀の靴」、川村ゆうこ3枚目のシングル「旅人のように」が出ます。
野澤享司はその次、フォーライフ・レコード17枚目のシングルとして「君が気がかり」を1977年5月にリリース!
野澤享司はその次、フォーライフ・レコード17枚目のシングルとして「君が気がかり」を1977年5月にリリース!
野澤享司といっても知らない方が多いのではないかと思います。新人ではありません。当時は既にレコーディングギタリストとして活動しており知る人ぞ知る存在だったんです。1970年代中盤に小室等のギターサポートを務めた縁があってフォーライフ・レコードから作品をリリースするに至っています。
「君が気がかり」は商業的に成功したわけではありませんが、凄くイイ曲ですよォ。当時の音源ではありませんが、お聞きくださいっ!
「君が気がかり」は商業的に成功したわけではありませんが、凄くイイ曲ですよォ。当時の音源ではありませんが、お聞きくださいっ!
君が気がかり / 野澤享司
via www.youtube.com
さすがに雰囲気ありますよねェ。
フォーライフ・レコードから3枚のシングルとアルバムをリリースしていますが、中でもアルバム「Kyouji Travelin」は、レコーディングにはムーンライダーズ、矢野顕子、矢野誠、小原礼、谷山浩子、更にはトム・ウェイツのツアー・バンドのメンバーだったチップ・ホワイトらがゲスト参加していて聴きごたえがあります。
フォーライフ・レコードから3枚のシングルとアルバムをリリースしていますが、中でもアルバム「Kyouji Travelin」は、レコーディングにはムーンライダーズ、矢野顕子、矢野誠、小原礼、谷山浩子、更にはトム・ウェイツのツアー・バンドのメンバーだったチップ・ホワイトらがゲスト参加していて聴きごたえがあります。
はーばーらいと
鳴り物入りでスタートしたフォーライフ・レコードですが、ここまでで登場したアーティストは立ち上げの4人以外に僅か5人。しかも、まったくの新人は川村ゆうこただ1人。そして残念なことに大ヒットは生まれていません。アーティストを発掘するって難しいんですねぇ。
この年の9月10日、井上陽水が大麻所持容疑で逮捕されたこともあり、吉田拓郎、井上陽水の人気に陰りが見え始め、小室等、泉谷しげるに至ってはヒット曲どころかライブにも客が入らなくなり、フォーライフ・レコードは厳しい状況に追い込まれます。
そんな中、1977年7月10日に水谷豊が「はーばーらいと」で登場します。
この年の9月10日、井上陽水が大麻所持容疑で逮捕されたこともあり、吉田拓郎、井上陽水の人気に陰りが見え始め、小室等、泉谷しげるに至ってはヒット曲どころかライブにも客が入らなくなり、フォーライフ・レコードは厳しい状況に追い込まれます。
そんな中、1977年7月10日に水谷豊が「はーばーらいと」で登場します。
水谷豊「はーばーらいと」
作詞:松本隆
作曲:井上陽水
編曲:佐藤準
作曲:井上陽水
編曲:佐藤準
via www.youtube.com
水谷豊の登場で僅かに光が見えてきたフォーライフ・レコード。が、水谷豊が歌手として花開くのは1979年4月21日発売の「カリフォルニア・コネクション」です。
では、その間どうだったかと言えば、1977年10月25日に原田真二が颯爽とデビューし「てぃーんず ぶるーす」をリリース。11月に「キャンディ」、12月には「シャドー・ボクサー」を立て続けにリリースし一大ブームを巻き起こしました。
原田真二は翌年にも「タイム・トラベル」を大ヒットさせましたが、1978年は何と言っても杏里のデビュー曲「オリビアを聴きながら」ですね。いまだに歌い継がれている名曲だ。
こうして山あり谷ありのフォーライフ・レコードは最初の谷を乗り切ったのでした!
では、その間どうだったかと言えば、1977年10月25日に原田真二が颯爽とデビューし「てぃーんず ぶるーす」をリリース。11月に「キャンディ」、12月には「シャドー・ボクサー」を立て続けにリリースし一大ブームを巻き起こしました。
原田真二は翌年にも「タイム・トラベル」を大ヒットさせましたが、1978年は何と言っても杏里のデビュー曲「オリビアを聴きながら」ですね。いまだに歌い継がれている名曲だ。
こうして山あり谷ありのフォーライフ・レコードは最初の谷を乗り切ったのでした!
作曲:吉田拓郎
編曲:萩田光雄