懐かしい特撮・アニメ・漫画の傑作エピソードvol.9(想定外の衝撃的な展開・みんなのトラウマ)
2017年3月20日 更新

懐かしい特撮・アニメ・漫画の傑作エピソードvol.9(想定外の衝撃的な展開・みんなのトラウマ)

懐かしい1970年代の昭和の特撮ドラマを中心に衝撃的な傑作エピソードやバッドエンドな特撮作品を振り返ってみましょう。いずれの作品も色々な意味で衝撃的かつトンデモない面白いネタが勢ぞろいです。

71,384 view
誰もが地球を救ったワンセブンのことを永遠に忘れないだろう。

誰もが地球を救ったワンセブンのことを永遠に忘れないだろう。

『大鉄人17』35話「さらばワンセブン 不滅のナンバー」(1977年11月11日)

『超電子バイオマン』 特撮史上例のないイエローの唐突な殉職。理解不能なやられ方だったが、実は女優の突然の失踪のためだった。

反バイオ粒子エネルギーを発射するバイオキラーガン

反バイオ粒子エネルギーを発射するバイオキラーガン

『超電子バイオマン』10話「さよならイエロー」(1984年4月7日)

バイオエネルギーが減っていく……。反バイオ粒子エネルギーの恐ろしい反応。5人の戦士に危機迫る。(C)東映
イエローだけが反バイオ粒子エネルギーの犠牲になる。

イエローだけが反バイオ粒子エネルギーの犠牲になる。

全員「ミカがいない」 イエローはスーツ姿だけで、ミカと...

全員「ミカがいない」 イエローはスーツ姿だけで、ミカとしての姿は今回一度も出ていない・・・これは一体どういうことなのか?

当時の番組の視聴者の全員が思った。

なぜ小泉ミカ(演:矢島由紀)は今回、出演していないのか?

病気か何かか?
ピンクをかばいイエローだけが犠牲になる。なぜイエローだ...

ピンクをかばいイエローだけが犠牲になる。なぜイエローだけが、やられ続けるのか。

またもやイエローだけが反バイオ粒子エネルギーを食らいまくる

またもやイエローだけが反バイオ粒子エネルギーを食らいまくる

なぜイエローだけが一方的に敵の攻撃を食らわないといけな...

なぜイエローだけが一方的に敵の攻撃を食らわないといけないのか?理解に苦しむ展開だ。

(イエローだけを)殺す気か!

(イエローだけを)殺す気か!

とにかくイエローだけが敵の猛攻撃を食らいまくる

とにかくイエローだけが敵の猛攻撃を食らいまくる

特撮の戦うヒロインが、一人だけ一方的に殺される展開だ。...

特撮の戦うヒロインが、一人だけ一方的に殺される展開だ。特撮史上例がない衝撃的な展開になってしまった。

スーパー戦隊シリーズ初のイエローヒロインだったのに!
イエローは死んでしまった。スーツ姿のまま弔われた。これ...

イエローは死んでしまった。スーツ姿のまま弔われた。これはひどい。

小泉 ミカ(こいずみ みか) / イエローフォー(初代)は、バイオマンのサブリーダー的ポジションにあったが、仲間を救うため、反バイオ粒子を用いたバイオキラーガンの犠牲となり、凄絶な最期を遂げる。
このイエローの酷い死に方に視聴者は誰一人納得がいかなか...

このイエローの酷い死に方に視聴者は誰一人納得がいかなかった。なぜ、こんな展開になったのか?

『超電子バイオマン』10話「さよならイエロー」(1984年4月7日)
なんと!イエローフォー・小泉ミカ役の女優の矢島由紀さん...

なんと!イエローフォー・小泉ミカ役の女優の矢島由紀さんが突然、失踪してしまったからだった・・・。

小泉ミカのキャラクターが矢島に合わせて作られていたなど、製作側からもかなりの期待が寄せられていたが1984年1月頃JACを突然退会し、同番組も降板。その後、表舞台からも姿を消した。

期待の凄い新人だったのに・・・矢島由紀さん、どこ行っちゃったの!元気でやってますか?
第7話以降のアフレコを前にして矢島が突然降板。このような状況下で制作された第10話では、矢島演じるミカは終始イエローフォーの姿のまま、女性戦士史上初の「戦死」扱いになり、埋葬シーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われ遺影も飾られていない。

降板理由は不明であり、JAC側からも正式な発表・説明はされていないが、その後、バラエティ番組に出演した牧野美千子(ひかる役)と太田直人(真吾役)にて、矢島が番組途中で失踪していたこと、千葉でいわゆるオナベとして働いているところに出くわしたことを語っている。
突然失踪してしまった矢島由紀さん。おなべとなり、千葉で...

突然失踪してしまった矢島由紀さん。おなべとなり、千葉で働いているという説がありますが・・・。

第2話「集合! 宿命の戦士」の矢島由紀さん。
通常、役者不在における降板劇はその数話前から何らかの事情で出られなくなり、そのまま降板に流れるケースが多いが、矢島の件は第9話「人を消すなわ跳び」まで確実に出演していたにもかかわらず、翌週で不在・降板というあまりにも突発的なケースだった。

その後、矢島は完全に対外的な消息を絶っており、公式な形での事情は明らかになっていないが、共演した牧野は2010年に行われたトークイベントで「集合時間になっても姿を現さず、スタッフが右往左往している中、自分達4人は喫茶店でコーヒーを飲んでいた。

前日に矢島は阪本と一緒に帰っており、その際に「私、明日の撮影サボるから」と告げていた」と語っている。阪本は後年自身が出演したイベントで「降板以後全く連絡がない」と心配していた。

2013年1月10日放送の『有田とマツコと男と女』(TBS)において、太田貴彦と牧野が「約10年前におなべとなり、千葉で働いているのを見かけた」と証言している。

『ファイヤーマン』第30話「宇宙に消えたファイヤーマン」

宇宙怪獣ダークマンダーを決死のファイヤーダッシュで倒す。

宇宙怪獣ダークマンダーを決死のファイヤーダッシュで倒す。

『ファイヤーマン』第30話「宇宙に消えたファイヤーマン」(1973年7月31日)

地球を狙うシャーク24号星から宇宙怪獣ダークマンダーが送り込まれ、さらに物体Xが強力なミサイルを発射しながら地球に接近していた。ファイヤーマンはエネルギーを消耗しながらも、ダークマンダーと物体Xに立ち向かっていく! (C)円谷プロ
このままでは「物体X」に地球が滅ぼされてしまう。

このままでは「物体X」に地球が滅ぼされてしまう。

127 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

衝撃的な最終回(バッドエンド)の特撮作品(ヒーローが悲劇的な結末を迎えた話)

衝撃的な最終回(バッドエンド)の特撮作品(ヒーローが悲劇的な結末を迎えた話)

昭和の特撮作品(特に70年代)はシリアスでハードな展開の作品が現代の作品に比べて多く、悲劇的な結末で幕を閉じる物語もかなりありました。「超光戦士シャンゼリオン」のような予想外の衝撃的な最終回、「鉄人タイガーセブン」や「アクマイザー3」のような主人公・ヒーローが悲劇的な結末を迎える特撮作品を振り返ってみましょう。
トントン | 238,104 view
懐かしい特撮・アニメ・漫画の傑作エピソードvol.14(想定外の衝撃的な展開・みんなのトラウマ)

懐かしい特撮・アニメ・漫画の傑作エピソードvol.14(想定外の衝撃的な展開・みんなのトラウマ)

懐かしい1970年代から90年代の昭和の特撮ドラマを中心に衝撃的な傑作エピソードや特撮のトラウマ作品も振り返ってみましょう。いずれの作品も色々な意味で衝撃的かつトンデモない面白いネタが勢ぞろいです。
トントン | 97,651 view
『特撮ロボ』60年代前後から70年代の特撮番組に登場する人型のロボット(アンドロイド)

『特撮ロボ』60年代前後から70年代の特撮番組に登場する人型のロボット(アンドロイド)

現在では「特撮ロボ(ロボット)」と言えばスーパー戦隊シリーズに登場する人型の巨大メカ「戦隊ロボ」が代表的ですが、かつてはロボットもの単独の特撮番組も多く存在しました。1960年代前後から1970年代(1979年まで)までの懐かしい特撮ロボットを振り返ってみましょう。
ガンモ | 113,780 view
ウルトラマンの『テレビマガジンデラックス』が7冊同時復刻!激レア写真が大きくて、ワクワクがよみがえる!

ウルトラマンの『テレビマガジンデラックス』が7冊同時復刻!激レア写真が大きくて、ワクワクがよみがえる!

初代ウルトラマンの時代から、番組収録の現場でスチール撮影してきた講談社ならではのヒーローブックが、30年超の時を経て復活!
【訃報】「ウルトラマン」でイデ隊員役を務めた二瓶正也さん死去。マイティジャック、ケンちゃんチャコちゃんなど

【訃報】「ウルトラマン」でイデ隊員役を務めた二瓶正也さん死去。マイティジャック、ケンちゃんチャコちゃんなど

60年代後半にTBS系列で放送された特撮テレビドラマ「ウルトラマン」のイデ隊員役で知られる俳優・二瓶正也(にへい まさなり)さんが21日、誤嚥性肺炎のため亡くなっていたことが明らかとなりました。80歳でした。
隣人速報 | 11,611 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト