『日本人が見た最もロックンロールな夢【BLANKEYJETCITY】まとめ』
2020年2月23日 更新

『日本人が見た最もロックンロールな夢【BLANKEYJETCITY】まとめ』

1990年に結成し、1998リリースの「赤いタンバリン」の大ヒットなどでスターダムをのし上がるも、バンドとしても絶頂期の2000年突如解散。そんな一瞬の夢のように去っていったBLANKY JET CITYの魅力をまとめてみました!

75,292 view

魅力その1 〜最高のメンバー〜

浅井健一(あさい けんいち、愛知県出身、1964年12月29日 - )ボーカル、ギター
照井利幸(てるい としゆき、愛知県出身、1964年2月28日 - )ベース
中村達也(なかむら たつや、富山県出身、1965年1月4日 - )ドラム
この3人の奏でるロックンロールは唯一無二であり、それこそがBLANKEY JET CITYの魅力とも言えます。またここで特記することはボーカルだけでなく、すべてのメンバーに個性そして魅力があるということでしょう。それではもう少し詳しく紹介していきます。

浅井健一(愛称:ベンジー)

Smashing Mag / Kenichi Asai (浅井健一) @ Hitomi Memorial Hall Showa Women's University(28th Jun. '09) (1636275)

独特な世界観を持つ歌詞、それをしゃべるように歌うのが浅井健一(以下、ベンジー)の歌の魅力。
また歌のみならずギターリストとしても天下一品で、キャッチーで切ないギターフレーズは、当時たくさんのバンドマンにコピーされました。
椎名林檎もベンジーの影響を公言しており、彼女の楽曲「丸の内サディステック」の歌詞では、愛機のグレッチと共に登場します。
ウィキペディアによると、この20年で浅井健一が世に送り出した楽曲は1500曲にもなるそうだ。

照井利幸(愛称:テルちゃん)

 (1636222)

ベンジーの切ないギターフレーズに絡みつくようなベースラインを奏でる照井利幸(以下、テルちゃん)。代表曲「SWEET DAYS」のベンジーのギターとの掛け合いは必聴です。
またライブではベースを淡々と弾いていることが多いですが、曲によっては発狂したかのように暴れ出し、雄叫びをあげるパフォーマンスは会場を熱狂させます。


当時ミッシェルガンエレファントだったチバユウスケとともに結成したROSSOも有名です。
ファッションもカッコイイ照井利幸。そのファッションを真似てライブ会場にくるファンもいた。
自身のアパレルブランド「ケルト&コブラ」(2007年をもって終了)はカリスマ的な人気を博しました。

中村達也(愛称:達也)

 (1636271)

中村達也(以下、達也)の唯一無二な破天荒なドラミングは、BLANKEY JET CITYの楽曲に疾走感や妖気な色気をもたらします。キャラクターとしても破天荒なイメージがありますが、BLANKEY JET CITYの中ではメンバー間のバランサーでもありました。


また10代のころから現在に至るまで様々なバンドで活動しています。
the 原爆オナニーズ、ザ・スターリン、東京スカパラダイスオーケストラ(ペルプとして)、
最近では自身のバンドLOSALIOS、斉藤和義とMANNISH BOYS、チバユウスケとのThe Golden Wet Fingersなど。
例えるならジャズのフィーリングを、メタルのパワーで叩く、ロックドラマーです。
本当にぴったりな表現。

魅力その2 〜個性がうまく絡み合った楽曲群〜

その1で書いたメンバーの個性が、BLANKEY JET CITYならではの楽曲を作り出します。
そんな彼らの楽曲群から、特におすすめの曲をご紹介していきます。
赤いタンバリン

赤いタンバリン

やっぱりBLANKEY JET CITYといえばこの曲『赤いタンバリン』。
ベンジーの歌、ギターフレーズも最も印象的と言える一曲だと思います。

BLANKEY JET CITY SWEET DAYS Last Stage - YouTube

後期の楽曲が続きますが『SWEET DAYS』やっぱり名曲です。
ベンジーとテルちゃんの掛け合いは必見です。

BLANKEY JET CITY くちづけ Last Stage - YouTube

最も達也のドラミングが引き立っている名曲『くちづけ』です。ドラマーが主役の歌詞だけに一番目立っております笑

BLANKEY JET CITY - 悪いひとたち 1994.1.16 - YouTube

BLANKEY JET CITYの名曲中の名曲『悪いひとたち』。ベンジーの歌詞の魅力が詰まっている一曲とも言えます。多くの不良に支持される原点とはここにあるんだと思います。

BLANKEY JET CITY SKUNK Last Stage - YouTube

ベンジーのギタープレイを語る上で外せないのがこの『SKUNK』。歌いながら弾くという超絶プレイは必見!またテルちゃんのベースとの掛け合いも素晴らしいですね。

魅力その3 〜やっぱりライブは最高〜

いいバンドの定義とは、
 ・メンバーに魅力がある
 ・楽曲が素晴らしい
あともうひとつ、
 ・ライブが素晴らしい
の3つ揃って初めていいバンドではないでしょうか?

このBLANKEY JET CITY、もちろんライブが素晴らしいんです。
そんな中でも特に伝説のライブを紹介していきます。
54 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

鮎川誠さんの「ロック葬」がSNSで物議…公式ツイッターがコメントを発表。

鮎川誠さんの「ロック葬」がSNSで物議…公式ツイッターがコメントを発表。

1月29日にすい臓がんのため亡くなったミュージシャン・鮎川誠さん(享年74)の「ロック葬」が4日に東京・代田橋で行われ、その模様が撮影されSNSに続々と投稿された件について、シーナ&ロケッツの公式ツイッターがコメントを発表しました。
隣人速報 | 1,735 view
福岡を根拠に活動した心響く熱いロックンロールバンド『アンジー』

福岡を根拠に活動した心響く熱いロックンロールバンド『アンジー』

ボーカルの歌声とサウンドと純文学的ぽい歌詞が、青春パンクぽくとても懐かしい感じで、元気を貰えます。
星ゾラ | 23,052 view
50年代ファッションに火をつけ、ロカビリーファンを魅了させたバンド『BLACKCATS』

50年代ファッションに火をつけ、ロカビリーファンを魅了させたバンド『BLACKCATS』

ロカビリーショップの店員が集まって作った海外でも人気のあった伝説のバンドです。
星ゾラ | 94,721 view
これぞROCK「ブランキージェットシティー」

これぞROCK「ブランキージェットシティー」

90年代本当のRockをかき鳴らした「Blankey Jet City」彼らだからこそ作れる音楽は多くのファンに愛されました。そんな「Blankey Jet City」の事を詳しく見ていきましょう。
manami-n | 17,463 view
バンドブーム全盛期の80年代。みんながバンドに影響を覚えた

バンドブーム全盛期の80年代。みんながバンドに影響を覚えた

80年代は、全国規模でアマチュアバンドが勃発した時代でした。中学生・高校生バンドが多く私の当時の学校でもバンドだけで10組ほど出来てた記憶が有ります。
ryoryo05 | 60,335 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト