車田正美先生登場!
それは何度か書かせてもらっているマンガ家の野球チームの打ち上げか何かの飲み会で、よく連れて行ってもらっていた「M」というスナックでの出来事でした。
「あっ車田正美先生だ!」一緒にいたチームメートのTさんが店の反対側を指さして言いました。
Tさんは助っ人で何度か車田さんの手伝いに行ったことがあり挨拶に行ったところなぜか車田さんも一緒になって僕たちのテーブルにやってきたのでした。
あっ「リングにかけろ!」車田先生が目の前に!
いつだったかの中島徳博先生の時と同じ反応です けど仕方ないですね、ボクがこの世界に入る前から読んでいた作家先生ですから目の前にすると不思議な感じがするんです。
「で、Tくんは今何をしているんだい?」
車田先生が尋ねました。
「あっ車田正美先生だ!」一緒にいたチームメートのTさんが店の反対側を指さして言いました。
Tさんは助っ人で何度か車田さんの手伝いに行ったことがあり挨拶に行ったところなぜか車田さんも一緒になって僕たちのテーブルにやってきたのでした。
あっ「リングにかけろ!」車田先生が目の前に!
いつだったかの中島徳博先生の時と同じ反応です けど仕方ないですね、ボクがこの世界に入る前から読んでいた作家先生ですから目の前にすると不思議な感じがするんです。
「で、Tくんは今何をしているんだい?」
車田先生が尋ねました。
心は神話会
「えっと、キャプテン翼の手伝いをしていたのですが…」
そう答えたTさんにボクを含めてみんなが面白がっていろいろ突っ込みました。
「Tさん、キャプテン翼と神話会のどっちが好きなんだよ!」
「そうだそうだ!どっちか選べよ!」
なんてみんな酔っぱらって言いたい放題です。
なんせ本人の車田先生が目の前にいるのですから下手な事を言えるわけありません…というわけで追い詰められたTさんは
「キャプテン翼にこの身をやつしてはいますが、心は神話会です!」
なんていうムチャな返事をしたのでした、すると車田先生は
「おおっ!うれしくなっちゃうね~っ!これっ食ってくれ!」
となぜか予想以上に喜んで手に持ったグラスに入ったポッキーをみんなに配って回ったのでした。(もはやみんな酔っ払いでしたからなんだかムチャクチャです)
そんな盛り上がってる酒席のなか一緒にいた後輩のアシスタントのHくんが車田先生のファンだった事を思い出しました。
そう答えたTさんにボクを含めてみんなが面白がっていろいろ突っ込みました。
「Tさん、キャプテン翼と神話会のどっちが好きなんだよ!」
「そうだそうだ!どっちか選べよ!」
なんてみんな酔っぱらって言いたい放題です。
なんせ本人の車田先生が目の前にいるのですから下手な事を言えるわけありません…というわけで追い詰められたTさんは
「キャプテン翼にこの身をやつしてはいますが、心は神話会です!」
なんていうムチャな返事をしたのでした、すると車田先生は
「おおっ!うれしくなっちゃうね~っ!これっ食ってくれ!」
となぜか予想以上に喜んで手に持ったグラスに入ったポッキーをみんなに配って回ったのでした。(もはやみんな酔っ払いでしたからなんだかムチャクチャです)
そんな盛り上がってる酒席のなか一緒にいた後輩のアシスタントのHくんが車田先生のファンだった事を思い出しました。
真っ白なキャンバス
H君は高校生の頃「車田正美ファンクラブ」に入っていた程の大ファンだったそうで早速車田さんにその話をしました。
「こいつ、先生の大ファンでファンクラブにも入っていたんですよ!」
「そうなんです、編集部にキャプテン翼のアシスタントに入るように言われたのですが本当は車田先生のところに行きたかったです。…いえ機会があればぜひ!」
なんてさっきのTさんの調子に合わせて入会(?)を直訴したのでした。
すると車田先生(もうだいぶ酔っぱらっていたと思うのですが)
「翼のアシスタント?…ウチに来たい?…」
「要らねえな~っ!」
なんとビックリ突然の拒絶でした!
「俺はな、真っ白なキャンパスみてえなアシスタントが欲しいんだ!人の手垢のついたようなアシスタントなんて要らねえなっ!」
凄いです、車田先生(笑)
多分酔った上での言葉で、ご本人は全く覚えてないでしょうけどボクの中では強烈に覚えている車田先生との接近遭遇でした。
それにしてもなぜか転職祈願して爆死してしまったHくんが一番可哀そうだったかもですね。
「こいつ、先生の大ファンでファンクラブにも入っていたんですよ!」
「そうなんです、編集部にキャプテン翼のアシスタントに入るように言われたのですが本当は車田先生のところに行きたかったです。…いえ機会があればぜひ!」
なんてさっきのTさんの調子に合わせて入会(?)を直訴したのでした。
すると車田先生(もうだいぶ酔っぱらっていたと思うのですが)
「翼のアシスタント?…ウチに来たい?…」
「要らねえな~っ!」
なんとビックリ突然の拒絶でした!
「俺はな、真っ白なキャンパスみてえなアシスタントが欲しいんだ!人の手垢のついたようなアシスタントなんて要らねえなっ!」
凄いです、車田先生(笑)
多分酔った上での言葉で、ご本人は全く覚えてないでしょうけどボクの中では強烈に覚えている車田先生との接近遭遇でした。
それにしてもなぜか転職祈願して爆死してしまったHくんが一番可哀そうだったかもですね。
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マツド・デラックスさんおすすめの「スケ番あらし」はもちろん「男坂」や「風魔の小次郎」も!
でも一番好きなのはやっぱり「リングにかけろ!」かな?