愛と憎しみの果て
原作はアフリカでのさまざまな出会いが複雑に絡まって描かれていて、決してメロドラマではない。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の主人公ホールデンが図書館員からまちがって渡された本が、読んでみたらすごくよかったというのが原作の『アフリカの日々』である(野崎孝訳では「アフリカの農場」)。気に入った作家には電話をかけたくなると、ホールデンがいうが、このモチーフは日本の『ライ麦畑』とされる庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』の冒頭に活かされている。
映画「愛と哀しみの果て」劇場予告 - YouTube
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メインキャスト
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ストーリー(ネタバレ)
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それからカレンとデニス・フィンチ・ハットンとの仲が深まり、2人は恋人同士になる。カレンは、2人の間を継続的な関係にしようと試みるが、やがてデニスのことを、まるでアフリカそのもののように、手にすることも手なずけることもできない人なのだと知る。デニスは、ぜいたく・所有・肩書きといったヨーロッパの習慣よりも、雄大な土地で牧畜生活を営むマサイ族の自由で素朴なアフリカを好んでいた。
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シドニー・ポラック監督作品
第58回アカデミー賞作品賞ならびに第43回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞受賞作品
アカデミー賞7部門受賞。