ゴースト ニューヨークの幻 心がキュッと切なくなるラブストーリーは今なお心に残る感動作
2016年7月4日 更新

ゴースト ニューヨークの幻 心がキュッと切なくなるラブストーリーは今なお心に残る感動作

ゴースト ニューヨークの幻 公開から26年経った今でも、この名作は不動のものとして根強い人気があります。 私、モリオッティが個人的に号泣した名シーンをご紹介。涙を流して心のお洗濯しませんか?

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ゴースト ニューヨークの幻 まずは主題歌をお聞き下さい

Righteous Brothers - Unchained Melody (High Quality) - YouTube

アンチェインド・メロディ(英語:Unchained Melody)

作曲 アレックス・ノース
作詞 ハイ・ザレット
実は、1955年日本未公開の刑務所映画「アンチェインド」の主題歌としてこの曲を作曲したそうですよ。

このシーンを思い浮かべませんでしたか?

ゴーストといえば代表的なシーンの一つですね

ゴーストといえば代表的なシーンの一つですね

ゴースト ニューヨークの幻
監督 ジェリー・ザッカー
脚本 ブルース・ジョエル・ルービン
制作 リサ・ウィンスタイン
制作葬式 スティーヴン=チャールズ・ジャッフェ
出演者 パトリック・スウェイジ
    デミ・ムーア 
    ウーピー・ゴールドバーグ
音楽  モーリス・ジャール
日本公開 1990年9月28日

あらすじ

ニューヨークの銀行員サム(スウェイジ)は、陶芸家の恋人モリー(ムーア)と共同生活をはじめた。ある日、ふたりは観劇の帰り道で暴漢に襲われ、銃で撃たれたサムは死んでゴーストになってしまう。モリーがサムに求婚した直後の悲劇であった。その後もサムはずっとモリーのそばにいるのだが、モリーはサムの存在に気づかない。やがてサムは、自分を殺した男を目撃する。だが彼にはそれを伝える手段がない。困った彼はインチキ霊媒師のオダ=メイ(ゴールドバーグ)を強引に説得し、モリーとのつなぎ役を依頼する。
公開から20年以上経った今も、多くの人から名作として愛されている作品ですね。
単なるロマンスの枠を超え、笑いも感動もサスペンスもあり、逸品と言われるのにふさわしい映画ではないでしょうか?

この何気ない二人の会話も、伏線として後で活きてくるんですよね。

”愛しているわ”の応えは”同じく”

”愛しているわ”の応えは”同じく”

「愛しているわ」モリーがそうささやいても、サムは「同じく」と返すだけ。
「愛している」その言葉をモリーはいつも待っていたのに。

「愛しているよ」と答えてあげればいいのに。。。
誠実で不器用なサムは、モリーが大切であるからこそ簡単には答えられない言葉だったのでしょう。
 「愛の乱用は嫌いだ」と言うサムに対して「時には聞きたくなるものよ」と応えるモリーのラブ・ロマンスにまた瞼を濡らしてしまった。この映画は磁石の吸引力にも似たような、一種の魔力を保持して居るようだ。

幸せな二人の間にこれ以上ない悲劇が

強姦に襲われ撃たれるサム

強姦に襲われ撃たれるサム

助けを求め、泣き叫ぶモリー。自身が愛する人の血で染まっていくごとに、
最愛の人の体温が冷たくなっていく。
自分の亡骸に触れようとするが

自分の亡骸に触れようとするが

自身の亡骸を呆然と見つめ、恐る恐る触れるが、自分の体をすり抜けてしまう。

事件は偶然ではなく計画的なものだった。

友人カール・ブルーナー

友人カール・ブルーナー

こいつ、悪い奴ですよ!
カールは不正を働き、不当に入手した金を資金洗浄することで正当な金に見せかけていたのだ。それをサムに嗅ぎ付けられたと思い、ウィリーと組んでサムを殺したのだった。
殺せとは言っていない

殺せとは言っていない

カールは、殺せとまでは言っていないとウィリーに詰め寄りますが、ウィリーは逆切れ。
まぁ、カールからすると、危機は去ったことに変わりはないのですが多少良心は痛むのでしょう
まさか、犯人お前かい!!!
サムは真実を知り、怒りに震えます。ウィリーに殴りかかろうとしても、物体をすり抜けてしまうゴーストなので、触ることもできません。
モリーに危険が迫っているのに、自分は何もできない。
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