ラディゲに剣で左手の甲を突き刺され、かつて自分と同様、その名を「様」付けで呼ぶことを強要されるなど執拗な追い討ちを掛けられ、その恐怖心から精神崩壊を起こす。
トランザ「ラディゲ・・・」
ラディゲ「ラディゲだと」
トランザ:「ラディゲ様!」
精神崩壊してしまったトランザは精神病棟送りに・・・。まさに衝撃的な展開でした。
最後は身元不明の患者として精神病院に収容され、ラディゲへの恐怖に怯え絶叫しながら隔離病棟の奥へと消えていった。
スーパー戦隊シリーズのお約束:追加戦士の定番化、「6人目の戦士」のレギュラー化
スーパー戦隊シリーズ初の追加戦士「ビッグワン」 『ジャッカー電撃隊』(1977年)
『スーパー戦隊シリーズ』第2作。
オープニングテーマ「ジャッカー電撃隊」 Super Sentai Spirits 2006 - Isao Sasaki - J.A.K.Q. Dengekitai
戦闘シーンに使われることも多い。
ジョーカーに代わる行動隊長として『ゴレンジャー』に出演していた宮内洋を新たにレギュラーとして起用し、テコ入れで途中参加したテレビ朝日の小泉美明プロデューサーの提案でビッグワンが誕生した。
「矢野 鉄也(やの てつや) / ブラックバイソン」と「相川 純一(あいかわ じゅんいち) / グリーンサイ」が追加戦士。 『超獣戦隊ライブマン』(1988年)
第28話(ブラックバイソンでは第30話)より登場。
相川 純一(あいかわ じゅんいち) / グリーンサイ
第29話(グリーンサイでは第30話)より登場。
シリーズ10年目であり、従来の路線とは少し違った形で企画を進めたいという考えから、ヒーローの人数は従来の5人から3人に変更されており、人数が減った分キャスティングに力が入れられることとなった。
企画段階では1年を通して『太陽戦隊サンバルカン』と同じく3人で戦うことが予定されていたものの、放映開始後に2号ロボの登場が正式に決定したのを契機に、10周年ということでメンバーを増やして番組的にスケールアップを図るという判断もあり、物語中盤から2人のメンバーが追加された。
この追加メンバーのカラーには、それまで「「賑やかさ」を基本とするシリーズのコンセプト」を崩すなどといった理由から、同じ戦隊内で一緒に用いられることのなかった黒・緑の二色が選ばれている。
「6人目の戦士」のレギュラー化 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年)
「6人目の戦士」のレギュラー化
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』では、「6人目の戦士」をスーパー戦隊シリーズとしては初めてレギュラーキャラとするアイディアが導入されている。これは視聴率の好調に伴う実験的な試みとして採用された。
スーパー戦隊の伝統フォーマット「5人でひとつ」を崩す反則的なアイデアの為、6人目の準備は東映社内でも極秘裏に進められていたという。
以降の作品には踏襲しない予定だったが、予想以上にドラゴンレンジャーに人気が集まり、翌年以降も「6人目の戦士」の登場がスーパー戦隊のスタンダードとして定着していく形となった。
オープニングテーマ「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
第50話(最終回)ではエンディングとして使用され、歌詞の2番が流れた。また、OVA『ダイノビデオ』のエンディングにおいても、歌詞の2番が流れている。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年)17話「六人目の英雄(ヒーロー)!」
そのような経緯もあって最初は敵として登場し、バンドーラと結託してジュウレンジャーを追い詰めたが、内心ではバンドーラをも出し抜いて自らが地球の支配者となることを画策していた。その後、バンドーラの暗殺を決起するが失敗、さらにバンドーラパレスからも追いやられてしまう。しかし、その先で命の精霊クロトに導かれて時の停止した部屋に辿りつき、そこで獣奏剣とドラゴンシーザーを与えられる。新たな力を得たことで、今度は一人でジュウレンジャーとバンドーラ一味を倒し地球の支配を企むが、その末にゲキと一対一の対決を経て和解し、正式にジュウレンジャーの一員となる。
6人揃っての変身と名乗りは第22話のみである。
実は永い眠りの間に、氷河期に起こった天変地異による落盤事故で肉体と命を失っており、クロトの力によって時間限定の命を与えられていたことを後に知らされる。そのため、普段は寿命の減らない時の停止した部屋でたった一人孤独に過ごすことを余儀なくされ、味方になってからも5人の危機の間しか彼らと過ごすことができないというジレンマに陥ってしまう。当初はこのことをゲキたちに隠していたが、後にクロトによって彼らにも知らされた。
しかし、バンドーラに長時間外の世界に留まるように仕向けられ、さらに獣奏剣の発するエネルギーによって部屋の所在を突きとめられ破壊されてしまい、その残された時間もみるみるうちに減っていってしまう。その後、寿命を迎え(クロト曰く「使命」)、最期はゲキにドラゴンアーマーとレンジャーアームレット、獣奏剣を託して消滅した。
特撮作品における「お約束」の一つとして、「再生怪人や復活怪人はたいてい弱い」
バトルフィーバー隊の最高司令官の倉間鉄山将軍に一騎討ちを挑み敗れたヘッダー指揮官。 『バトルフィーバーJ』第51話「エゴス復活の儀式」
仮面ライダーシリーズ、ウルトラシリーズ、スーパー戦隊シリーズ・・・特撮作品では、お約束的な展開として復活・再生怪人はよく出てきます。
人気の強いキャラが復活した場合、名作レベルの熱い戦いが展開されたこともありましたが、たいていの再生怪人は弱いことが多いですよね。
帰ってきたウルトラマンに登場したゼットン、ウルトラマンタロウでもベムスター、サボテンダー、ベロクロン2世が再生怪獣として送り込まれましたが、あまり強い印象はありませんでした。
スーパー戦隊シリ-ズでも一度倒された怪人がまとまって復活する「再生怪人・復活怪人」回はお約束のイベントとして頻繁に登場します。
ラディゲ「はぁーっ!!」