いまだお笑い界への影響力は絶大!島田紳助が若き日に「紳竜」で繰り広げたツッパリ漫才。
2019年7月25日 更新

いまだお笑い界への影響力は絶大!島田紳助が若き日に「紳竜」で繰り広げたツッパリ漫才。

2011年に芸能界を引退した島田紳助さん。2000年代はまさに氏のプロデュースによる番組やユニットが大ブレイク、希代のプロデューサーでした。引退後もお笑い界に絶大な影響力を誇る島田紳助さん、彼が若き日に紳助・竜介コンビで繰り広げたのはツッパリ漫才でした。

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2011年に芸能界を引退した島田紳助さん

2011年8月、暴力団関係者との交際疑惑を理由に引退を宣言した島田紳助さん。
まさに芸能界に激震が走りました。

当時、すぐに思い出せるだけでも「行列のできる法律相談所」「人生が変わる1分間の深イイ話」「オールスター感謝祭」「開運!なんでも鑑定団」「クイズ!ヘキサゴンⅡ」などの人気番組を手掛けていましたね。

その後、多くの番組は吉本興業の後輩らによっていまも支えられています。

島田紳助 芸能界 引退 VOL1

あれから8年。

今年6月、芸能界に激震が走った吉本興業の「闇営業」関連の報道。
事態は吉本興業の企業面にも注目されていくなかで、島田さんの発言が注目されています。
引退後も大きな影響力を持つ島田さんの発言。

「M-1グランプリ」を生み出すなどお笑い界にとって不世出のプロデューサーであり、彼がいたからこそ身を立てることが出来たといって憚らないタレントも大勢います。

そんな島田さんですが、プロデュースやMCなどの腕はもちろんのこと、自分自身もかつては新境地を切り開く新進気鋭の漫才師だったことを憶えているでしょうか。

漫才コンビ「紳助・竜介」(1976~85年)

当時の「漫才ブーム」立役者だったお笑いコンビB&Bの後を狙い、島田洋之介・今喜多代の内弟子だった島田さんが松本竜介さんと結成した漫才コンビで「紳助・竜介」や「紳竜」と呼ばれました。

それまでの漫才師を研究し、自分たちの芸を徹底的に考え抜いた末に「若い世代にだけ受ける漫才」を目指すことに決めた紳竜。上岡龍太郎さんを師と仰いでいた島田さんと上岡さんの間に、こんなやり取りがあったとされています。
若手時代、紳助・竜介の漫才を見て、自分がやりたい漫才の後継者にしようと紳助を食事に誘い、「君はどんな漫才がしたい?」との問いに、紳助は「今までになかった漫才がやりたいんです」と答えた。その言葉に「自分の後継者=従来の漫才」であると考えた上岡は「よし! じゃあ僕が今から今までの漫才のパターン全部教えてやるから、これからそれやったらあかんぞ」と答えたという。
既存の芸をやらない考えから入っていった紳竜は、それまでの漫才で定番だった背広のスタイルを廃し、リーゼントヘアにつなぎの作業着という当時の不良少年のファッションスタイルで演じる「ツッパリ漫才」を考案。

「落ちこぼれの本音の会話」を代弁するスタイルで中高生から圧倒的な支持を得ることが出来ました。

紳助・竜介~ケンカの心得~

なんとコンビ結成から4か月でNHK上方漫才コンテストの予選会を通過、そのまま78年3月の決勝まで勝ち残り優秀敢闘賞を受賞することに。もしかするとこのときの自身の経験が後に「M-1」の構想に至るのかもしれませんね。

時折しもツッパリ全盛期、まさにトレンドの最先端をいち早く取り込んだのが紳助・竜介だったのでしょう。
その先進性について、このような評価もあります。
放送作家の古川嘉一郎は紳竜漫才の革新性について「漫才は、そもそもAがBを笑うという賢者と愚者のパターンだった。ところが紳竜の漫才は愚者同士。これは大発明というしかない」と絶賛している。
1980年には「THE MANZAI」が始まり、翌81年には「オレたちひょうきん族」でレギュラーに。
全国区で一気にスターダムへと駆け上がりました。

私などは、ひょうきん族で初めて「島田紳助」を知った世代です。

オレたちひょうきん族 さんちゃん寒い!!!特集

人気絶頂期にもかかわらずコンビ解散

人気絶頂期と同時に急速に陰りを見せ始めた「漫才ブーム」のなかで、島田さんは自らの漫才の限界を感じたとされています。その判断をさせるに至ったのが若き日のダウンタウンでした。

ダウンタウンと共演、島田紳助が漫才を辞めた理由とは?

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