2021年8月27日 更新
【訃報】ストーンズのドラマー、 チャーリー・ワッツさん死去。音楽家達から悲しみの声
イギリスを代表するロックバンドとして長年にわたり活動を続けているザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャールズ・ロバート“チャーリー”ワッツさんが24日、ロンドン市内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。
【訃報】ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさん死去。
イギリスを代表するロックバンドとして長年にわたり活動を続けているザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャールズ・ロバート“チャーリー”ワッツさんが24日、ロンドン市内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。80歳でした。
第一報はこちらです!
ワッツさんは1941年、ロンドン北西部・ブルームスベリー出身。1963年に結成間もないローリング・ストーンズにドラマーとして加入し、“チャーリー”の愛称で、ミック・ジャガー(ボーカル)とキース・リチャーズ(ギター)の派手なパフォーマンスの後ろでストイックなドラムプレイを展開し、バンドの屋台骨を長年にわたり支えていました。そんなワッツさんですが、2004年には喉頭癌を発症し、放射線治療を開始。その後癌は小康状態となっていたものの、このたびの訃報となりました。なお、死因については現在のところ明らかにされていません。
音楽家達から悲しみのコメントが続々と集まる。
世界を代表するドラマーといっても過言ではないワッツさんの訃報には、世界中のミュージシャンたちから続々と追悼のコメントが寄せられています。日本においてもそれは例外ではなく、ツイッターなどで多数のミュージシャンが追悼コメントを発表しています。ここでは、その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
山木秀夫
70年代に「SHŌGUN」に在籍し、松田優作主演ドラマ「探偵物語」の劇伴などで活躍したドラマー・山木秀夫は自身のツイッターにて、「30数年前、ローリングストーンズツアー中にチャーリーワッツのハイハットが割れて僕が貸しました」と、かつてのワッツさんとのエピソードを披露。そのお礼として、「サンキューヒデオ」とメッセージが添えられたワッツさんの写真が贈られたという、ワッツさんの人柄を伺わせるエピソードを明かしていました。
矢野顕子
坂本龍一との結婚でも有名なシンガーソングライター・矢野顕子。「以前、ジャズの専門誌でチャールズミンガスについてとても的確な論評を述べていたのが印象的でした」と、ジャズに関しても造詣が深かったワッツさんを偲んでいました。
浅野忠信
俳優業の一方で、「ASANO TADANOBU」などの名義で音楽活動も並行して行っている浅野忠信。自身のツイッターにて、「チャーリーワッツさん大好きでした ご冥福をお祈りします」というシンプルなコメントを発表していました。
このように、日本国内でも多数のファンがいたワッツさん。彼のドラマーとしての偉業は、これからもロックファンを中心に語り継がれていくことは間違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。
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