映画化にあたって、下記のような裏話があったそうです。
なんにせよ、すばらしい作品に仕上がって良かったです。
なんにせよ、すばらしい作品に仕上がって良かったです。
脚本は最初、長谷川和彦に依頼し、角川春樹が直接長谷川に交渉したが、長谷川が角川に対して無礼な物言いがあって流れたといわれる。
その後、賞金500万円を掲げて大々的に脚本を公募した。プロアマ問わずとの条件で最終選考に残ったのは、脚本家・監督の松山善三、脚本家の山浦弘靖、俳優・プロデューサーの岡田裕介(現東映社長)、プロデューサー・脚本家・推理作家の小林久三とプロばかりであった。応募者の名を伏せて角川プロデューサー、佐藤監督らによる選考会は『キネマ旬報』に公開されたが、のっけから「ロクなのがない!」「(公募に頼った)考えが甘かった」とボロクソであり、「いちばん修正しやすい」との消極的理由で入選作を決定した。ふたを開けてみれば、誰にとっても大先輩である松山の脚本だったという気まずい結果となった。なお、角川によれば、予算にまで気を配って小さくまとめた悪しきプロ脚本が多かった中、大胆に海外場面を多用した松山脚本が角川映画に相応しいと判断されたという。
偶然に次ぐ偶然によってクライマックスのお涙頂戴になだれこむ展開は、大映が戦後初期に「三倍泣けます」「ハンカチをご用意ください」のキャッチフレーズでヒットさせた「母物」の再来だと批判されたが、角川春樹は石上三登志との対談で、まさにそれをこそ狙ったと語っている。
最後にリメイク版もご紹介します
via www3.cscblog.jp
全部観たとゆう強者もいらっしゃるかもしれませんね。
その方は自身を持って「人間の証明ファン」を証明出来ますよ!!