2000年代を代表する無敗の三冠馬・ディープインパクト死去。
2000年代を代表する無敗の三冠馬・ディープインパクトが、繋養先である北海道・安平町の社台スタリオンステーションにて、頸椎骨折により安楽死処分となっていたことが明らかとなりました。17歳でした。
第一報はこちらです!
【ディープインパクト死去】
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 30, 2019
平成18年にクラシックレースで3冠を達成するなど、中央競馬で活躍したディープインパクトが30日、17歳で死にました。https://t.co/gz0pyehtpE pic.twitter.com/xWPq8WOUmy
2004年に阪神でデビューしたディープインパクト。翌2005年には皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制し、GⅠレースで計7勝を挙げ「日本近代競馬の結晶」と呼ばれるなど一時代を築き上げました。現役引退後は種牡馬として数多くのGⅠ馬を輩出していましたが、近年は首と腰の状態が悪く、今年の春頃からは治療に専念していました。今回の突然の訃報に対し、14戦で手綱を握った武豊は「私の人生において本当に特別な馬。ただただ感謝しかない」とコメントを発表しています。
2005/10/23 第66回 菊花賞(GⅠ)【ディープインパクト】
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かつての名馬の引退後を振り返る。
平成を代表する名馬・ディープインパクトの死。多くの競馬ファンがその死を悼んでいますが、かつても名馬と称され、引退後に種牡馬として活躍した馬が多数存在しました。ここでは、そんな名馬を何頭かご紹介したいと思います。
オグリキャップ
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「平成三強」の一頭であり、第二次競馬ブーム期をけん引したオグリキャップ。1990年の引退後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションにて種牡馬となりました。2007年までの間に342頭の産駒を輩出しましたが、中央競馬の重賞優勝馬を出すことが出来ず、種牡馬を引退。その後2010年に骨折し、安楽死処分となりました。
1990 有馬記念 オグリキャップ、永遠のラストラン
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トウカイテイオー
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七冠馬シンボリルドルフの産駒であり、日本調教馬として最初の国際G1競走優勝馬にもなったトウカイテイオー。1994年の引退後は社台スタリオンステーションにて種牡馬となり、トウカイポイント、ストロングブラッドなどを輩出しました。その後2013年に、心不全のため死去しています。
トウカイテイオー引退式&レース一部ダイジェスト
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ナリタブライアン
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1993年のデビュー以来、「シャドーロールの怪物」として牡馬クラシック三冠馬となったナリタブライアン。引退後は北海道・新冠町のCBスタッドで種牡馬となり、1997年から1998年にかけて200頭近い繁殖牝馬と交配しました。しかし1998年に胃破裂を発症し、安楽死処分となっています。なお、1999年には栗東トレーニングセンター内にナリタブライアンの馬像が建立されています。