ちあきなおみが船村徹をうたう!初の高音質CD「UHQCD」でリリース
2017年6月23日 更新

ちあきなおみが船村徹をうたう!初の高音質CD「UHQCD」でリリース

ちあきなおみが歌う、今年2月に心不全のため亡くなった船村徹の作品を集めたアルバム『ちあきなおみ 船村徹をうたう』が、6月21日にリリースされます!!

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ちあきなおみが歌う、今年2月に心不全のため亡くなった船村徹の作品を集めたアルバム『ちあきなおみ 船村徹をうたう』が、6月21日にリリースされます!
ちあきなおみ 船村徹をうたう

ちあきなおみ 船村徹をうたう

2017年6月21日発売
COCP-39992 ¥2,700+税
※高音質CD「UHQCD」採用
ちあきなおみは1969年にレコードデビュー。ポップス作品を中心にリリースし、1972年には「喝采」で日本レコード大賞を受賞。ほぼ同時期に、船村作品を集めたアルバム『もうひとりの私』をリリースしている。このアルバムは、もともと船村メロディが好きで「新宿情話」をレコーディングしたいと熱望していた彼女と、当時の担当ディレクターの想いが偶然にも一致して実現したという。
1975年には、船村作品初のシングル盤となる「さだめ川」がヒットし、同年末の『NHK紅白歌合戦』では、船村のギター伴奏とともにステージに立つ。その翌年にヒットした船村による「酒場川」のB面に収録されていたのが、後に多くの歌手にカバーされる「矢切の渡し」だった。その後しばらくは船村作品からは遠ざかっていたが、テイチクへの移籍を経て積極的に活動を再開。1988年には「紅とんぼ」がリリースされ、その年の『NHK紅白歌合戦』に11年ぶりに出場した。
今作は、ちあきの「矢切の渡し」、「さだめ川」、「紅とんぼ」などのオリジナル曲はもちろん、「別れの一本杉」(春日八郎)、「柿の木坂の家」(青木光一)、「新宿情話」(ムーディー松島)などのカバーまで、レーベルの枠を超えた19曲を収録。また、ちあきなおみ作品では初の高音質CD「UHQCD」を採用し、ひしひしと胸を打つ名歌唱がこれまでにない高音質で蘇ることとなる。

アルバム収録曲

ちあきなおみがうたう船村徹の世界。「矢切の渡し」「紅とんぼ」「新宿情話」など心に沁みる名曲を、ひしひしと胸を打つ名歌唱でお聴き下さい。

1. 矢切の渡し 1976.10.1 シングルB面
2. おんなの宿 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
3. なみだの宿 1976.8.25 アルバム『もうひとりの私~船村徹作品集』
4. なみだ船 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
5. どうせひろった恋だもの 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
6. 雨の夜あなたは帰る 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
7. 悦楽のブルース 1976.8.25 アルバム『もうひとりの私~船村徹作品集』
8. ひとりしずか 1988.10.5 アルバム『紅とんぼ/ちあきなおみ 船村演歌を唄う』
9. さだめ川 1975.7.25 シングルA面
10. 都の雨に 1988.10.5 アルバム『紅とんぼ/ちあきなおみ 船村演歌を唄う』
11. 東京無情 1975.11.25 アルバム『戦後の光と影~ちあきなおみ、瓦礫の中から』
12. 酒場川 1976.10.1 シングルA面
13. 夜が笑っている 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
14. 新宿情話 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
15. 紅とんぼ 1988.10.5 シングルA面
16. 王将 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
17. 男の友情 1989.3.21 アルバム『男の郷愁』
18. 柿の木坂の家 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』
19. 別れの一本杉 1972.12.10 アルバム『もうひとりの私』

*8,10,15,17:Licensed by TEICHIKU ENTERTAINMENT, INC.

ちあきなおみ プロフィール

ちあきなおみ

ちあきなおみ

◇ 本名:瀬川三恵子
◇ 生年月日:昭和22年9月17日
◇ 出身地:東京都板橋区
ちあきなおみは1947年、東京都板橋区生まれ。

母親の影響で4歳からタップダンスを習い始め、5歳の時に日劇のステージで初舞台を踏みます。その後、米軍キャンプを廻りながら歌と踊りのレッスンに励み、13歳で本格的な歌手活動を開始。主にロカビリーなどの洋楽曲を歌い、ジャズ喫茶のステージややがてジャズ喫茶が衰退し始めると、演歌も含んだ日本の流行歌の勉強も始め、歌のレパートリーを広げていきます。
コロムビアのオーディションをきっかけに作曲家・鈴木淳に師事し、1969年、「雨に濡れた慕情」で念願のレコードデビュー。

1970年には「四つのお願い」で『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たします。1972年、「喝采」で『日本レコード大賞』を受賞。その後もヒット曲を次々と発表し歌手としての地位を固めましたが、1978年、俳優の郷鍈治との結婚を機に「ヒット曲を追うのではなく、自分が歌いたい歌にじっくり取り組みたい」と、しばしの充電期間に入ります。

1980年春、CBS・ソニーから発売された映画『象物語』のオリジナル・サウンドトラック盤に主題歌を録音。また、女優としてテレビドラマにも出演し、芸能活動を再開させます。

1981年、ビクター/インビテーションに移籍。シャンソン、ジャズ、ファド、日本の流行歌を独自の解釈でカヴァーしたアルバムをほぼ年1枚のペースで発表し、時折行なうライヴ・ステージをはさみながら独自の音楽活動を展開していきます。一方、女優業ではユニークなバイ・プレイヤーとしてドラマや映画で活躍、評判を呼びます。

1988年、テイチクへ移籍し、歌謡曲・流行歌での歌手活動を再開。10年振りにテレビの歌番組に出演するなど精力的な活動を行い、同年発表した「紅とんぼ」がヒット。久々の紅白復帰を果たしました。

1989年11月には初の舞台作品となるミュージカル『LADY DAY』に主演し、ジャズ・シンガー、ビリー・ホリディ役を熱演。ほぼひとり芝居で進行するストーリーでの歌と演技は絶賛を浴び、翌年も再演されたほどでした。1991年には舞台『ソングデイズ』でも主演を務めています。

歌手として、時には女優として順調且つマイペースな活動が続きましたが、1992年、御主人の他界を機に芸能活動を休止し、以後ファンの前にその姿を現していません。
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