『バイオ・ハンター』とは?
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『バイオ・ハンター』(Bio Hunter)は、細野不二彦による日本の漫画作品、およびそれを原作としたOVA作品。『月刊コミックバーガー』(スコラ)にて連載された。単行本は全1巻、OVAは全1巻。
原作コミックの連載から5年の月日を経て、1995年にはOVA化が実現。その内容は原作コミックを忠実に映像化したものといった印象です。しかし、画風は少年コミック向けといったタッチから、成人向けの端正なイメージに変更されています。
今回の記事は、主にOVA版『バイオ・ハンター』の内容を記事として紹介していきたいと思います。
今回の記事は、主にOVA版『バイオ・ハンター』の内容を記事として紹介していきたいと思います。
OVA版『バイオ・ハンター』の本編動画
OVA BIO HUNTER バイオ・ハンター
Youtube動画
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OVA版『バイオ・ハンター』のストーリー
巷では、人間を怪物に変えてしまうデモンウイルスによる事件が起きていた。 デモンウイルスの研究者である越ヶ谷と駒田は、デモンウイルスとの関連性を見出すべく、奇妙な連続女性殺人事件を追いかけていった。
そんな時、駒田は大柄な男たちに追われている女性・村上さやかを助けました。なぜ追われているのか、彼女自身も理由や事情も理解していませんでしたが、彼女の祖父は村上卜堂といい、世界的に有名な占い師。そして、村上卜堂は新聞で連続女性殺人事件の記事を見ると、何かから逃げるように姿を消してしまい、その時から、さやかも追われるようになったと言います。
越ヶ谷と駒田・さやかの三人は、さらなる事情を探るために村上卜堂の行方を追い、その身を隠していそうな場所を探し回るのでした…
越ヶ谷と駒田・さやかの三人は、さらなる事情を探るために村上卜堂の行方を追い、その身を隠していそうな場所を探し回るのでした…
OVA版『バイオ・ハンター』の二人の主人公
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越ヶ谷(画像:左側)
本作のもう一人の主人公。デモンウイルスの研究で知られる大学教授。助平な一面も目立つ。
常に冷静沈着で、優れた洞察力・判断力を持ちます。そして、デモンズウイルスに感染した人間を壊滅させてしまう拳銃を独自に開発しました。特別な訓練を積んでいるわけではありませんが、それでも怪物となったデモンズウイルスの感染者に立ち向かっていく姿は勇敢です。
駒田(画像:右側は人間のときの姿 / 背景の化物は変異したときの姿)
本作の主人公である、デモンウイルスの研究者。彼自身もデモンウイルスに感染しながらもウイルスをコントロールしており、怪物と化した感染者に近づくと落涙し、自らも怪物と化するという体質を持つ。
越ヶ谷とは違い、女性に対して奥手。デモンズウイルスに感染した人間と同等なチカラを持ち、その能力を発揮して活躍します。越ヶ谷とはコンビを組んでいるものの、それぞれの特徴は対照的といえるのかもしれません。
OVA版『バイオ・ハンター』の魅力とは?
デモンズウイルスに感染していながら、その影響をコントロールしている駒田。自分自身、何者なのかという部分で悩んでいる場面は印象的です。そして、自我を失なったデモンズウイルス感染者との戦いで、駒田自身も変異を繰り返してきたことで、徐々にデモンズウイルスの影響をコントロールしきれなくなっていました。
駒田自身の自我と、デモンズウイルスの影響との葛藤という部分が後半の見どころとなります。そして、相思相愛といった雰囲気を漂わせる駒田と村上さやか。二人の恋愛の行方といった部分も見逃せないでしょう。
駒田自身の自我と、デモンズウイルスの影響との葛藤という部分が後半の見どころとなります。そして、相思相愛といった雰囲気を漂わせる駒田と村上さやか。二人の恋愛の行方といった部分も見逃せないでしょう。
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連載誌 :月刊コミックバーガー
出版社 :スコラ
連載期間:1989年~1990年
コミック:全1巻