銃士になることを認められたダルタニアンに襲い掛かる、新たな試練!コンスタンスを救うことはできるか?映画「四銃士」
2017年1月26日 更新

銃士になることを認められたダルタニアンに襲い掛かる、新たな試練!コンスタンスを救うことはできるか?映画「四銃士」

晴れて銃士となったダルタニアンに、リシュリュー枢機卿からの誘いや、コンスタンスの誘拐など、次々に試練が訪れます。さまざまな思惑に翻弄されながら、コンスタンスを救うために共に戦う四銃士の姿を描いた映画「四銃士」を振り返ります。

5,098 view

映画「四銃士」とは

『四銃士』(よんじゅうし、原題: The Four Musketeers)は1973年製作のリチャード・レスター監督の映画である。前年の『三銃士』の続編で、アレクサンドル・デュマ・ペールの原作『三銃士』の後半部分に当たる。日本での公開は1976年1月7日である[1]。
原作は「三銃士」ですが、映画では、ダルタニアンが銃士になるまでの前半部分を「三銃士」、銃士になってからの後半部分を「四銃士」と分割しています。

映画「四銃士」のあらすじ

銃士になったダルタニアン

アンヌ王妃の危機を救ったダルタニアンは、正式に銃士なることを認められます。ロシュフォール伯爵は、捕えられ銃殺刑に処せられるところを三銃士に救われますが、感謝するということもなく、リシュリュー枢機卿のもとに戻ります。枢機卿は、ラ・ロシェルの反乱軍との戦いのさなか、ロシュフォールにコンスタンスを誘拐するように命じます。
正式に銃士に任命されるダルタニアン

正式に銃士に任命されるダルタニアン

正式に銃士になることを許されたダルタニアンを、三銃士やコンスタンスが祝いますが、その様子をロシュフォールとミレディが見物していました。

コンスタンスの誘拐

市場に買い物に行ったコンスタンスは、暴漢に襲われます。たまたま一緒にいたダルタニアンは、コンスタンスを守ろうと必死に戦いますが、頭を殴られ気絶してしまい、コンスタンスは誘拐されてしまいました。気付いた時にダルタニアンは、ミレディーの寝室に寝かされていました。ミレディーはダルタニアンを誘惑し、その隙に殺そうとしていましたが、その計画は失敗します。
市場で暴漢に襲われるコンスタンス

市場で暴漢に襲われるコンスタンス

コンスタンスは、市場での買い物の途中で、暴漢に襲われ誘拐されてしまいます。

コンスタンスの救出

ダルタニアンは、ミレディーの次女キティに近づき、コンスタンスがサン・クローの城に囚われていることを突き止めます。一方で、アトスとミレディーがかつて結婚していたことと、ミレディーの犯罪歴を知り、アトスに殺されかけたことを知ります。何とかコンスタンスを救出したいダルタニアンは、枢機卿のもとへ行きますが、コンスタンスを助け出したければ、近衛隊に入るか死を選ぶかのどちらかだと言われます。その頃三銃士は、サン・クローの城に向かい、コンスタンスを助け出し、アルマンティエールの修道院にかくまいます。
サン・クローの城に囚われているコンスタンス

サン・クローの城に囚われているコンスタンス

何とか脱出しようとするコンスタンスですが、三銃士が駆けつけ、無事救出されます。

ラ・ロシェルの反乱

枢機卿の予定を知ったアトスは、偵察に行き、枢機卿とミレディーが密会していることを知ります。枢機卿は、ラ・ロシェルの反乱の背後に、イギリスの存在があることをつかんでいました。ミレディーに、イギリスの宰相バッキンガム公に会い、反乱軍への援軍を取りやめるよう説得し、応じない場合は暗殺するように命じます。ミレディーは、自分の行為を証明する文書を求め、枢機卿は署名入りの文書をミレディーに渡し帰っていきます。アトスはミレディーに会い、枢機卿の文書を取り上げて、ダルタニアンにこのことを伝えます。
ミレディーから文書を奪い取るアトス

ミレディーから文書を奪い取るアトス

アトスは偵察に出かけた先で、枢機卿とミレディーが密談していることを知り、1人残ったミレディーから枢機卿の文書を奪い取ります。

バッキンガム公の暗殺

ミレディーはイギリスに渡り、バッキンガム公と交渉しますが、決裂してしまいます。バッキンガム公暗殺を謀ったミレディーですが、捕えられロンドン塔に監禁されてしまいます。バッキンガム公の部下を誘惑し、公爵を殺すように仕向けます。公爵の部下はミレディーを逃がした後、公爵暗殺に向かいます。ダルタニアンは従者のブランシェをイギリスに送り、バッキンガム公爵に注意をするよう伝えようとしますが、ブランシェが公爵に合う直前に、部下によって暗殺されてしまいます。
バッキンガム公との交渉が決裂したミレディー

バッキンガム公との交渉が決裂したミレディー

交渉が決裂して、バッキンガム公の暗殺を謀るミレディーですが、失敗しロンドン塔に監禁されてしまいます。

コンスタンスの危機

フランスに戻ったミレディーを迎えたロシュフォールは、コンスタンスがアルメンティエール修道院にいることを伝え、コンスタンスを殺害するために修道院に向かいます。
四銃士はラ・ロシェルの反乱から、コンスタンスを救うために修道院に到着し、ロシュフォールやロシュフォールの配下の者たちと戦います。
51 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【池谷公二郎】三振かホームラン!? 被本塁打のシーズン歴代最多記録を持つ広島のエース

【池谷公二郎】三振かホームラン!? 被本塁打のシーズン歴代最多記録を持つ広島のエース

シーソー投法と呼ばれたダイナミックな投球フォーム。広島ファンならずとも、真似しようとしたプロ野球ファンは多かったのではないでしょうか。ストレート真っ向勝負が多かったことから、奪三振も被本塁打も多かった投手で、広島の躍進に大いに貢献したエースです。そんな池谷公二郎投手の記録を振り返ります。
izaiza347 | 214 view
【1976年歌謡曲】日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1976年歌謡曲】日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。特に、日本レコード大賞の「大賞」や「最優秀新人賞」の発表では、ドキドキしながら観ていた方も多いのではないでしょうか。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。
izaiza347 | 383 view
【1976年洋楽】ビューティフル・サンデー!「日本」でヒットした洋楽トップ5

【1976年洋楽】ビューティフル・サンデー!「日本」でヒットした洋楽トップ5

「洋楽」と一言で言っても、アメリカやイギリスなど本場でヒットする曲と、日本国内でヒットする曲はかなり異なります。中には、日本でヒットしても、本国ではヒットしないという逆転現象も!? 今回は "1976年の日本" にフォーカスして、オリコンシングルチャートを中心に「日本でヒットした洋楽5選」をご紹介します。
izaiza347 | 363 view
【1976年プロ野球】史上最も僅差の首位打者!中日・谷沢 vs. 巨人・張本

【1976年プロ野球】史上最も僅差の首位打者!中日・谷沢 vs. 巨人・張本

1976年、セ・リーグの首位打者争いは、張本勲が日本ハムから巨人に移籍したことで、例年になく混戦を極めました。シーズン後半は張本がトップをひた走り、中日・谷沢健一やヤクルト・若松勉らが追う展開。そして、ペナントレースの最後の最後でドラマが起きます。今回は、当時の首位打者争いの様子を振り返ります。
izaiza347 | 3,069 view
南極の昭和基地にも行ったペコちゃんって覚えてますか?

南極の昭和基地にも行ったペコちゃんって覚えてますか?

子供の頃、両親に連れられて行ったあの不二家。子供には魅力的な洋食や甘いケーキなど。クリスマスのショートケーキは日本の家庭には欠かせませんよね。子供たちの誰もが心をときめかせた不二家。その入り口には必ずペコちゃんがいて、私たちを迎えてくれました。
五百井飛鳥 | 384 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト