映画「四銃士」とは
『四銃士』(よんじゅうし、原題: The Four Musketeers)は1973年製作のリチャード・レスター監督の映画である。前年の『三銃士』の続編で、アレクサンドル・デュマ・ペールの原作『三銃士』の後半部分に当たる。日本での公開は1976年1月7日である[1]。
原作は「三銃士」ですが、映画では、ダルタニアンが銃士になるまでの前半部分を「三銃士」、銃士になってからの後半部分を「四銃士」と分割しています。
映画「四銃士」のあらすじ
銃士になったダルタニアン
アンヌ王妃の危機を救ったダルタニアンは、正式に銃士なることを認められます。ロシュフォール伯爵は、捕えられ銃殺刑に処せられるところを三銃士に救われますが、感謝するということもなく、リシュリュー枢機卿のもとに戻ります。枢機卿は、ラ・ロシェルの反乱軍との戦いのさなか、ロシュフォールにコンスタンスを誘拐するように命じます。
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コンスタンスの誘拐
市場に買い物に行ったコンスタンスは、暴漢に襲われます。たまたま一緒にいたダルタニアンは、コンスタンスを守ろうと必死に戦いますが、頭を殴られ気絶してしまい、コンスタンスは誘拐されてしまいました。気付いた時にダルタニアンは、ミレディーの寝室に寝かされていました。ミレディーはダルタニアンを誘惑し、その隙に殺そうとしていましたが、その計画は失敗します。
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コンスタンスの救出
ダルタニアンは、ミレディーの次女キティに近づき、コンスタンスがサン・クローの城に囚われていることを突き止めます。一方で、アトスとミレディーがかつて結婚していたことと、ミレディーの犯罪歴を知り、アトスに殺されかけたことを知ります。何とかコンスタンスを救出したいダルタニアンは、枢機卿のもとへ行きますが、コンスタンスを助け出したければ、近衛隊に入るか死を選ぶかのどちらかだと言われます。その頃三銃士は、サン・クローの城に向かい、コンスタンスを助け出し、アルマンティエールの修道院にかくまいます。
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ラ・ロシェルの反乱
枢機卿の予定を知ったアトスは、偵察に行き、枢機卿とミレディーが密会していることを知ります。枢機卿は、ラ・ロシェルの反乱の背後に、イギリスの存在があることをつかんでいました。ミレディーに、イギリスの宰相バッキンガム公に会い、反乱軍への援軍を取りやめるよう説得し、応じない場合は暗殺するように命じます。ミレディーは、自分の行為を証明する文書を求め、枢機卿は署名入りの文書をミレディーに渡し帰っていきます。アトスはミレディーに会い、枢機卿の文書を取り上げて、ダルタニアンにこのことを伝えます。
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バッキンガム公の暗殺
ミレディーはイギリスに渡り、バッキンガム公と交渉しますが、決裂してしまいます。バッキンガム公暗殺を謀ったミレディーですが、捕えられロンドン塔に監禁されてしまいます。バッキンガム公の部下を誘惑し、公爵を殺すように仕向けます。公爵の部下はミレディーを逃がした後、公爵暗殺に向かいます。ダルタニアンは従者のブランシェをイギリスに送り、バッキンガム公爵に注意をするよう伝えようとしますが、ブランシェが公爵に合う直前に、部下によって暗殺されてしまいます。
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コンスタンスの危機
フランスに戻ったミレディーを迎えたロシュフォールは、コンスタンスがアルメンティエール修道院にいることを伝え、コンスタンスを殺害するために修道院に向かいます。
四銃士はラ・ロシェルの反乱から、コンスタンスを救うために修道院に到着し、ロシュフォールやロシュフォールの配下の者たちと戦います。
四銃士はラ・ロシェルの反乱から、コンスタンスを救うために修道院に到着し、ロシュフォールやロシュフォールの配下の者たちと戦います。