主人公が、凄く熱意が溢れていて素敵でした。また劇中でのスカイアクションは、迫力があってとてもカッコいいです。
映画解説
『エアーウルフ』『トップガン』『メタルブルー』などと並び、80年代半ばのアメリカ映画は、まさに「戦闘機」ブームだった。この作品、実は今回初めて見たのだが、ストーリーの設定上には、多少の違和感を感じたものの、F-16戦闘機とミグ21の戦闘シーンの迫力は中々なもの。18歳の少年が、空軍の戦闘機のパイロットになってしまうところがいかにもアメリカン・ドリームと言ったところだろうか。たった2機のF-16戦闘機で中東に向かい、捕虜にされた自分の父親を助けようとするところを見ると、あまりに荒唐無稽な部分もあるが、若者に夢と希望を与えるアメリカ映画の精神は買ってあげたいと思う。
またこの映画の見所はF-16ファイティングファルコンの魅力。当時の最先端技術を結集したまさに怪物的戦闘機。操縦操作がコンピューターで処理されるFBW=フライ・バイ・ワイア装置や、前方を見るだけで全ての情報がわかるHUD=ヘッドアップディスプレイ装置などが装備され、AIM-9サイドワインダーミサイルが装備されている。値段は当時価格で50億円とか。
この映画を見てて思ったのは、18の若者でもセスナ機をやすやすと乗りこなせることのできる広大な土地を持つアメリカをただただうらやましく思ってしまったところだ
劇中に登場する戦闘機
本作に登場する戦闘機は「イーグル」の愛称を持つF-15ではなく、F-16(愛称:ファイティングファルコン)である。このF-16はアメリカ空軍が撮影協力を拒否したことから、イスラエル空軍所属のものを使用している。
イスラエル空軍のクフィル
エリア88の主力機として有名な飛行機。
映画では、MiG-21の代わりとして使用され、パロディなんだか自虐なんだがよく分からない、なんかもう投げやりな国籍マーク(六芒星を五芒星に変えて周囲を赤くしただけ。イスラエルは悪役の自覚でもあるのだろうか)をつけている。
映画では、MiG-21の代わりとして使用され、パロディなんだか自虐なんだがよく分からない、なんかもう投げやりな国籍マーク(六芒星を五芒星に変えて周囲を赤くしただけ。イスラエルは悪役の自覚でもあるのだろうか)をつけている。
映画で使用された音楽
エリック・マーティンの「Eyes Of The World 」や、クイーンの「One Vision」、そしてキング・コブラの「Never Say Die」やベイジル・ポールドゥリスの曲が流れ、映画は盛り上がりました。
Aigle de Fer (Iron Eagle) soundtrack : Eyes Of The World
via youtu.be
Iron Eagle - First Attack - One Vision Soundtrack
via youtu.be
Basil Poledouris | Iron Eagle (1986) | Suite
via youtu.be
Iron Eagle (Never Say Die) - King Cobra
via youtu.be
主人公が壮大な空を飛行機で駆け巡り、父親を助け出す所が、ドラマチックで爽快感溢れる作品でした。是非ご覧ください。