THE BLUE HEARTS
THE BLUE HEARTS
1980年代後半から1990年代前半にかけて活動し、1995年に解散したバンド。ボーカルの甲本ヒロトの飛び跳ねるような独特のステージングと心の中に染み入るような優しい歌詞、ポップでパンキッシュな音楽スタイルでファンを魅了した。その影響は音楽界だけでなく映画界や文学界など多方面に及んでいる。現在でもCMソングや映画の挿入歌に起用されるなど、その人気は衰えることがない。
バブル世代のキッズはきっとこういう会話をしたことだろう。「オマエはBOØWY派?それともTHE BLUE HEARTS派?」どちらも好きだった私は相手によって答えを使い分けていた。とにかく、デビュー当時からインパクトの強いバンドだった。
個性あふれるメンバー
via 777news.biz
愛称は「ヒロト」。低音の効いた太い声が特徴。たまに吹くブルースハープは独学で、高いレベルまで達しているが、ベントやトレモロなどの技術は「偶然できた」とのこと。演奏する曲によってギターを弾くこともある。テレビなどのインタビューで答えるのは、ほとんど甲本が担当。デビュー時は坊主頭だった。
意外と知られていないようですが、俳優の甲本雅裕さんは実の弟です。
via c2.atwiki.asia
愛称は「マーシー」。歌う時はしゃがれ声が特徴。他の3人に比べれば、テレビなどに出演してもあまり喋らず、表情を変えないことが多い。甲本とは、およそ半々の割合で曲を創り上げた。
私も含めてマーシーに憧れたギターキッズはものすごく多いはず。シンプルでかっこつけないギタースタイルがかっこよかった。ギターだけでなく歌を歌ってもかっこいい!もう憧れて憧れて胸が苦しくなるほどだった。
愛称は「河ちゃん」。結成当初はバンドのマネージメントを行っていたが、半年ほどでベースが脱退したため急遽85年8月に正式メンバーとして加入。本名は河口宏之(ひろゆき)で、デビュー前は本名を名乗っていたが、デビュー直前あたりから「純之助」を使用する。ベース以外にも真島とともにコーラスを多く担当した。
「THE BLUE HEARTS」解散前から宗教に傾倒していて、幸福の科学に入局していたと言われている。そのことを知ったとき、ファンとしてはなぜか、少し残念な気持ちになったとを覚えている。
愛称は「梶君」。元々はブルーハーツのファンで、ライブチケットのモギリなどをやっていた。その後ドラムの脱退を知り、ヒロトの自宅にしつこく電話してオーディションを受けさせてもらい、86年4月に正式メンバーとなる。モヒカンヘアーが特徴であるが、参加当初の髪型はモヒカンではなく角刈りに近いヘアスタイルであり、後期には長髪にして結っていたこともある。
梶君の8ビートが叩けるドラマーを探すのに必死だったバンドキッズは多いはず。ドラムの上手い下手は別として、あの8ビートをそもそも叩ける人がいなかったものです。
シングル-今でもあちこちで耳にする曲ばかり!
リンダリンダ / THE BLUE HEARTS / TV - YouTube
作詞・作曲 甲本ヒロト
編曲 THE BLUE HEARTS、浅田孟
編曲 THE BLUE HEARTS、浅田孟
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THE BLUE HEARTSのメジャーデビューシングル。現在でも様々なミュージシャンがカバーするTHE BLUE HEARTSの代表曲的存在。
キスしてほしい/THE BLUE HEARTS - YouTube
作詞・作曲 甲本ヒロト
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全編アニメーションで制作されたプロモーションビデオも人気のシングルソング。家庭用ゲーム機やアルコール飲料等、近年でもそのカバー曲がCMソングとして多数起用されている。
トレイントレイン - YouTube
作詞・作曲 真島昌利
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学園ドラマ『はいすくーる落書』の主題歌に起用されたこともあり、メジャーデビュー以降最高のシングルチャート(週間5位)を記録した楽曲。
ブルーハーツ / ラブレター (1988.12.31) - YouTube
作詞・作曲 甲本ヒロト
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