ジッコ(宇宙突撃艇)
楕円体型の本体の後部左右に箱型のエンジン・ナセルがあり、それに挟まれるように球形の構造物(詳細は後述)が3つ並ぶという、独特な形状をしている。機体サイズは不明だが「小型」とされる。ミサイル・フリゲートに区分されることもある。
via www.mahq.net
機首に7連装ミサイル・ランチャー、コックピット下部に機関砲4門を装備し、熱核融合ロケットによる大推力のスラスターでの一撃離脱戦法を得意とする。中型哨戒艇が原型で、一年戦争時には旧式化しており、ルウム戦役に投入された後はグラナダなどに少数が配備されているのみである。しかし同じ突撃艇に分類される連邦軍のパブリクより戦闘力は高いとされる。要塞防衛の他、艦隊攻撃の補助兵力としても投入されてい。乗員は2名。
マ・クベが指揮するソロモン救援艦隊の一部としてグラナダから複数発進し、哨戒任務に当たっている場面でのみ登場。何があったわけでもなくコメントのしようがありません。
via www.mahq.net
巡航船と名乗るだけあってサイズの割に航続距離は長く、艇体後部に六基の大型推進剤タンクを備え、サイド間や静止軌道 - 低軌道間の物資輸送を行う「スペースタグ」として開発されたが、開戦にあたり徴用され武装を施してパトロールや物資輸送に使役された。武装は艇首と左右舷側に連装機関砲塔各1基、計6門。ワイヤー牽引する形でMS他の物資を曳航輸送する。
序盤でシャアの部隊の3機のザクのうちルナツーの戦いで2機を失った時、彼のもとに乗員3名とザク3機を届けた時に登場していましたね。
via www.ccjnet.ne.jp
地球連邦軍の星一号作戦が実施された際に、来襲する連邦軍の艦隊を迎撃するジオン公国の最終兵器ソーラ・レイとして登場したのが最初である。サイド3のスペースコロニーの一つであるマハルを改装した巨大レーザー砲で、電力確保には多数の太陽電池パネルを必要とした。強力な兵器ではあったが、一度発射すると砲身の冷却に最低1週間は必要とされ、事実1発の発射で終わった。なお、テレビ版や映画版では偏向ミラーがテスト用で一度しか使えなかったとされている。
ザビ家内の血で血を洗う争いがこれの使用によく反映している象徴的な武器でしたね。最も効果的な照準をすれば連邦軍艦隊の半数を撃破できたとされているのに、ギレンにとっては父、デギンの死を優先させたため30%の被害しか与えられなかったことは、直後のア・バオア・クーの攻防戦をより不利にしているとしか思えません。このことを理由にキシリアに射殺され、ア・バオア・クーの防衛戦が崩れていったのは皆さんご承知の通りです。ただ輸送中だったソーラーシステムを破壊できたことのみはジオン公国軍にとって不幸中の幸いだったでしょう。
ソロモン(宇宙要塞)
旧サイド1宙域に位置し、宇宙世紀0079年の一年戦争時にはア・バオア・クー、グラナダと共に、ジオン公国の本国であるサイド3を守る重要拠点の一つで、ドズル・ザビ中将が司令官を務めた。
via www60.atwiki.jp
一年戦争末期、地球連邦軍の宇宙における反撃作戦の第一弾である「チェンバロ作戦」の攻略目標とされ、0079年12月24日から翌日にかけて、地球連邦軍のティアンム提督が指揮する遠征部隊とジオン軍要塞守備隊との間で一大艦隊戦が繰り広げられた。
この攻防戦もザビ家の争いの一つの末路と言えるでしょう。連邦軍のパブリクがビーム攪乱幕を張ることに成功し、連邦軍、ジオン公国軍ともにビーム兵器を封じたうえで第3艦隊の陽動作戦で時間を稼ぐことに成功した連邦軍の第2艦隊によるソーラー・システムの用意に間に合い、ドズルが気づき衛星ミサイルを発射するも間に合わずソロモンは焼かれ甚大な被害を受けてしまいます。キシリアの援軍は間に合わず(ここでも兄弟間の確執が原因となっていましたが)最終的にはドズルにソロモンの放棄を決意させましたね。残存部隊を脱出させるため単機(ビグ・ザム)で時間を稼ぎ玉砕のような最期を迎えるのには軍人としての意地と兵力の温存も含めた司令官としての行動だったのでしょう。ザビ家の中では1番まともな人間だったのではないでしょうか・・・
via www.ccjnet.ne.jp
陸戦用であるが、ジオン公国軍、地球連邦軍の双方で「艦艇」とされ、「陸上戦艦」とも形容される。地球連邦軍のビッグ・トレー同様、前線の移動司令基地として開発されている。設計段階からミノフスキー粒子散布下における有視界戦闘を考慮しており、ブリッジが上部前方に張り出している。2基の巨大なキャタピラによって移動するが、高性能エンジンを搭載しており、高速移動が可能とされる。塗装は暗緑色。
まさにジオン公国軍版ビッグ・トレーと言えるでしょう。ブリッジ後部には飛行甲板も装備されていてそうでコミュやドラゴン・フライ等のV/STOL連絡機や、回転翼機の離着艦が可能だったようです。本編中ではオデッサ作戦攻防戦で何隻か登場していますが、これといった戦闘場面もなくそれ以降の登場はありませんが、サイドストーリではかなりの活躍を見せていました。
チベ級重巡洋艦(宇宙巡洋艦)
全高 99.4m
全長 235m(異説264.4m)
全幅 113.2m
全備重量 16,000t
推進機関 熱核ロケット・エンジン×5
/熱核ロケット・エンジン3×2
武装 3連装メガ粒子砲×2(艦首/艦尾に各1基)
/3連装メガ粒子砲×4
ミサイル発射管×12(艦首)
連装大型対空機関砲×18(左右舷側に各9基)
全長 235m(異説264.4m)
全幅 113.2m
全備重量 16,000t
推進機関 熱核ロケット・エンジン×5
/熱核ロケット・エンジン3×2
武装 3連装メガ粒子砲×2(艦首/艦尾に各1基)
/3連装メガ粒子砲×4
ミサイル発射管×12(艦首)
連装大型対空機関砲×18(左右舷側に各9基)
via www.ccjnet.ne.jp
メガ粒子砲が開発されるより前から存在した化学燃料とプラズマロケット併用推進艦で、当時は実体弾を発射する3連装砲を装備していた。後にその火力と厚い装甲が評価され、一年戦争前に近代化改装を受け、突撃艇格納庫を転用してモビルスーツ (MS) 搭載能力も追加される。MS発進口は艦首にあり、艦内には短いながらMSカタパルトも装備されている。ムサイと比較すると火力とMS搭載能力に優れ、防御力や機動性にも富むため、小艦隊の旗艦として用いられることが多かった。
確かにマ・クベに追撃されていたホワイトベースが発見された時、チベ級からリック・ドム7~8機とギャンが発進していました。ガンダムをテキサスコロニーに追い込むためでしたね。巡洋艦としてはMSの搭載能力はかなりのものだと思います。
ドップ(大気圏内用戦闘機)
全高 4.6m(ランディング・ギア含む)
/3.34m
全長 9.2m/7.9m
全幅 12.1m/13.4m
全備重量 5.2t/9.46t
推進機関 化学燃料ジェット・エンジン
最高速度 マッハ3.4/マッハ2.91
武装 30mm6連装戦闘砲×2
/6連装ミサイルランチャー×2
対空ミサイル×4
/バルカン砲
/3.34m
全長 9.2m/7.9m
全幅 12.1m/13.4m
全備重量 5.2t/9.46t
推進機関 化学燃料ジェット・エンジン
最高速度 マッハ3.4/マッハ2.91
武装 30mm6連装戦闘砲×2
/6連装ミサイルランチャー×2
対空ミサイル×4
/バルカン砲
via www.ccjnet.ne.jp
地球上での試験飛行では試作1~4号機までことごとく墜落したと記録されている。確認されている最高速度はマッハ5。空力特性がきわめて悪い機体を大推力のエンジンと多数の姿勢制御バーニアで強引に飛翔させているため、運動性は高いものの航続距離は短く、運用には母艦となるガウ攻撃空母のサポートが欠かせない。