ジオン公国組織図
サイド3の動きに対して、連邦政府は経済制裁や連邦軍による示威行動で牽制しようとした。その対抗手段として、共和国は樹立時に結成された国防隊を国軍に昇格させ、軍事対立も辞さない姿勢を見せたが、その戦力は微々たるもので、実際の武力闘争はありえなかった。月の企業体やコロニーの商工業組織からの協力を得ることで、経済的に連邦政府を牽制し、各コロニーからも政治的な不干渉を取り付けた。事実、初代首相となったジオンには、連邦と抗争するつもりはなく、あくまでも外交によって共和国を承認させ、最終的には宇宙移民者全体の自治権を確立しようとしていたのである。しかし、ジオンは志半ばにして病に倒れてしまった。その後を受けて次期首相に就任したデギン=ゾド=ザビは、それまでの政策を転換し、共和国を公国制に移行させ、連邦との徹底抗戦を掲げ、ジオン公国の樹立を宣言した。
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はじめに
今回は前回の続きということで「ジオン公国軍編」を書いてみます。連邦軍に比べると種類が少し多いですがお馴染みの艦艇もかなり出てきます。お楽しみに!
ジオン公国軍編
ア・バオア・クー(宇宙要塞)
元々はルナツーやソロモンと同様、資源採掘用にアステロイド・ベルトから運ばれ、ラグランジュポイントのL2に配置された小惑星だったが、一年戦争前にジオン公国の手によってさらにもう1つの小惑星と結合され、半年後に宇宙要塞化工事が完了した。円盤状と錘状を結合させた、キノコとも開いた傘ともつかぬ独特の形状を成す。
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地球連邦軍は星一号作戦による攻略目標を本要塞とした。第一大隊の進軍中にソーラ・レイの攻撃によって全艦隊の約30パーセントを失う大損害を受け、さらに最前線の最高指揮官であるレビル将軍を失ったものの、本要塞の攻略を強行した。これにより0079年12月31日から翌日にかけ、地球連邦軍の宇宙艦隊とジオン公国総帥ギレン・ザビ、その妹キシリア・ザビ少将の指揮するジオン軍要塞守備隊との間で大規模戦闘が発生、これは両者の総力戦となり、本要塞は一年戦争最後の戦いの舞台となった。
「星1号作戦」の攻撃目標が月のグラナダではなく、ア・バオア・クーであることはジオン軍も察知していたようで、全戦力をこの要塞防衛戦に集結していました。またソーラー・レイも準備が終了しておりギレン直接指揮のもと序盤はかなり優勢に戦っていたようですね。なにもギレンを断罪するのに戦闘の最中、指揮官を殺すとはキシリアのギレン憎しの思いは普通じゃなかったのでしょう。事実ギレンを失ってから急激に戦況は苦しくなり、最後は陥落の憂き目にあってしまいました。ザビ家の血は呪われていたとしか思えませんね。
第何話ででてたのか・・・記憶にありません。確か、サイド6にシャアとララァが降りたとき乗っていたような・・・
衛星ミサイル
費用対効果に優れた急造兵器として新たに多数の衛星ミサイルが作られ、実戦投入された。
この兵器の原理は極めてシンプルなもので、宇宙空間をただよう直径30mほどの岩塊にロケットブースター数基と誘導装置を装着、目標に直撃させその質量と運動エネルギーをもって破壊するというものである。
この兵器の原理は極めてシンプルなもので、宇宙空間をただよう直径30mほどの岩塊にロケットブースター数基と誘導装置を装着、目標に直撃させその質量と運動エネルギーをもって破壊するというものである。
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ア・バオア・クーでの最終決戦を描いたテレビ版第42話にも登場。宇宙要塞ア・バオア・クーのNフィールドとSフィールド周囲(他のW・Eフィールドにも配置されていることは確認できない)に多数配置され、連邦軍宇宙艦隊の迎撃の際に使用されている。その威力は、一撃でサラミス級を轟沈させるほど強力であった。
とにかく安上がりに早く作れることから急造兵器として多数、製造、運用されたようであり、武器製造のための物資を輸送するルートが連邦軍の制宙権が確保されるようになってからは特に厳しくなっていたようで、ジオンの国力の大きさを見てもこのような兵器を使用しないわけにはいかなかったのでしょう。
ガウ攻撃空母(大気圏内用空母)
全高 72.4m
全長 62m/147.4m/50m
全幅 159.4m/50m
全備重量 980t[2]/690.4t
動力源 熱核反応炉
推進機関 熱核ジェット・エンジン×18
最高速度 マッハ0.9/マッハ4
武装 連装メガ粒子砲×3
/69センチビーム砲×4
爆弾倉(胴内)
対空機銃
全長 62m/147.4m/50m
全幅 159.4m/50m
全備重量 980t[2]/690.4t
動力源 熱核反応炉
推進機関 熱核ジェット・エンジン×18
最高速度 マッハ0.9/マッハ4
武装 連装メガ粒子砲×3
/69センチビーム砲×4
爆弾倉(胴内)
対空機銃
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ジオン公国が開発した大気圏内用大型輸送機 / 爆撃機である。ガルダ級登場までは、ガンダムシリーズ最大の航空機であった。また、熱核反応炉を搭載し、その電力により熱核ジェットエンジン18基を駆動し、ほぼ無限の航続距離がある。だが、コロニー内のシミュレーションのみで設計された機体であったため、ドップと同じく揚力だけで飛行を支えるのは不可能であり、全速航行時でも下方ジェット噴射に揚力の30パーセントを頼っていたという。
ガルマ・ザビの座乗艦としての記憶がとても強い機体ですね。長距離移動能力に乏しいモビルスーツを運用するために開発され、MSを胴体部に3機~4機、ドップ戦闘機を両翼にそれぞれ4機搭載可能であるうえ、連装メガ粒子砲を3基装備するなど空飛ぶ空母でありながら、爆撃機としての能力、武装の強力さは、一年戦争序盤における「空の帝王」という感じですね。北米での市街地への絨毯爆撃が有名だったらしく、連邦軍将兵からは「定期便」などと言われていたそうです。オデッサ作戦にも多数投入されていましたね。
ギャロップ級陸戦艇(陸上艦艇)+カーゴ
この画像全体がギャロップのように思えますが、後部のドーム状の部分はカーゴでキャンピングトレーラーです。
全高 34.3m(アンテナ含む)
全長 48m
全幅 44.7m
推進機関 熱核ジェット・エンジン×8
最高速度 232km/h
武装 メガ粒子砲×2
全高 34.3m(アンテナ含む)
全長 48m
全幅 44.7m
推進機関 熱核ジェット・エンジン×8
最高速度 232km/h
武装 メガ粒子砲×2
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機体下のホバークラフトと左右の強力な外装ポッド式ジェットエンジンにより、巨体さに似合わぬスピードで砂漠を駆け回る高速陸戦艇である。ポッド内のエンジンは4基だが、劇中でガンダムに破壊された後は予備エンジンの補給が間に合わず、やむなく双発に半減装備を強いられてはいたが、問題はなかった模様である。
カーゴは被牽引型のキャンピングトレーラー。ドームのような形状をしており、ホバークラフトによる浮上能力を持っている。しかし、推進力を得る機構を持っていないため自走能力はない。ギャロップと同色で塗装されている。内部については、劇中で描かれることがなかったため不明である。出入り口には天幕を張ることができる。ランバ・ラル隊のギャロップによって牽引されるシーンがある。
ランバ・ラル隊が地上におけるホワイトベースを追撃したときの兵器でした。脱走したアムロを探しに行ったフラウ・ボウが帰りにつけられて捕捉されてしまい戦闘になりましたね。一度はホワイトベースに取り付き白兵戦まで演じますが、ランバ・ラルが艦内でセイラ(アルテイシア)と会った時、最後に自ら命を絶つ行為に出たのはよく意味が分かりませんでした。その後ハモンがラルの敵討ちに固執した理由も後に「The Orijin」を見て初めて理解できましたが・・・
ガトル(宇宙戦闘機)
球状の脱出装置を兼ねたコクピットが上下に僅かに段差を設けて左右に並び、箱型の胴体、長円型のエンジンブロックが続く、ノズルは大2小4が配されている。胴体側面から下へ箱型の脚部が伸び、先端には着陸用と見られるスキッドと姿勢制御バーニアが配置されている。胴体からは斜め上方へ翼上のパーツが伸びており、この先端にも姿勢制御バーニアが存在する。
via ja.wikipedia.org