あぁ、ハレンチ。大信田礼子が魅せます、魅せます。ずべ公番長シリーズ!
2021年4月13日 更新

あぁ、ハレンチ。大信田礼子が魅せます、魅せます。ずべ公番長シリーズ!

ずべ公ではありますが、お色気たっぷり、大信田礼子の魅力満載です。ずべ公とはいえ、ドスは振り回すわ、マシンガンはぶっ放すわのやりたい放題。これが伝説の「ずべ公番長」シリーズ全4作です。

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第3弾 ずべ公番長・はまぐれ数え唄

第3弾は1971年3月に公開された「ずべ公番長 はまぐれ数え唄」です。「はまぐれ」というのは大信田礼子扮する主人公が横浜の生まれなんです。まぁ、「はま」ですね。でもって、ぐれたんですねぇ。それで「はまぐれ」というわけです。で、今回もバイクで暴走するわ、マシンガンはぶっ放すわとやりたい放題です。
ずべ公番長 はまぐれ数え唄

ずべ公番長 はまぐれ数え唄

企画:吉峰甲子夫、高村賢治
脚本:宮下教雄、山口和彦
監督:山口和彦
撮影:飯村雅彦
録音:小松忠之
照明:元持秀雄
美術:中村修一郎
音楽:津島利章
編集:長沢嘉樹

キャスト:大信田礼子、谷隼人、賀川雪絵、清川虹子、集三枝子、左とん平、小池朝雄、曾我廼家明蝶
【解説】
愛車は揃ってオートバイの重量車!
ニューファッションにドスを一振り呑み込んで、Z団との大勝負!人気爆発、シリーズ第3弾!
本家「不良番長」シリーズの姉妹編で製作され、今や本家を凌ぐほどの人気を得てきた「ずべ公番長」シリーズ第3弾!赤い革ジャン、赤い超ミニスカ、黒のブーツで身を固めたおリカこと大信田礼子が、横浜に帰ってパンチのきいたアクションを披露する。今回の最大の見せ場は、関東大信田礼子ハマぐれおリカ一派対関西賀川雪絵Z団一派の対立抗争だ。暴走するバイクにまたがって、マシンガン、自動小銃をぶっ放す白兵戦。雌雄を競って海浜地帯を血に染めるド派手アクションの痛快篇。
ミニスカから伸びている大信田礼子の足。でもって太もも。これなくして「ずべ公番長」はないわけですが、今回も期待通りですよォ。

「ずべ公番長 はまぐれ数え唄」(公開年月日 1971年03月09日) 予告篇

「ずべ公番長」シリーズは基本的には大信田礼子を観る映画ではあるのですが、左とん平、金子信雄、伴淳三郎といったとぼけた味のある脇役の存在感には捨てがたい魅力があります。映画ファンであれば、むしろこちらの方が楽しめるんじゃないかと思いますねぇ。

第4弾 ずべ公番長・ざんげの値打もない

「ずべ公番長 はまぐれ数え唄」の翌月に公開されたシリーズ第4弾にして最終作「ずべ公番長 ざんげの値打ちもない」。
「ざんげの値打ちもない」とは1970年10月に発売された北原ミレイのデビュー曲です。もちろんテーマ曲でもあり、映画には北原ミレイ本人も出演しています。
ずべ公番長 ざんげの値打ちもない

ずべ公番長 ざんげの値打ちもない

企画:吉峰甲子夫/高村賢治
脚本:宮下教雄/山口和彦
監督:山口和彦
撮影:仲沢半次郎
録音:長井修堂
照明:元持秀雄
美術:藤田博
音楽:津島利章
編集:長沢嘉樹

キャスト:大信田礼子、橘ますみ、賀川雪絵、北原ミレイ、左とん平、金子信雄、渡瀬恒彦、伴淳三郎
【解説】
見せ場は新宿(じゅく)のドス祭り!ずらり揃った、お馴染みやさぐれ五人集!
ご存知、北原ミレイのヒット演歌で叩き出す「ずべ公番長」シリーズ第4弾!
♪あれは二月の寒い夜、やっと十四になった頃…北原ミレイのヒット演歌にのせて、真っ赤なマキシーコートで殴り込むコスプレが大好評の「ずべ公番長」シリーズ第4弾。舞台は再び新宿。細いナイフを光らせて、ホットパンツで啖呵を切る。新宿に帰ってきたハマぐれおリカ・大信田礼子を中心に、やさぐれずべ公五人衆の怒りと悲しみを盛り場新宿に叩きつける。世話になった自動車修理工場を乗っ取る暴力団を相手に恨みと意地で大暴れ。お色気とパンチと演歌ムードたっぷりな痛快アクション。
レコードはヒットしましたからタイアップとしては上手くいったということですね。ただ、シリーズ最終作というのは多少寂しい思いがします。それでも、映画の中の大信田礼子は元気です。今作も魅力いっぱいで輝いています!

「ずべ公番長 ざんげの値打ちもない」(公開年月日 1971年04月28日) 予告篇

まさに人気絶頂。70年代前半の大信田礼子は、映画だけではなく、「プレイガール」をはじめ多くのテレビドラマにも出演していますし、1973年には歌手としても「同棲時代」を大ヒットさせています。もう一度言います。70年代前半の大信田礼子は、まさに人気絶頂。
だったのですが、大ヒットしたものの「同棲時代」がいけなかった。「同棲時代」で作曲を担当した都倉俊一と1974年に結婚し、以降は引退状態となってしまったんです。残念。美しく、もっとも輝いていた時期に大信田礼子が観られなくなるなんて。都倉俊一のヤツ、許さん!
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