海外の全パビリオンがこれに倣っていただかなくては、来場者の行く先が片寄ってしまうからだ。(例えば車イスの方は車イスに優しいパビリオンに集中する)
車イスのお客様が単に設備だけの理由で国内パビリオンの博覧で1日が終わったら“万国”の名が泣くってもんです。
とはいえ来たるべき2025年の日本が高齢者大国になっているとは知らない海外の国々が、いざパビリオンの建設を考えた途端、その費用は、想定を軽く上回るはずだと予想する。
重要事項であるが故に、そのケアをしっかりやって開催地決定会議の際には不利ととられないようにプレゼンしていただきたい。
車イスのお客様が単に設備だけの理由で国内パビリオンの博覧で1日が終わったら“万国”の名が泣くってもんです。
とはいえ来たるべき2025年の日本が高齢者大国になっているとは知らない海外の国々が、いざパビリオンの建設を考えた途端、その費用は、想定を軽く上回るはずだと予想する。
重要事項であるが故に、そのケアをしっかりやって開催地決定会議の際には不利ととられないようにプレゼンしていただきたい。
さて1970年は山を切り開いた会場内をフル活用して、様々な導線で来場者を楽しませてくれた大阪万博。
それに対して2025年は「上に上げて、下に誘導する」発想で多くのパビリオンが設計される可能性を現実的に考えて「超安く」仕上げるとすれば、“巨大な総合ビルディング形式”を採用して国別のフロアを設置し、各階(各国)を観覧して回る万博というのも悪くはないかもしれない。
それに対して2025年は「上に上げて、下に誘導する」発想で多くのパビリオンが設計される可能性を現実的に考えて「超安く」仕上げるとすれば、“巨大な総合ビルディング形式”を採用して国別のフロアを設置し、各階(各国)を観覧して回る万博というのも悪くはないかもしれない。
現実的に考えれば「万国博覧会インテリジェントビル」のなかに各階各国が出展する形の万博もそんなにバカバカしい姿ではないのだ。
当然パビリオンは万博の華なのだから全てにおいて望んでいるわけではない。ただ単に合同的なパビリオンは(小さな国など)1970年にもあったのだから案として初めてというわけではない。
しかし!我々だってわかっている!魅力的な万博は様々な形のパビリオンが林立しているべきなのだ!
誰だってパビリオンの少ない万博ってどうなんだ?と言うに決まっている。
あくまでも開催地・日本の人口に対する年齢的背景という事情があるのだから“案として有り”としておきたいのだ。
万国博覧会である以上、当然多くの諸外国に参加していただいて初めて成立する。それが独立したパビリオンであるなら、その設計思想に組み込むべき高齢者対応を、日本が諸外国にお願いして回って、了解してもらうのはかなり大変なことではある。
さらに、出来ることなら予算の少ない小さな国にも数多く参加していただいて、史上最大の参加国万博までを視野に入れていただきたいので、いかに大変であっても参加体制を整えて「世界初の人類社会の未来型万博」を実現させるというのもまた一つの型であると思うのだ。(日本のテーマがテーマなんだし)
会場全ての構成において65歳以上の来場者を想定し、高齢者対応という通常以上の予算をかけて設計しなくてはならないパビリオン。そもそも国民の1/3が65歳以上の国の万博に出展したいと思う国がどれ程あるのかがわからないだけに心配でならない。
それでも来たるべき日本を理解した上でなんとか各国に出展していただきたい!
各国共、未来型高齢者・障害者対応設計・建築のまたとないデモンストレーションになるんですから……。
だとすれば、万博開催決定会議を成功させる上ではこんなプレゼンテーションも想定されるかもしれない。
あくまでも開催地・日本の人口に対する年齢的背景という事情があるのだから“案として有り”としておきたいのだ。
万国博覧会である以上、当然多くの諸外国に参加していただいて初めて成立する。それが独立したパビリオンであるなら、その設計思想に組み込むべき高齢者対応を、日本が諸外国にお願いして回って、了解してもらうのはかなり大変なことではある。
さらに、出来ることなら予算の少ない小さな国にも数多く参加していただいて、史上最大の参加国万博までを視野に入れていただきたいので、いかに大変であっても参加体制を整えて「世界初の人類社会の未来型万博」を実現させるというのもまた一つの型であると思うのだ。(日本のテーマがテーマなんだし)
会場全ての構成において65歳以上の来場者を想定し、高齢者対応という通常以上の予算をかけて設計しなくてはならないパビリオン。そもそも国民の1/3が65歳以上の国の万博に出展したいと思う国がどれ程あるのかがわからないだけに心配でならない。
それでも来たるべき日本を理解した上でなんとか各国に出展していただきたい!
各国共、未来型高齢者・障害者対応設計・建築のまたとないデモンストレーションになるんですから……。
だとすれば、万博開催決定会議を成功させる上ではこんなプレゼンテーションも想定されるかもしれない。
「会場のパビリオンは貴国のデザインに合わせて日本が基本設計の対応をいたしますから出展していただけませんか?」と。
とにかく、大阪人(関西人)のツッコミはキビシイ。「こんなパビリオンの少ない万博は万博ちゃうで!」などと言われては大変なので多種多様なパビリオンの出展が理想的であることは念を押しておきたい。(あくまで開催地として大阪に決まれば)
次回、第4回目は「映像なんかじゃ驚かない!」予想はさらにややこしくなるよーに続く。
次回、第4回目は「映像なんかじゃ驚かない!」予想はさらにややこしくなるよーに続く。
木原浩勝氏がワシントン・ポスト誌に語った日本アニメのこと、宮崎駿監督のこと。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
2018年8月、アメリカ合衆国ワシントンD.C.にて開催されたイベント「Otakon」。その際、アメリカで著名なワシントン・ポスト誌からの取材を受けた同氏は、日本アニメや宮崎駿監督のことについて語りました。