浅黒い肌に欲情する西洋人
エマニエル夫人は性的開放をもとめて、香港から、若い娘アンナマリアと夫の3人でインドネシアのバリ島に旅行する。ゴーギャンがタヒチに魅了されてように、エマニエル夫人も浅黒い肌の男たちによるバリのケチャダンスに触発され、3人はベットに溶けていく。
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Emmanuelle 2 1975 Movie Trailer
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監督フランシス・ジャコベッティの世界
監督のフランシス・ジャコベッティは、ファッション写真やパリのナイトクラブ、プロモーション写真を撮影する写真家である。エロく美しい写真に映り込んだレトロな電話やトレンチコート、エマニエル夫人の履くブーツの皺まで素敵だ。
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『続エマニエル夫人』のロケ地
香港に赴任しているエマニエル夫人の夫で外交官のジャンが住んでいる家は、香港公園にある茶具文物館。コロニアルスタイルの建築で、1844~46年に建てられた。ギリシャ復興様式の建築物で香港最古の西洋建築であり、元はイギリス軍総司令官邸として使われていた。
現在は無料で開放され、中国茶の歴史やアンティーク茶器が展示されている。
現在は無料で開放され、中国茶の歴史やアンティーク茶器が展示されている。
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香港公園、香港茶具文物館 Flagstaff House Museum of Tea Ware
住所: 中国香港紅棉路10號
住所: 中国香港紅棉路10號
『続エマニエル夫人』の原作者はタイ人女性
映画『エマニエル夫人』、『続エマニエル夫人』の原作者のエマニュエル・アルサン(Emmanuelle Arsan)は、1932年にタイのバンコクで生まれ、映画の脚本家としても活動し、2005年に亡くなっている。
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レズビアンやパートナー以外の異性との新しい男女の愛の形を表現し、女性の意識に影響を与えた。
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原作者エマニュエルとエマニエル夫人
原作者のエマニュエル・アルサンは16歳でフランスの外交官と結婚している。タイのバンコクとフランスのパリを行き来するように暮らし、性に開放的な外交官の夫は、バンコクでオープンな男女関係を楽しんだ。彼女の小説は外交官の夫によって書かれたとも言われている。