『じゃじゃ馬ならし』(じゃじゃうまならし)は、1993年(平成5年)7月5日から9月20日まで、フジテレビ系列の全国ネットで毎週月曜21:00 ‐21:54(JST)に放送されていた日本のテレビドラマ。主演は中井貴一と観月ありさ。
人気俳優の中井貴一と当時、人気絶頂であったアイドルの観月ありさの意外な競演で、平均21.8%の高視聴率を獲得し、話題を呼んだ。他にも、ブレイク直前であった内田有紀、いしだ壱成、武田真治、本上まなみ、三井ゆりら若手が多く起用された。また、脇役陣は、珍しく悪役を演じた草刈正雄、西村雅彦といった熟練派で固められた。
• 清水直人(しみずなおと) - 武田真治
亜矢に惚れていたが夏美が現れるとしれっと乗り換える。
• みゆき - 菊池あゆみ
亜矢の取り巻き。
• 西沢さとみ(にしざわさとみ) - 三井ゆり
亜矢の取り巻き。
• 秋野りか(あきのりか) - 本上まなみ
亜矢の取り巻き。
• アンナ - 植田あつき
P's Dinnerのウェイトレス、トレイを肌身離さない。
• マスター - 高杉亘
P's Dinnerのマスター。
• 川島良介(かわしまりょうすけ) - 西村雅彦
久保田の部下。
• 金沢修二(かなざわしゅうじ) - 金田明夫
久保田の部下。顧問弁護士。
• 伊部真(いべまこと) - 長谷川初範
夏美の実父。
隆一郎はマーキュリーコーポレーションの社長の娘である北原まゆみと結婚し、社長に就任した。しかし結婚してすぐに妻のまゆみが亡くなってしまった。失意の中突然まゆみの娘だと名乗る夏美が現れ戸惑いながらも一緒に暮らしだすが、久保田の陰謀により社長の地位を奪われ、一転貧乏暮らしを余儀なくされる。
仕事を失った隆一郎は、夏美の学費のためにアルバイトをしながらなんとか頑張っていた。そんな時匿名の振り込みがあり、夏美の学費を払うことができた。そしてマーキュリーコーポレーションにも社員として戻ることができた。そして亡くなったまゆみの夢であったテーマパーク建設されるはずの土地に久保田による商業開発が進められていることを知り、阻止しようとするもののなかなかうまくいかない。
匿名で振り込みは夏美の実の父親からだった。アメリカにいた実父が夏美に会いに日本へやってきた。そんな時、隆一郎に以前から好意を寄せていた亮子の気持ちに応えようと隆一郎は亮子にプロポーズした。それを偶然聞いてしまった夏美は自分が邪魔になるのではと思い実父とアメリカで切らすことを決意したがそれを知った隆一は空港へ行き夏美を止め、改めて一緒に暮らすことに。
幼馴染の亜矢や久保田の息子である肇の力を借りて、開発を阻止することができた。そんな時友人の直人が病気で亡くなってしまう。夏美は友人の死によって自分の気持ちに素直になることを決めた。隆一郎を男性として意識し始めていたのだ。そして隆一郎に告白をした。