民放では、岩下志麻が初の「淀殿」役を好演!!
お市、淀君、千姫、3人の女性の愛憎と運命を虚実取り混ぜて描いた歴史ドラマ。各8回の3部構成で、同一の登場人物にはリレーキャストが組まれた。(画像がありませんでした!!泣)
1968年の『大奥』の好評を受けて、関西テレビ・東映で製作された『大阪城の女』
『大坂城の女』を見た人は、おそらく誰もが思うはずだけど、銀髪の(のちに金髪)淀殿を演じる木暮実千代がとにかくインパクト強烈。映画・テレビに登場する淀殿史上、最恐ではなかろうか。宇津宮雅代演じる可憐な千姫を、これでもかと苛め抜く女帝。 pic.twitter.com/5KSvuiNSUG
— 濱田研吾 (@hamabin1) September 12, 2016
1970年 関西テレビ『大坂城の女』の「淀殿」役で出演した木暮実千代
本名 和田 つま(わだ つま)
生年月日 1918年1月31日
没年月日 1990年6月13日(72歳没)
出生地 山口県下関市
職業 女優
日本人離れしたルックスとスタイルに加え、悩殺的でコケティッシュな色気もあり、純情可憐型が主流の松竹では恋敵役が多かった。
豊臣秀吉には進藤英太郎が扮し、見た目が似合わない気もするが、このお話の秀吉はほぼ悪役。
木暮実千代の淀殿は憎態ぶりが凄絶、注目は金銀サイド毛(こんなのある訳ない!!)。
『春の坂道』で極め細かいリアルに徹した演技で私を虜にした岸田今日子の「淀殿」!!
グラフNHK 春の坂道 昭和46年3月15日号[雑誌]
山岡荘八の書き下ろし小説『春の坂道』(後に『柳生宗矩』と改題)、および小説『徳川家康』を原作として杉山義法が脚色。泰平の世を築くために遠くて険しい「春の坂道」を歩んでいく剣術家・柳生但馬守宗矩の生涯を、家康・秀忠・家光の徳川三代の時代を背景に、「一紙半銭も私せず」の剣禅一如の精神とともに描いた作品。
主役の中村錦之助(後・萬屋錦之介)は、既に内田吐夢監督の『宮本武蔵』5部作で相当の殺陣を見せていた錦之助は、この作品で尾型伸之介の指導により柳生新陰流を体得している。
1971年 NHK大河ドラマ『春の坂道』の「淀殿」役で出演した岸田今日子
岸田 今日子(きしだ きょうこ)
本名 同じ
生年月日 1930年4月29日
没年月日 2006年12月17日(76歳没)
出生地 東京府豊多摩郡(現・東京都杉並区)
死没地 東京都
血液型 A型
職業 女優、声優、童話作家
テアトロン賞を受賞した『陽気な幽霊』をはじめ、数多くの舞台で多くの大役、難役をこなす実力派女優としての地位を確立した。
本名 篠田 志麻(しのだ しま)
生年月日 1941年1月3日(76歳)
出生地 東京府東京市京橋区(現・東京都中央区)
血液型 A型
職業 女優
松竹の看板女優の一人として活躍した。