「オルニック戦記」とは??
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日本でのRPG要素を持ったRTSの先駆け、『シルバーゴースト』(88年、PC88SR & X1)。本作はそのシルバーゴーストのシステムを受け継ぎ発展、さらにボリュームアップさせたものである。
ファーストクイーンは「PC-98」や「X68000」にてPCゲームとして販売されていましたが、好評のため家庭用としてSFCに移植されました。副題である「オルニック戦記」はSFC版と後々移植されるWindows版にのみ付いています。
また、SFC版のみ販売元が「カルチャーブレーン」となっており、「阿迦手観屋 夢之助」による「夢の介バージョン」的なアレンジが加えられてしまっているらしいのですが・・・・。
カルチャーブレーンに関しては面白そうな逸話がたくさんありそうなので、今度ぜひ調べてみたいですね!
また、SFC版のみ販売元が「カルチャーブレーン」となっており、「阿迦手観屋 夢之助」による「夢の介バージョン」的なアレンジが加えられてしまっているらしいのですが・・・・。
カルチャーブレーンに関しては面白そうな逸話がたくさんありそうなので、今度ぜひ調べてみたいですね!
SFC版「オルニック戦記」!
SFCに移植された事でグラフィックは美麗になり、プレイする敷居が下がりました。
そのため、ファーストクイーンの存在をこのタイトルで知った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴチャキャラ感が一層まし、部隊同士のぶつかり合いがさらにヒートアップ!
そのため、ファーストクイーンの存在をこのタイトルで知った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴチャキャラ感が一層まし、部隊同士のぶつかり合いがさらにヒートアップ!
via binto
ストーリー
戦いの発端はオルニックから始まった。
オルニック王は、すでに滅びてしまった古代ログリス王国ゴルド王の血を引くキャサリンを王妃に迎える。
野心高き彼女は年老いた王を退位させ自ら女王に即位し、ログリス全土を手に入れるため南へと侵略を開始した。
手始めに麓のリッチモンドが襲われ、住民は瞬く間に虐殺されてしまった。領主リッチモンドは命からがらカーディック城のペリーズ王の元へ逃れる。ペリーズ王には、一人娘のソフィア姫がいた。
「オルニックの目的は、このカーディックとあなた方の命です。キャサリンはログリス創世記にあるゴルド王の言葉『わが末裔唯一人となりし時、ログリスは一つとなり繁栄す』を信じています。
今ゴルド王の血を引くのはキャサリンとあなた方だけ。ただちに兵を上げ、オルニック軍の南下を阻止しなければ」
「リッチモンド伯、わしはこの通り長らく病んでおり、自らの身もままならない。わしの代わりに兵を率いてオルニック軍を打ち破ってくれ!」
こうして今、ログリス全土を巻き込むオルニックとカーディックの戦いが始まった……。
臨場感のある戦場、そのゲームシステムは?
・本作最大の特徴は「ゴチャキャラ」システム。今でこそリアルタイムストラテジー方式のゲームは珍しくないが、本作のそれはその走りとも言える、非常に斬新なシステムであった。
・まず1つの部隊は最高18名で編成され、移動や戦闘はこれを単位として行う。通常の手順では編成できない部隊も僅かにあるが、それ以外は特に制限も無く、仲間になったキャラならほぼ好きなように部隊を編成出来る。
・そして敵部隊やモンスターと戦闘になると、互いの部隊のキャラが入り乱れてリアルタイムにぶつかり合う。
・戦闘の中でコントロールするキャラは、リーダー以外でも自由に変えられる。ただしリーダーをコントロールしている状態でないとエリア間の移動は出来ない。
・味方のAIは常にコントロールキャラの救出を優先するため、コントロールキャラが一人で離れて敵に囲まれピンチになっても(余程相手が強い敵でなければ)安心。
・但し、「敵部隊と交戦中、コントロールキャラと仲間が遠くはぐれている状態」「敵部隊に仲間が囲まれた状態」でエリア移動をしてしまうと、その仲間ははぐれたり、敵に捕まったり、行方不明になってしまうというデメリットがある。その場合、エリアから最も近い「宿屋」や、敵施設の「牢屋」などを探すと再会できることが多い。
・さらに本作には前述のように、RPG的要素もある。兵は戦って経験を積み成長していく。
中には一定のレベルに達すると「武器屋」でクラスチェンジができるようになり、これまでとは違った特性・AIを身に付けるキャラも存在する。
・全体MAPは南北に細長いもので、南端にプレイヤーの居城、北端に女王の拠点がある。プレイヤーは女王打倒のため北上するのだ。
基本的にどういうルートで侵攻していくかは個人の自由。ただし、いくつかこなさなければならない必須イベントはある。
操作キャラは何処!?
本作の売りの「ゴチャキャラシステム」ですが、その名の通り戦場ではキャラが入り乱れます!
1部隊16人からなりますが、自軍と敵軍共に援軍を呼ぶ事で後半ではさらに戦場のキャラ数が増加、中々凄まじい事になります。
1部隊16人からなりますが、自軍と敵軍共に援軍を呼ぶ事で後半ではさらに戦場のキャラ数が増加、中々凄まじい事になります。
via binto
蛮勇を振るった結果・・・
迫る大軍を目の前にして、「俺が全部蹴散らしてやるぜ!」と突っ込むと直ぐに四方八方を囲まれタコ殴りにされてしまいます!こうなると逃げる事も難しく、非常に危険な状態となるので、仲間と一緒に戦う事が重要です。
via binto
死んだ仲間は生き返らない!?
戦場で死亡した仲間は、生き返りません!!
キャラクターロストとなるので、非情にも気に入ったキャラやリーダー格のキャラが死んだ場合は泣きたくなります;;
プレイされた方々は、キャラが戦死して何度もリセットした事があるのではないでしょうか。
キャラクターロストとなるので、非情にも気に入ったキャラやリーダー格のキャラが死んだ場合は泣きたくなります;;
プレイされた方々は、キャラが戦死して何度もリセットした事があるのではないでしょうか。
via binto
誰を仲間にする??
本作の特徴として、種族間の相性、国交の悪さ等から仲間にできるキャラクターが限られてしまいます。
例えば、半漁人とアマゾネスは仲が悪く、どちらかの種族しか仲間にする事ができません。
そのため、全キャラクターを使ってみたいという事になると周回プレイが必須となります。やりこみ要素も中々ある作品でした。
画像は例外で半漁人とアマゾネスの夫婦ですが・・・・(汗
例えば、半漁人とアマゾネスは仲が悪く、どちらかの種族しか仲間にする事ができません。
そのため、全キャラクターを使ってみたいという事になると周回プレイが必須となります。やりこみ要素も中々ある作品でした。
画像は例外で半漁人とアマゾネスの夫婦ですが・・・・(汗
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敵を寝返らせて仲間にする!
敵部隊のリーダーを真っ先に倒す事で、生き残って居た敵兵士を寝返らせて味方にする事ができます!
育てれば貴重な戦力となるので、寝返りを狙って行きたい所ですが、こちらの部隊メンバーに空きを作らないと寝返るキャラが入れないので、部隊数を減らしすぎて戦力で負けてしまわないよう、バランス取りが必要でした。
育てれば貴重な戦力となるので、寝返りを狙って行きたい所ですが、こちらの部隊メンバーに空きを作らないと寝返るキャラが入れないので、部隊数を減らしすぎて戦力で負けてしまわないよう、バランス取りが必要でした。
via binto
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また、ファンタジーの王道「アーサー王伝説」をモチーフとした世界観である事も共通のようです。