フリッパーズギターの誕生!
原型は、小山田圭吾(当時は「圭悟」、ボーカル、ギター)と井上由紀子(キーボード)の二人で結成したバンド「Pee Wee 60's」。この二人以外のメンバーが脱退したことを機に「ロリポップ・ソニック(Lollipop Sonic)」へ改名し引き続きライブハウスなどで活動。二人でのライブを数回、行なった後に吉田秀作(ベース)、荒川康伸(ドラムス)が加入。最後に小沢健二(ギター、サイドボーカル)が加わり、五人編成となる。当初はネオGSの枠で捉えられていた。メジャーデビューの際、「フリッパーズ・ギター」と改名した。
初めは5人体制からスタートしたんですね。
1989年、小沢が作詞を担当した全曲英詞の1stアルバム『three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった』でポリスターよりデビュー。その直後に小沢の求める音楽性の違いから荒川、井上、吉田が脱退し、小山田と小沢の2人編成となる。1990年、全曲日本語による2ndアルバム『CAMERA TALK』をリリース。
彼らが発信した新しい音楽
80年代はバンドブームが続いていましたが、フリッパーズギターのデビューと共に、音楽シーンも新しい時代へと変わっていきました。バンドブームを終わらせたのはフリッパーズギターだといわれるほど、影響を与えた存在になっています。「フリッパーズ」「パーフリ」と呼ばれ、若者を中心に人気が集まり、1stアルバムから注目されました。
via tower.jp
フリッパーズ・ギター/three cheers for our side~海へ行くつもりじゃなかった~<初回生産限定盤> - TOWER RECORDS ONLINE
¥2,571
three cheers for our side~海へ行くつもりじゃなかった~<初回生産限定盤>、フリッパーズ・ギター、CD- タワーレコード
小沢健二作詞による全曲英詞の1stアルバム!
HAPPY LIKE A HONEYBEE - ピクニックには早すぎる -(M.V.) / FLIPPER'S GUITAR - YouTube
ロッテのCM曲として使用され、初めてのタイアップ曲となりました。
via youtu.be
Flipper's Guitar - Goodbye, our pastel badges - YouTube
From the album 'THREE CHEERS FOR OUR SIDE' (1989)
via youtu.be
2ndアルバムでは前作と違い、全曲日本詞になっています。海外のミュージシャンも多く参加していて、よりPOPな曲調へと変化。渋谷系POPとして確立したアルバムではないでしょうか。第32回日本レコード大賞最優秀アルバム・ニュー・アーティスト賞を受賞し、ドラマの主題歌やCM曲でも使用されることが増えていったことで、世間にも知られるようになっていきました。
via tower.jp
フリッパーズ・ギター/カメラ・トーク<初回生産限定盤> - TOWER RECORDS ONLINE
¥2,571
カメラ・トーク<初回生産限定盤>、フリッパーズ・ギター、CD- タワーレコード
「恋とマシンガン」「カメラ!カメラ!カメラ!」などヒットシングル曲を含んだ2ndアルバム!
テレビドラマ「予備校ブギ」の主題歌や日産・マーチCM曲などにも使用されていることから、フリッパーズギターといえばこの曲が浮かべる人も多いのではないでしょうか!
via www.youtube.com
3rdシングル『CAMERA! CAMERA! CAMERA! - カメラ!カメラ!カメラ! -』 1990.9.25リリース 映像は『THE LOST PICTURES, ORIGINAL CLIPS&CM'S plus TESTAMENT TFG Televison Service』より 【Profile】 ...
via www.youtube.com
1991年、3rdアルバム『ヘッド博士の世界塔』をリリース後、程なくして突然の解散表明[1]。既にチケットの発売が開始されていたライブツアーの直前に解散したため、世間から少なからず批判を受けた[2]。その後、二人はそれぞれコーネリアス、小沢健二としてソロ活動を開始した。
フリッパーズギターとして最後になる3rdアルバム。たった3年という活動期間での解散に驚きましたよね。
via tower.jp
Flipper's Guitar - Groove Tube - YouTube
マツダ・ファミリアCM曲としても使用され、カバーされることもあるフリッパーズギターの代表曲!
via www.youtube.com
FLIPPER'S GUITAR フリッパーズ・ギター - BLUE SHININ' QUICK STAR - YouTube
91〜92年にミズノ・スキーウェアカラーケルヴィンサーモのCF曲として使用されています。
via www.youtube.com
ファッションカルチャーへの影響
オリーブは1982年〜2003年まで発売されていた女性向けファッション雑誌です。都会的な文化を発信するサブカルチャー雑誌として人気があり、オリーブのファッションやライフスタイルを参考にしている女性のことを「オリーブ少女」と呼んでいました。
音楽誌でなく、ファッション誌であるオリーブに初めて広告を出したのがフリッパーズギターであり、ファッションセンスや王子様のようなルックスに、オリーブ少女たちが夢中になっていきました。
サブカルチャー好きの男性にも大きな影響を与え、ボーダーシャツやベレー帽などのファッションを真似したり、フリッパーズギターが聴いているレコードを探し歩いたりしていたそうです!
音楽誌でなく、ファッション誌であるオリーブに初めて広告を出したのがフリッパーズギターであり、ファッションセンスや王子様のようなルックスに、オリーブ少女たちが夢中になっていきました。
サブカルチャー好きの男性にも大きな影響を与え、ボーダーシャツやベレー帽などのファッションを真似したり、フリッパーズギターが聴いているレコードを探し歩いたりしていたそうです!
via www.amazon.co.jp